2026.07.23 更新

札幌のキャンピングカーレンタル徹底比較|市内拠点・料金・車種で選ぶ【2026年版】

札幌でキャンピングカーを借りようと調べ始めると、意外なことに気づく。レンタル会社が多すぎて、どこが自分に合うのか分からないのだ。市内中心部の格安店、白石区や南区の専門店、恵庭・北広島・千歳といった近郊の大型拠点——それぞれ料金も車種も送迎条件も違う。

この記事では、札幌市内と近郊のキャンピングカーレンタル会社13社を拠点所在地つきの一覧表で比較し、目的別の選び方、札幌発のおすすめルートまでまとめた。「札幌のどこで借りられるのか」を最短で把握できるように書いている。

札幌でキャンピングカーを借りる——拠点選びで旅の快適さが決まる

札幌は北海道最大のレンタルキャンピングカー激戦区だ。人口が集中しているぶん会社の数も多く、平日1日5,000円前後の格安バンコンから、ホテル並みの内装を持つハイエンドキャブコンまで選択肢が幅広い。

ただし「札幌で借りる」と一口に言っても、拠点の場所で旅の始まり方が大きく変わる。市内の店なら地下鉄やタクシーでサッと行けるが、駐車場や車両サイズに制約があることが多い。一方、恵庭・北広島・千歳など近郊の拠点は市街地から30〜60分かかるものの、大型車両の在庫が厚く、新千歳空港送迎とセットになっていることが多い。自分の出発地(自宅か、空港か、ホテルか)から逆算して拠点を選ぶのが失敗しないコツだ。

札幌エリアのレンタル会社比較表(拠点一覧)

札幌市内・近郊でキャンピングカーを借りられる主な会社を、拠点所在地とあわせてまとめた。所在地が公式情報から特定できない会社は「要確認」としている。料金・在庫は変動するため、予約前に必ず公式サイトで最新情報を確認してほしい。

会社拠点所在地主な車種特徴
Moving Inn恵庭市キャブコン・バンコン「移動型ホテル」がコンセプト。札幌から車で約40分、新千歳空港送迎あり。ペット可車両あり。英語・繁体字予約対応
しろくまキャンピングカーレンタル札幌エリア(公式サイトで要確認)キャブコンペット同伴可、備品が豊富。※現在の営業状況が確認できないため予約前に要問い合わせ
キャンピングラボ札幌市(公式サイトで要確認)バンコン平日1日4,800円〜の格安路線。調理セットやドローンのレンタルも
TOMO CAMPERS札幌市白石区バンコン1日7,700円〜。多様な車種とレンタル品
QUUM札幌市中央区キャブコン・バンコン市内中心部の格安店。ハイエースや軽バンなど車種が多彩
BicUp札幌エリア(公式サイトで要確認)軽キャン・キャブコン北海道最安値を掲げる。冬用装備を完備し英語予約にも対応
SALMON RENTALCAR札幌・千歳エリア(公式サイトで要確認)キャブコン・バンコン車内Wi-Fi・ヒッチ装置・ペット同乗可
キャンピングレンタサービス工業札幌エリア(公式サイトで要確認)キャブコンJRVA会員。全車4WD/ATで冬に強い
NORTH WOOD CAMP札幌エリア(公式サイトで要確認)バンコンバンライフ専門。家族・ペットと泊まれる車両。※サイト更新が2022年で止まっており、予約前に営業状況の確認を推奨
TOMMY RENTACAR札幌エリア(公式サイトで要確認)キャブコン・バスコン小型キャラバンから定員9名まで。※現在の営業状況が確認できないため予約前に要問い合わせ
R230 Car Share札幌市南区バンコン・キャブコンゲストハウス併設の個人間カーシェア型
チキチキキャンピングカーレンタル恵庭市キャブコン・バンコン割引キャンペーンを頻繁に実施
IRISレンタルキャンピングカー北広島市キャブコン・バンコン予約カレンダーで空き状況を確認できるシンプル運営

