車中泊ガイド

更新日: 2026-10-23

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北海道でキャンピングカーや車に泊まる人のために、泊まる場所の選び方、道の駅のルール、水やお風呂の探し方、季節と安全の注意をこのページに集めました。どの項目も要点だけにして、くわしい話は公式情報を確かめた記事へつないでいます。このカテゴリの記事一覧は、ページのいちばん下です。

先に要点を4つ書いておきます。

  • 泊まってよい場所は、RVパークとオートキャンプ場です。道の駅と高速道路のSA・PAは、休憩のための場所です。
  • 北海道で無料のRVパークは見つかっていません。安いところは電源なしのプランで、1泊1,000円前後からです。
  • 冬は、エンジンをかけたまま寝ないこと。暖房はFFヒーターのように、エンジンを切っても使えるものに任せます。
  • 1日の運転は200km・9時間までを目安に。泊まる場所が遠いときは、日を分けます。

このページの内容: 泊まる場所の種類 / 道の駅のルールとマナー / 水・トイレ・お風呂・電源 / 季節の注意 / 安全 / エリア別 / 出発前の準備 / よくある質問 / 記事一覧

今夜どこに泊まる?場所の種類と選び方

最初に分けておきたいのは「泊まるための場所」と「休むための場所」です。どちらに入るかで、料金も、使える設備も、守るルールも変わります。

場所泊まれるか料金の目安電源・トイレ・ゴミ
RVパーク泊まるための施設1泊1,000円前後から。2,500円の施設が最も多い電源あり(電源なしの安いプランもある)。24時間トイレとゴミ処理は認定の条件
オートキャンプ場泊まるための施設施設ごとに違う電源はサイトによる。ゴミは施設のルールで分別
道の駅運転途中の仮眠はかまわない。宿泊目的は「ご遠慮」駐車は無料電源は基本なし(有料の電源サイトがある駅も一部)。ゴミは持ち帰る
高速のSA・PA休憩の範囲で使う駐車は無料北海道のSAは4か所だけ。ゴミ箱は施設の利用者向け
コンビニ等の駐車場お店の私有地。仮眠もお店の判断しだい—ゴミは、そのお店で買った物の分だけ
出典: RVパークの料金は下の「安い順に10か所」の記事(2026-09-15確認)、SAの数は北海道のSA・PA車中泊ガイド(2026-08-24確認)、道の駅の扱いは国土交通省「道の相談室」(2026-08-19確認)。

電源を使いたい、ゴミを捨てたい、何泊かしたいならRVパーク。外でごはんを作りたい、テントも張りたいならオートキャンプ場。道の駅とPAは、眠くなったときに休む場所と考えておくと迷いません。

場所を探すときは、一覧から入るのが早いです。

道の駅で寝てもいい?ルールとマナー

国土交通省は、道の駅での運転途中の仮眠は「かまいません」、駐車場での宿泊利用は「基本的にご遠慮いただいています」と答えています(国土交通省 道の相談室、2026-08-19確認)。禁止ではなく、控えてほしいというお願いです。

北海道の道の駅128駅のうち96駅の公式サイトを確かめると、車中泊の「禁止」を書いた駅は0駅でした。宿泊目的の利用を控えるよう求める駅が1駅、車中泊向けの有料施設を案内している駅が4駅です(2026年8月確認)。駅ごとの結果は北海道の道の駅 車中泊 禁止リストにあります。

ただし、公式サイトに書いていなくても、現地に掲示がある駅はあります。着いたら、まず看板を見てください。

どこで寝るにしても、もめごとになりやすいのは次の5つです。

  • エンジンをかけたまま過ごす(音と排気ガスで周りに迷惑がかかり、冬は命にも関わる)
  • 発電機を回す
  • テーブルや椅子を外に出す、駐車場で調理する
  • 旅のゴミを施設やお店のゴミ箱に捨てる
  • 2台分の枠に停める、同じ場所に何日も停め続ける

