釧路のキャンピングカーレンタル完全ガイド|道東で借りられる会社を実確認【2026年版】
釧路でキャンピングカーを借りようとすると、札幌や新千歳空港周辺に比べて選択肢の少なさに気づく。実際、道東エリアは大手の拠点が薄く、地元密着の小規模店が中心だ。この記事では釧路・道東でキャンピングカーを借りられる会社を実在するものだけに絞って紹介し、営業状況も一社ずつ確認した。
釧路湿原・阿寒湖・摩周湖・知床という道東の観光資源は、車中泊との相性がとても良い。宿の選択肢が少ないエリアだからこそ、寝る場所を自分で運べるキャンピングカーの強みが活きる。
釧路・道東でキャンピングカーを借りられる会社
2026年7月時点で営業状況を確認できた会社を、拠点所在地とあわせてまとめた。道東は事業者数自体が少ないため、無理に数を揃えず実在が確認できたところだけを載せている。
| 会社 | 拠点 | 特徴 |
|---|---|---|
| クシロレンタカー | たんちょう釧路空港内 | 2020年からキャンピングカー取り扱い開始。空港到着後すぐに借りられる。年末年始は休業期間あり |
| グラスホッパー | 釧路市・中標津(Casval中標津店) | コンパクト〜ファミリー向けまで5台のラインナップ。2026年7月時点で新規予約を一時停止中。再開時期は公式サイトで要確認 |
| Vantrip くしろ営業所 | 釧路市(配車対応) | 釧路空港への有料配車に対応。道内各空港(帯広・新千歳・旭川・函館等)への乗り捨てにも対応。料金は24時間25,000円〜(別途)が目安 |
グラスホッパーは車両・拠点情報は充実しているが、取材時点で新規予約を停止しているため、今すぐ借りたい場合はクシロレンタカーかVantripが確実だ。予約停止は再開されることもあるため、気になる場合は公式サイトで最新状況を確認してほしい。
釧路空港での受取・返却をスムーズにする流れ
道東は拠点数が少ない分、受取・返却の段取りを事前に決めておくと当日が楽になる。会社ごとに待ち合わせ場所や送迎の有無が違うので、フライトを決める前に確認しておきたい点をまとめた。
空港でどこに向かえばいいか
クシロレンタカーはたんちょう釧路空港1Fに店舗があるので、到着ロビーから向かえばそのままカウンターにたどり着く。空港送迎は9:00〜17:00の対応で要予約となっているため、この時間帯を外れる便で到着する場合は事前に相談しておくと安心だ。
グラスホッパーは釧路市街・中標津(Casval中標津店)が拠点で、空港内にカウンターはない。Vantripくしろ営業所も配車対応が基本なので、空港のどこで落ち合うか(到着ロビーか、駐車場か)は予約時にすり合わせておく必要がある。当日いきなり探すより、待ち合わせ場所と担当者の連絡先を予約確定時に控えておくほうが確実だ。
フライトから受取までの時間の見積もり方
受取当日は、契約書の確認・車両操作の説明・設備のチェックで30分前後かかると考えておく。冬季はさらに暖機やスタッドレスの状態確認が加わるので、到着後すぐ観光に出るのではなく、余裕を持ったスケジュールにしておくといい。送迎を使う会社の場合は、送迎車の待ち時間も含めて逆算しておくと当日慌てない。
返却時の流れと余裕の見方
返却は満タン返しが基本で、釧路空港周辺のガソリンスタンドで給油してから向かう流れになる会社が多い。車内の簡易清掃(ゴミの回収程度)を求められることもあるので、荷物をまとめるタイミングで一度車内を見直しておくとスムーズだ。
フライトの搭乗手続きに間に合わせるには、給油・清掃・返却手続きをすべて終えて空港カウンターに立つまでを逆算する必要がある。搭乗90分前を目安に手続きを終えたいなら、空港へは出発の2時間前ごろに戻るスケジュールを組んでおくと、給油や送迎待ちで多少もたついても余裕が持てる。細かい所要時間は会社によって差があるので、予約時に「返却〜空港到着までどのくらい見ておけばいいか」を確認しておくのが一番確実だ。
道東の起点として空港からもう一段先を考えるなら
釧路空港発着にこだわらないなら、選択肢はもう少し広がる。Moving Inn とかち帯広空港店は「移動型ホテル」をコンセプトにしたキャンピングカーレンタルで、帯広空港からのアクセスがよく、十勝・道東方面への旅の起点として使いやすい。車内設備の快適性を重視した車両が揃っており、道東の広い道をゆったり走りたい旅に向いている。