表を見ると分かるとおり、拠点は大きく2グループに分かれる。札幌市内拠点(中央区・白石区・南区など)は地下鉄・バスでアクセスしやすく、市内在住者や札幌前泊の旅行者に向く。札幌近郊拠点(恵庭・北広島・千歳)は市街地から30〜60分かかるが、敷地が広いぶん大型車両やペット対応車の在庫が厚く、新千歳空港送迎とセットになっている会社が多い。飛行機で北海道入りするなら、実は近郊拠点のほうが動線がきれいなことも多い。

タイプ別のおすすめ

格安で試したい

初めてで「まず一度体験してみたい」なら、キャンピングラボ(平日4,800円〜)やTOMO CAMPERS(7,700円〜)、QUUMあたりの市内格安店が入り口になる。バンコン中心なので運転のハードルも低い。ただし繁忙期(7〜8月)は格安帯から先に埋まる。

家族で快適に過ごしたい

就寝人数が4人を超えるなら、キャブコン以上を扱う会社を選びたい。Moving Innはキャブコンとバンコンの両方を揃えており、「移動型ホテル」というだけあってどの車両も内装の快適性に振っている。家族の人数に合わせて車格を選べるのが強みだ。SALMON RENTALCARやキャンピングレンタサービス工業もキャブコンを扱っている。

ペット連れ

SALMON RENTALCAR、Moving Innがペット同伴可(またはペット可車両)を明示している。頭数・サイズ・追加清掃料の条件は会社ごとに違うため、予約前の確認は必須。

冬に借りたい

冬の北海道は4WDとスタッドレスが事実上の必須装備になる。キャンピングレンタサービス工業は全車4WD/ATを明示しており冬に強い。BicUpも冬用装備完備を掲げる。Moving Innも4WD車両を揃えており、雪道前提の旅程なら候補に入る。

Moving Innという選択肢——札幌から40分の本格拠点

比較表の先頭に置いたMoving Innについて、もう少し詳しく書いておく。拠点は恵庭市。札幌中心部から車で約40分、新千歳空港との中間に位置し、空港送迎にも対応している。「札幌で借りたい」人と「空港から直行したい」人のどちらの動線にも乗る、位置取りの良さが最大の特徴だ。

コンセプトは「移動型ホテル」。車両はバンコン中心で、内装・寝具の快適性を重視した作りになっている。英語・繁体字での予約にも対応しているため、海外から来る家族や友人と一緒に借りるケースでも手続きがスムーズだ。冬期も4WD車両で営業しており、雪道の旅にも対応できる。

札幌市内の格安店と比べると料金帯は上がるが、「車中泊に不安があるので設備の整った車がいい」「空港送迎と札幌アクセスを両立したい」という条件なら、候補の最上位に置いていい拠点だと考えている。

車種の基礎知識——バンコン・キャブコン・軽キャンの違い

比較表に出てきた車種の違いを簡単に整理しておく。バンコンはハイエースなどのバンを改造したタイプで、車体サイズが普通車に近く運転しやすい。札幌市内の狭い道や立体駐車場のない観光地でも取り回しに困らないため、初めての1台として選ばれることが多い。就寝2〜4人が目安。

キャブコンはトラックの荷台部分に居住空間を架装したタイプ。車内で立って歩ける高さがあり、キッチン・ベッド・ダイネットの独立性が高い。就寝4〜6人でファミリー向きだが、車高3m前後になるため高さ制限のある駐車場には入れない。軽キャンは軽自動車ベースで、料金が最も安く小回りが利く一方、就寝は大人2人が実質の上限。ソロや夫婦の気軽な旅向きだ。

迷ったら「就寝人数+1のゆとり」で選ぶと失敗が少ない。4人家族でバンコン就寝4人ぴったりだと、荷物の置き場に苦労する。

予約から出発までの流れ

  1. 車種と拠点を決めて予約——公式サイトのフォームか電話。繁忙期は仮押さえだけでも早めに
  2. 出発前の連絡——送迎を使う場合は集合場所と時間を確定。到着便が遅延しやすい時期は余裕を持たせる
  3. 当日の受付・説明——免許証確認、保険の説明、車両の傷チェック、設備(FFヒーター・給排水・電源)の使い方説明で30分〜1時間かかる。出発当日の予定は詰め込みすぎない
  4. 出発——最初の30分は車幅と車高の感覚をつかむ慣らし運転を。市街地を抜けるまでは焦らずに
  5. 返却——多くの会社で「満タン返し+車内清掃」が条件。返却時間に遅れると追加料金が発生するため、最終日の行程は控えめに組む