理由まで知りたい人は道の駅で車中泊するときの8つのマナーを、ゴミの持ち方と捨て方はキャンピングカー旅のゴミ処理を読んでください。

車の中で寝ること自体を罰する法律はありません。問題になるのは、どこに、どれだけ停めるかです。路上で夜を明かすと、夜間に同じ場所へ8時間以上停めることを禁じた車庫法に触れやすくなります(日本で車中泊は違法ではない|条文と公式見解で確認)。

コンビニの駐車場はお店の私有地なので、短い仮眠でも、声をかけられたらすぐ移動します(コンビニ駐車場での車中泊マナー)。高速道路は休憩施設どうしの間が長いので、PAで休む前に北海道のSA・PA車中泊ガイドで場所を決めておくと安心です。

水・トイレ・お風呂・電源はどこで済ませる?

キャンピングカーのタンクの排水を捨て、きれいな水を入れる場所がダンプステーションです。北海道のRVパークと道の駅・キャンプ場53か所を調べた一覧では、ダンプステーションありと確認できたのが16か所、給水できるのが41か所でした(北海道のダンプステーション・給水スポット一覧、2026-07-31確認)。

使い方はダンプステーションとは、トイレの処理はキャンピングカーのトイレにまとめています。

お風呂は、日帰り温泉に寄るのが定番です。車中泊の人が使いやすい温泉は北海道で車中泊できる温泉ガイド、営業時間と料金つきの地域別の一覧は車中泊しながら入れる日帰り温泉25選で探せます。

電源は、RVパークやオートキャンプ場の外部電源(AC100V)を使います。差し込み口の形やつなぐ順番は、外部電源の使い方を読んでから行くと現地で迷いません。

季節で何が変わる?冬・夏・雨の注意

冬はエンジンを切って眠る

冬にいちばん大事なのは、エンジンをかけたまま寝ないことです。JAFが北海道旭川市で行った試験では、雪に埋もれた車でエンジンをかけ続けると、車内の一酸化炭素が16分で400ppmに達しました(JAF ユーザーテスト、2015年2月16日実施)。

一酸化炭素は色もにおいもないので、寝ていれば気づけません。暖房は、エンジンを切っても使えるFFヒーターに任せます。

冬は閉まる施設も増えます。RVパークなど61施設のうち、通年営業と公式に書いているのは38施設、冬は休業が18施設でした(RVパーク一覧の冬の営業の表)。キャンプ場は72件のうち、冬も開いているのが5件だけです(冬も開いているキャンプ場、2026-09-15確認)。

電源やトイレ、水道が冬も使えるかを施設ごとに確かめた冬に車中泊できる13施設と、峠道が冬に通れるかを調べた冬に通れなくなる北海道の道路も、出発前に見ておいてください。

夏は虫と暑さ

北海道の夏は、蚊のほかにブヨ(ブユ)に悩まされます。窓を開けて寝るなら、網戸があるかどうかで夜の過ごしやすさが変わります(車内の虫対策)。寝るときもエアコンを使いたいなら、居室用のエアコンが付いた車を選び、外部電源のある場所に泊まります(キャンピングカーのエアコン)。

雨の日は結露と換気

雨の夜は窓が結露しやすく、放っておくと寝具が湿る原因になります。換気の仕方と車内での過ごし方は雨の日の車中泊にまとめています。

安全のために決めておくこと(ヒグマ・運転時間・天気)

ヒグマは秋に特に気をつけます。北海道庁は毎年「秋のヒグマ注意特別期間」を設けていて、2026年度は9月1日から10月31日までです(北海道庁、2026-10-07確認)。食べ物とゴミは車の中にしまい、外に置いたまま寝ないでください(ヒグマの秋対策)。

運転は、1日200km・9時間までを目安にしてください。このサイトが旅程を組むときの上限で、観光や休憩を入れると200kmでも長めの1日になります。泊まる場所が遠くて超えそうな日は、日を分けます(北海道一周は何日かかる?)。

天気と道路は、出発の前日と当日の朝に見ます。予報と警報は気象庁、通行止めは国土交通省の道路情報提供システムと北の道ナビで確かめられます。雨・強風・濃霧・大雪の日のやり過ごし方は北海道の悪天候対策にあります。

