北海道キャンピングカーレンタルの料金相場|車種・エリア・季節別まとめ【2026年版】
北海道でキャンピングカーを借りたいけれど、「実際いくらかかるのか」がなかなかわからない――そう感じる方は多いはずです。事業者によって料金の表示方法がバラバラで、免責補償料やオプションを加えると想定より高くなることもあります。
この記事では、北海道内20社以上の実際の掲載料金をもとに、車種別・エリア別の相場を整理しました。さらに、GW・夏休み・年末年始の繁忙期に料金がどう変わるか、早割や長期割引をどう活用すれば節約できるか、という実践的な情報もまとめています。予算を立てる前にざっくり読んでおくと役に立ちます。
北海道キャンピングカーレンタルの料金は車種で大きく変わる
キャンピングカーのレンタル料金は「車種(タイプ)」によって大きく異なります。北海道の事業者が扱う車種は大きく3つに分かれるため、まずここを押さえておきましょう。
軽キャンパー(軽自動車ベース)の料金相場
軽キャンパーは2人旅や初心者に人気のタイプです。車体が小さいぶん取り回しやすく、料金も3タイプの中でもっとも手ごろです。
北海道内の掲載料金を見ると、1泊(24時間)あたり7,800円〜19,800円程度が相場の目安です。事業者によって幅があり、軽キャンパーを専門に扱う店舗と、幅広い車種を揃える大型店舗では料金水準が異なります。函館の「あどVAN’S」では14,300円〜、帯広の「White Birch」では17,600円〜で借りることができます。
注意点として、軽自動車は就寝定員が1〜2名となるケースがほとんどです。家族3名以上での旅行には向きません。
バンコン(ハイエースベースなど)の料金相場
バンコンはハイエースやキャラバンなどのバンをベースにしたタイプで、普通車感覚で運転しやすく北海道では最も利用者の多いカテゴリです。
料金の幅は広く、1泊あたり12,000円〜33,000円程度です。同じバンコンでも、装備の充実度や車両のグレードによって料金が変わります。千歳エリアでは「フジカーズジャパン千歳」が12,900円〜、「Moving Inn新千歳空港店」が15,400円〜と比較的手ごろな選択肢があります。一方、「スズキレンタカー北海道/OTSレンタカー千歳」は33,000円〜とグレードの高さに応じた料金設定です。
バンコンは就寝2〜4名が目安で、カップルや小さな子どものいる家族旅行に向いています。
キャブコン(カムロード系など)の料金相場
キャブコンはトヨタ・カムロードなどのシャシーに専用の居室(キャビン)を架装した本格キャンピングカーです。常設ベッドや冷蔵庫・電子レンジ・シャワーを備えるモデルもあり、快適性は3タイプの中で最高ですが、料金も高めです。
1泊あたり16,500円〜44,000円が相場帯で、幅が非常に広くなります。装備が最小限のエントリーグレードなら20,000円台から借りられますが、大型のフル装備モデルになると1泊40,000円を超えることもあります。
就寝定員は4〜6名と多く、3〜5人のグループや家族旅行でひとりあたりのコストを抑えたいときに有利です。
エリア別の料金水準を知っておく
北海道のキャンピングカーレンタルは、新千歳空港周辺(千歳・苫小牧エリア)に事業者が集中しています。札幌・道北・函館・道東(帯広)エリアにも複数の事業者があり、それぞれ料金水準が異なります。
千歳・苫小牧エリア
新千歳空港からのアクセスがよく、北海道のキャンピングカーレンタルの中心地です。事業者数が最も多く、競争により料金も幅広い選択肢があります。
| 事業者名 | 軽キャン | バンコン | キャブコン |
|---|---|---|---|
| フジカーズジャパン千歳 | ― | 12,900円〜 | 24,900円〜 |
| GOODLUCK キャンピングカーレンタル | ― | 14,300円〜 | 16,500円〜 |
| Moving Inn 新千歳空港店 | ― | 15,400円〜 | ― |
| サンライフレンタカー | ― | 16,500円〜 | 22,000円〜 |
| FOX Camper 千歳店 | ― | 17,600円〜 | 20,900円〜 |
| 旅する車 新千歳空港BASE | 19,800円〜 | 17,600円〜 | 23,100円〜 |