釧路空港と帯広空港は車で2時間弱の距離。どちらの空港に飛ぶかで借りられる会社の選択肢が変わるので、航空券を取る前に「どこで借りたいか」も一緒に考えておくと動きやすい。
釧路・道東のおすすめドライブルート
釧路湿原——タンチョウと湿原の絶景
釧路市街から車で30分ほどの釧路湿原展望台は、湿原を一望できる定番スポット。冬は雪原に佇むタンチョウの姿も見られる。
阿寒湖・摩周湖——神秘の湖を巡る
阿寒湖はマリモで知られるカルデラ湖で、温泉街も併設されている。さらに足を延ばせば「霧の摩周湖」と呼ばれる摩周湖へ。晴天率が低いことで有名だが、晴れた日の透明度は圧巻だ。道東・十勝エリアの詳しい観光情報はMoving Inn とかち帯広空港店のページでも紹介している。
美幌峠・屈斜路湖方面へ抜けるルート
阿寒湖からさらに北上すれば、美幌峠から屈斜路湖を望む雄大な景色が広がる。このエリアの詳細は美幌峠・屈斜路湖キャンピングカーガイドで紹介している。釧路湿原・阿寒湖・タンチョウを軸にしたルートは釧路・阿寒湖キャンピングカードライブガイドにも詳しくまとめている。
釧路発モデルコース——2泊3日の目安
道東は各観光地の間隔が長いため、1日に詰め込みすぎない計画が肝心だ。釧路空港発着なら、次のような2泊3日が組みやすい。
- 1日目:釧路空港でキャンピングカーを受け取り→釧路湿原展望台→道の駅 阿寒丹頂の里で車中泊
- 2日目:阿寒湖観光(マリモ・温泉街)→摩周湖第一展望台→美幌峠or屈斜路湖周辺で車中泊
- 3日目:屈斜路湖・美幌峠を散策しながら釧路空港へ戻る、または帯広方面へ抜けて十勝エリアを追加する
知床や根室まで足を伸ばす場合は、片道2時間半前後の移動が加わるため3泊4日以上を見ておくと余裕が出る。
釧路周辺の車中泊スポット
釧路周辺には車中泊を前提にした施設もある。道の駅 阿寒丹頂の里(釧路市阿寒町)は車中泊専用の駐車スペースと日帰り温泉施設「赤いベレー」を併設し、阿寒湖観光の拠点として使いやすい。道の駅 しらぬか恋問館(白糠町)は2025年5月のリニューアルでコインシャワー・コインランドリー・予約制RVパークを備えた車中泊特化型の施設になった。道の駅 スワン44ねむろ(根室市)は駐車スペースが約70台と規模が大きく、根室方面へ足を伸ばす旅にも向いている。施設ごとに車中泊可否のルールが変わることがあるため、現地の看板や案内は必ず確認してほしい。
借りる前に確認しておきたいこと
- 営業状況——道東は事業者数が少なく、予約停止や休業期間もある。出発直前ではなく計画段階で公式サイトを確認する
- 空港からのアクセス——釧路空港内で借りられるのはクシロレンタカーのみ。他社は市街地や十勝までの移動が必要
- 乗り捨ての可否——道東は移動距離が長くなりがちなので、別空港での乗り捨てができるか確認しておくと旅程が組みやすい
- 冬季対応——道東の冬は厳しい。冬に借りる場合は4WD・スタッドレスの装備を必ず確認する
よくある質問(FAQ)
釧路空港でキャンピングカーを借りられますか?
クシロレンタカーがたんちょう釧路空港1Fに店舗を構えており、到着後すぐに借りられる。年末年始は休業期間があるため、その時期の旅行は事前に確認してほしい。
釧路と帯広、どちらの空港で借りるべきですか?
釧路湿原・阿寒湖中心なら釧路空港、十勝・道東を広く回るならMoving Innのある帯広空港が動きやすい。どちらも道東周遊の起点になるので、旅程の重心で選ぶといい。
道東でキャンピングカーの乗り捨てはできますか?
Vantripなど一部の会社は道東エリア内での乗り捨てに対応している。片道ルートを考えている場合は予約時に確認すること。
冬でも釧路・道東でキャンピングカーは借りられますか?
会社によって冬季営業の有無が異なる。道東は内陸部で氷点下が続くため、4WD・スタッドレス・FFヒーターの装備を予約前に確認するのが必須だ。
グラスホッパーは今から予約できますか?
2026年7月時点で新規予約を停止している。再開時期は未定のため、公式サイトで最新の告知を確認してほしい。