行き先の近くで泊まれる場所は?エリア別の記事

町ごとに「どこなら泊まれるか」を公式情報で確かめた記事です。行き先が決まっているなら、ここから選んでください。

エリア記事と、分かること
札幌札幌のRVパーク: 市内のRVパークは3か所。料金・温泉・予約方法
小樽小樽のRVパーク: 市内の認定施設は0件。いちばん近いのは赤井川村の1区画
洞爺湖洞爺湖で車中泊できる場所: 湖畔のキャンプ場3・近くのRVパーク3・通年の湯YOUパーク
登別登別温泉をキャンピングカーで: 地獄谷と日帰り湯めぐり、泊まる場所
苫小牧苫小牧のRVパーク: 糸井の森の1か所と、満車のときの近くの4施設
函館函館で車中泊できる10か所: 冬に閉まるのは1か所。函館駅からの距離つき
道南函館・道南の車中泊ガイド: 道南のRVパークと道の駅 / 木古内・松前・江差の道の駅: 6駅の公式の記載と24時間トイレ
帯広・十勝帯広のRVパーク: 市内は0件、十勝の認定施設は4か所 / 帯広・十勝で車中泊できる場所と冬の使い方: とかち帯広空港から何分か
釧路・根室釧路・根室のRVパーク: 認定施設4か所と、道の駅で泊まれるか
知床・斜里道の駅しゃり・うとろシリエトク: 公式に確かめた結果と、知床・斜里で泊まれる場所
道北道北のRVパーク: 名寄と和寒の2か所。冬に使えるのは1か所
稚内稚内のRVパーク: 宗谷地方の認定施設は0件。冬に開いている施設
スキー場(冬)大型スキーリゾート6か所の近くで車中泊: RVパークなど9施設の冬の営業
それぞれの確認日は、リンク先の記事に書いています。

出発前にそろえておくもの

持ち物はキャンピングカー旅の持ち物チェックリストにまとまっています。必需品とあると便利なものを分けて見たいときは、北海道版の持ち物リストが使えます。出かける前に、ここだけは確かめておいてください。

  • 泊まる場所を先に決める。RVパークとキャンプ場は予約する
  • 冬は、借りる車にFFヒーターが付いているか、エンジンを切って動くかを予約の前に聞く(冬に暖かく眠るために確認すること)
  • 夏は網戸と虫よけを用意する
  • においの漏れにくいゴミ袋を多めに積む
  • 高速道路に乗る前に給油する(道内の高速は給油できる場所が少ない)
  • 前日と当日の朝に、天気と通行止めを見る

車をまだ決めていないなら車中泊に向いている車の選び方を、冬に借りるなら冬も借りられるレンタル会社を先に見ておくと決めやすくなります。

よくある質問(FAQ)

北海道の道の駅で車中泊してもいいですか?

運転途中の仮眠はかまいませんが、宿泊目的の利用は国土交通省が「基本的にご遠慮いただいています」としています。公式サイトに「禁止」と書いた駅は、確かめた96駅で0駅でした。ゆっくり泊まるなら、RVパークかオートキャンプ場を選んでください。

無料で泊まれるRVパークはありますか?

確認できた北海道の認定RVパーク45〜46施設で、無料は0件でした。安いのは電源なしのプランを選べる施設で、1泊1,000円前後からあります。

冬でも車中泊できますか?

できますが、泊まれる場所は減ります。通年営業と公式に書いているRVパークなどは38施設、冬も開いているキャンプ場は72件中5件です。エンジンをかけたまま寝ると一酸化炭素中毒の危険があるので、FFヒーター付きの車を選んでください。

ダンプステーションはどこにありますか?

多くはRVパークの中にあります。北海道の53か所を調べた一覧では、ダンプステーションありと確認できたのが16か所でした。何を捨てられるかは施設ごとに違うので、使う前に施設に確かめてください。

1日にどれくらい走る計画にすればいいですか?

このサイトでは、1日200km・9時間までを上限の目安にしています。観光や休憩を入れると、200kmでも長めの1日です。泊まる場所が遠いときは無理をせず、日を分けてください。

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このカテゴリの記事を、新しい順に並べています。町ごとのRVパークと、冬に泊まれる場所を調べた記事が中心です。