| CANTAL(千歳空港SS店) | ― | 18,700円〜 | 19,800円〜 |
| 99レンタカー北海道 | ― | ― | 22,000円〜 |
| 新千歳キャンピングカーレンタルセンター | ― | ― | 26,400円〜 |
| 北海道ノマドレンタカー千歳店 | ― | 30,800円〜 | 33,000円〜 |
| スズキレンタカー/OTSレンタカー千歳 | ― | 33,000円〜 | 44,000円〜 |
※料金は24時間あたりの最安値(税込)。免責補償料は別途必要な場合があります。最新料金は各社公式サイトでご確認ください。
Moving Innは新千歳空港から無料送迎あり(約10分)で、ハイエースベースのバンコンを複数台揃えています。ペット同伴可能な車両もあるため、犬連れ旅行の候補にもなります。
札幌エリア
札幌市内および周辺(江別・恵庭・北広島など)に事業者が点在しています。新千歳空港からのアクセスは車で30〜40分程度です。
| 事業者名 | 軽キャン | バンコン | キャブコン |
|---|---|---|---|
| R230 Car Share | ― | 12,000円〜 | 22,000円〜 |
| ジャパンロードトリップ札幌店 | ― | ― | 19,800円〜 |
| Ohana(北海道レンタルキャンピングカー) | ― | ― | 16,500円〜 |
| 東和モータース販売 札幌スポット | ― | ― | 18,000円〜 |
| Shiro Journey(白い旅) | ― | ― | 18,000円〜 |
| TOMO CAMPERS(トモキャンパーズ) | ― | 22,000円〜 | ― |
| Ureska 札幌BASE | ― | 22,000円〜 | 28,600円〜 |
| キャンピングラインズ北海道 札幌BASE | ― | ― | 33,000円〜 |
道北・旭川エリア
旭川には現在2事業者が拠点を置いており、美瑛・富良野・稚内方面へ出発する拠点として機能しています。千歳エリアと比べると事業者数は少なく、料金も高めの傾向です。
| 事業者名 | 軽キャン | バンコン | キャブコン |
|---|---|---|---|
| Ureska 旭川BASE | ― | ― | 28,600円〜 |
| キャンピングラインズ北海道 旭川BASE | ― | ― | 33,000円〜 |
旭川エリアの詳細比較は旭川キャンピングカーレンタル比較記事にまとめています。
函館・道南エリア
函館エリアは軽キャンパーを扱う「あどVAN’S」が特徴的で、2人旅向けに手ごろな料金を提供しています。一方、フルキャブコンを扱う「のまどや」は1泊57,000円〜と北海道内でも最高水準の料金設定です(高級感と車内装備の充実が理由)。
| 事業者名 | 軽キャン | バンコン | キャブコン |
|---|---|---|---|
| レンタルキャンピングカー あどVAN’S | 14,300円〜 | ― | ― |
| タジマレンタルステーション 新函館北斗店 | ― | 19,800円〜 | ― |
| セレクトキャンピングカー函館 | ― | ― | 35,000円〜 |
| 函館キャンピングカーレンタル のまどや | ― | ― | 57,000円〜 |
道東・帯広エリア
十勝・帯広エリアには、帯広空港からのアクセスに対応した事業者が複数あります。道東の広大な自然を車中泊で周遊したい方にとって、この地域からの出発は移動距離を大幅に短縮できます。
| 事業者名 | 軽キャン | バンコン | キャブコン |
|---|---|---|---|
| Moving Inn とかち帯広空港店 | ― | 15,400円〜 | ― |
| White Birch オートバックス | 17,600円〜 | 25,300円〜 | ― |
| Vantrip(とかち営業所) | ― | ― | 25,000円〜 |
帯広エリアでは、Moving Inn とかち帯広空港店が帯広空港からの無料送迎に対応しており、道東・釧路・阿寒方面への旅行の起点として使いやすい選択肢です。
GW・夏休み・年末年始は料金が上がる