札幌発のおすすめルート3選

①積丹半島——海の絶景と海鮮(1泊2日)

札幌から小樽経由で積丹半島へ。神威岬の「積丹ブルー」と、余市・小樽での海鮮が主役のルート。走行距離が短めなので、キャンピングカー初運転の練習にもちょうどいい。

②支笏湖・洞爺湖——温泉と湖の南回り(1泊2日〜2泊3日)

札幌から支笏湖まで約1時間。透明度の高い湖畔で過ごしたあと、洞爺湖・登別温泉方面へ南下する定番ルート。日帰り温泉施設が点在しており、車中泊と温泉の組み合わせが作りやすい。

③富良野・美瑛——丘とラベンダーの内陸ルート(2泊3日)

夏なら外せない王道。札幌から富良野まで約2時間30分、美瑛の丘を巡って旭川方面へ抜ける。7月のラベンダーシーズンは宿が取りにくいエリアだけに、宿泊場所を自分で運ぶキャンピングカーの強みが最も活きる。

いずれのルートも、車中泊はRVパーク・キャンプ場・車中泊可の道の駅を使うのが基本マナーだ。札幌近郊にも車中泊対応スポットは増えており、行き先ごとの候補は当サイトのRVパーク一覧・車中泊スポット記事にまとめている。

借りる前に確認すべきこと

  • 送迎の有無と範囲——札幌駅送迎か、新千歳空港送迎か、両方か。近郊拠点を選ぶ場合はここで利便性が大きく変わる
  • 冬装備——11〜4月に借りるなら4WD・スタッドレス・FFヒーターの有無を必ず確認する
  • 保険と免責額——対物・車両の免責額、ノンオペレーションチャージの金額。キャンピングカーは車両価格が高いぶん免責も大きくなりがち
  • 走行距離制限——1日あたりの距離制限がある会社と無制限の会社がある。道東・道北まで走るなら無制限が安心
  • ペット条件——同伴可でも頭数・体重・追加清掃料の条件は会社ごとに異なる

よくある質問(FAQ)

札幌市内と近郊拠点、どちらで借りるべき?

札幌に住んでいる、または札幌に前泊するなら市内拠点が手軽だ。飛行機で到着してそのまま旅を始めるなら、新千歳空港送迎のある近郊拠点(恵庭・千歳・北広島)のほうが動線に無駄がない。

普通免許で運転できる?

この記事で紹介した会社のレンタル車両は、基本的に普通免許で運転できるサイズ(車両総重量3.5t未満・乗車定員10人以下)が中心だ。ただし大型のバスコンなどは条件が異なる場合があるため、予約時に確認してほしい。

料金の相場は?

格安帯はキャンピングラボの平日4,800円〜、TOMO CAMPERSの7,700円〜が目安。キャブコンやハイエンド車両は1泊2〜4万円台が中心になる。ハイシーズン(7〜8月・年末年始)は割増料金の会社が多い。最新料金は各社公式サイトで確認を。

冬でも借りられる?

借りられる。ただし全社が冬営業しているわけではなく、車両も4WDとは限らない。キャンピングレンタサービス工業(全車4WD/AT)、BicUp(冬装備完備)、Moving Innなど、冬対応を明示している会社から選ぶのが安全だ。

予約はいつまでにすべき?

7〜8月の夏休みシーズンは2〜3ヶ月前には埋まり始める。格安帯とペット可車両は特に早い。ゴールデンウィーク・お盆は半年前でも遅くないくらいだ。逆に4〜6月・9〜10月は直前予約でも取りやすい。

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著者情報

コンテンツ作成日: 2026-07-21 / 最終更新日: 2026-07-23

執筆・監修: 北海道キャンピングカーレンタル事務局

確認方針: 公式情報優先 / 不明値は断定しない / 変更は順次更新

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