キャンピングカーのレンタル料金は、時期によって大きく変動します。北海道内のほぼすべての事業者が「繁忙期料金」を設定しており、オフシーズンより割高になることは事前に知っておく必要があります。
繁忙期の代表的な時期
事業者によって定義は異なりますが、おおむね次の時期が繁忙期にあたります。
- ゴールデンウィーク(4月下旬〜5月上旬):北海道は桜・チューリップのシーズンと重なり、予約が集中します。
- 夏休み・お盆期間(7月下旬〜8月末):北海道のベストシーズンであり、最も予約が取りにくい時期です。1.2〜1.5倍程度の繁忙期料金が適用される事業者も多くあります。
- 年末年始(12月下旬〜1月上旬):冬季の北海道を楽しみたい旅行者が増え、稼働率が上がる時期です。
- シルバーウィーク(9月の大型連休):年によって変動しますが、連休が長い年は予約が集中します。
繁忙期はどれだけ料金が上がるのか
具体例として、函館の「のまどや」は公式サイトで繁忙期料金を明示しており、土日祝は+10%、4月25日〜5月6日・8月1日〜7日・9月19日〜23日は+30%、7月18日〜20日・8月8日〜16日は+40%と設定されています。夏のお盆期間中に借りると、オフシーズン比で1.4倍の料金になる計算です。
明示していない事業者でも、繁忙期は料金が上がる傾向にあります。CSVに記載された「繁忙期は上がりやすい」という情報は、千歳・札幌・旭川・函館・帯広エリアの多くの事業者に共通しています。
繁忙期に予約するときの注意点
夏休み(7〜8月)の北海道は、人気のある事業者では3〜6か月前に満車になることがあります。GW・お盆・年末年始に旅行を計画している場合は、できるだけ早めに予約することが鉄則です。料金を確定させる意味でも、早期予約は有利に働きます。
免責補償料は必ず確認する
レンタル料金の比較で見落としやすいのが、免責補償料(安心パック料金)です。事故や車両への損傷が発生した際の自己負担額を軽減するオプションですが、多くの事業者では事実上の必須オプションとして設定されています。
北海道内の事業者の免責補償料は1日あたり1,100円〜5,500円程度が多く、5泊6日の旅行で5,500円〜33,000円の追加コストになります。FOX Camper(5,500円/日)やイーリスレンタルキャンピングカー(通常12,000円/日)のように、免責補償料が特に高めの設定の事業者もあります。
料金を比較するときは、「レンタル料金+免責補償料」の合計で判断することが大切です。表示料金が安く見えても、免責補償料を足すと他社と変わらないケースもあります。
早割・長期割引で料金を抑える
繁忙期でも工夫次第でコストを下げられます。多くの事業者が設けている割引制度を活用しましょう。
早割(早期予約割引)
出発の1〜3か月前までに予約すると割引が適用される「早割」は、夏シーズンに特に有効です。割引率は事業者によって異なりますが、5〜15%程度の割引になる場合があります。早割の設定は各事業者の公式サイトや予約ページで確認できます。GW・夏休みの旅行を計画している場合は、年明けから予約の問い合わせを始めるのがおすすめです。
長期割引(連泊割引)
多くの事業者が4泊以上や7泊以上の長期レンタルに対して割引を設定しています。北海道一周や道東・道北を含むルートを計画する場合、7泊前後の旅行になることが多いため、長期割引が適用されるケースは少なくありません。
たとえば「7泊以上で10%オフ」という設定があれば、7日間のレンタルで20,000円/日のキャンピングカーを借りた場合、割引なし140,000円が126,000円になります。長期旅行ほど割引の恩恵が大きくなるため、滞在日数が決まっている場合は、予約前に長期割引の有無を確認しておくと安心です。
平日出発でコストを下げる
週末・休日より平日のほうが料金が低い事業者もあります。旅程に柔軟性がある場合は、金曜貸し出し・月曜返却より、月曜貸し出し・金曜返却のほうが料金を抑えられることがあります。平日出発で北海道入りするルートも選択肢に入れてみてください。
料金だけで選ばないために知っておくこと
料金の安さだけで事業者を選ぶと、旅行中に「思っていたのと違う」という状況になりやすいです。料金以外に確認しておくべきポイントを整理します。
送迎・アクセス
新千歳空港・帯広空港から無料送迎を提供している事業者は、追加の交通費がかからず便利です。逆に送迎がない事業者では、タクシーや公共交通でアクセスする必要があり、その費用もトータルコストに含めて考える必要があります。
ペット同伴の可否
愛犬や愛猫と旅行したい場合は、ペット同伴可能な車両を持つ事業者に絞る必要があります。Moving Inn(千歳・帯広)はペット同乗可能な車両を設けており、愛犬と一緒に北海道の大自然を旅したい方に向いています。
乗り捨ての可否
新千歳空港から出発して帯広空港で返却、というような「乗り捨て」ができる事業者は限られています。旅程上、乗り捨てが必要な場合は、対応している事業者を事前に確認しましょう。
車内装備の内容
同じ「バンコン」でも、FFヒーター・冷蔵庫・サブバッテリー・シャワーの有無によって快適性は大きく変わります。特に北海道の夜間は気温が下がることが多いため、FFヒーター搭載の有無はかなり大事です。装備の詳細は各事業者の公式サイトまたは電話で聞いてみてください。
北海道キャンピングカーレンタルの全体像をつかむ
北海道でキャンピングカーをレンタルする際の料金相場をまとめると、次のとおりです。
- 軽キャンパー:7,800〜19,800円/日(2人旅・予算重視向け)
- バンコン:12,000〜33,000円/日(ファミリー・カップル向けの主流タイプ)
- キャブコン:16,500〜57,000円/日(4〜6名・快適性重視向け)
これに免責補償料(1,100〜5,500円/日)が加わるため、実際の1日あたりコストはこれより高くなります。さらに繁忙期(GW・夏休み・年末年始)は料金が上乗せされることが多いため、旅行時期によって予算が大きく変わることも頭に入れておきましょう。
早割・長期割引・平日料金を組み合わせることで、繁忙期でも料金を抑えられる余地があります。予算と旅程が決まったら、複数の事業者に問い合わせて比較することをおすすめします。
日数ごとの総費用シミュレーションはこちらでまとめています。
北海道内の事業者を車種・エリア・条件で絞り込んで比較したい方は、こちらの比較記事もあわせてご覧ください。
よくある質問
北海道でキャンピングカーを借りると1日いくらかかりますか?
車種によって異なります。軽キャンパーは7,800〜19,800円、バンコンは12,000〜33,000円、キャブコンは16,500〜57,000円が目安です。これに免責補償料(1,100〜5,500円/日)が加わります。GW・夏休み・年末年始の繁忙期はさらに高くなる場合があります。
北海道の夏(7〜8月)のキャンピングカーレンタル料金は高いですか?
多くの事業者が繁忙期料金を設定しており、オフシーズン比で10〜40%程度高くなるケースがあります。また夏は予約が集中するため、6〜8月の旅行は3〜6か月前からの早期予約が必要です。早期予約割引を設定している事業者もあるため、計画が決まったら早めに予約・問い合わせをすることをおすすめします。
長期(1週間以上)のレンタルは割引になりますか?
多くの事業者が4泊以上や7泊以上の長期レンタルに割引を設けています。北海道一周などで7泊以上を計画している場合は、長期割引の有無を各事業者に確認してください。1泊あたりのコストを下げる有効な方法のひとつです。
新千歳空港でキャンピングカーを借りられますか?
新千歳空港から無料送迎を行う事業者が複数あります。千歳エリアの事業者が多く、空港から5〜15分程度でアクセスできます。Moving Inn 新千歳空港店・FOX Camper 千歳店・フジカーズジャパン千歳などが新千歳空港への送迎に対応しています。詳細は各事業者にお問い合わせください。
安くキャンピングカーを借りるにはどうすればいいですか?
早割(早期予約割引)・長期割引・平日料金の活用が主な方法です。また繁忙期を避けてオフシーズンに旅行することで、料金を大幅に下げられます。複数の事業者に見積もりを取り、レンタル料金に免責補償料を足した「実質総額」で比較することも大切です。
ペットを連れてキャンピングカー旅はできますか?
ペット同乗可能な車両を持つ事業者は限られています。Moving Inn(千歳・帯広)はペット同伴可能な車両を用意しており、愛犬と一緒に北海道旅行を楽しめます。ペットの種類や頭数によって条件が異なるため、事前に各事業者に確認することをおすすめします。