登別温泉キャンピングカーガイド|地獄谷・クマ牧場と日帰り湯めぐり車中泊【2026年版】
登別温泉は、札幌からキャンピングカーで日帰りできる距離にありながら、地獄谷やクマ牧場、温泉街の湯めぐりまで一日でまとめて楽しめる場所です。この記事では、登別温泉の見どころと料金、道央エリアからのアクセス、そして車中泊できる駐車場や周辺スポットを、実際の公式情報をもとにまとめました。
キャンピングカーで来る一番の利点は、宿の到着時間やチェックアウトを気にしなくていいことです。地獄谷を歩く時間、クマ牧場に上がる時間、入浴の時間を、その日の天気や混み具合を見ながら自分で組み替えられます。宿泊予約のように前もって細かく決め込まなくても、現地で動きながら1日の使い方を調整できるのが、登別のように見どころが密集したエリアでは特に活きてきます。
登別温泉までの距離感、まず押さえておく
札幌から登別温泉までは約155キロ。道央自動車道を使えば1時間30分ほどで着きます。北郷ICから乗って登別東ICで降り、そこから温泉街まではさらに10分ほどです(NAVITIME調べ、2026年7月確認)。一般道の国道230号・中山峠経由だと2時間50分前後かかるので、キャンピングカーで日帰りするなら高速利用が現実的です。
新千歳空港からも道央自動車道を使えば1時間半程度で着く距離感なので、空港でキャンピングカーを借りてそのまま登別へ向かうプランも組みやすいです。
新千歳空港発 2026年6月〜 新登場
キャブコン「クレソンジャーニー」をレンタルする
新千歳空港を拠点に、北海道全域をキャンピングカーで旅できます。登別温泉への日帰り・宿泊どちらにも対応します。
Moving Inn で詳細を見る →地獄谷は駐車場が2カ所、支払いは1回でいい
登別温泉のシンボルといえる地獄谷は、直径約450メートルの爆裂火口跡です。硫黄の匂いと立ち上る噴気、赤茶けた岩肌が独特の迫力で、遊歩道は温泉街から歩いてすぐの位置にあります。
駐車場は「地獄谷駐車場」と少し奥にある「大湯沼駐車場」の2カ所に分かれていて、どちらも有料500円です。ただし一度支払えば当日中はもう一方も含めて再入場できます。料金がかかるのは午前8時から午後5時(夏は5時30分)ごろまでで、それ以外の時間は無料開放されます(2026年7月確認)。冬期は大湯沼駐車場が閉鎖されるので、11月下旬から4月下旬にかけては地獄谷駐車場のみの利用になります。
大湯沼まで足を延ばすと、沼から流れ出る川の一部がちょうどいい湯温になっている「大湯沼川天然足湯」があります。地獄谷から徒歩20分ほどの散策路なので、足湯用のタオルを積んでおくと現地で困りません。
クマ牧場はロープウェイ込みの料金、営業時間は季節で変わる
のぼりべつクマ牧場は温泉街から見上げる四方嶺の山頂にあり、入園には麓のロープウェイ乗り場からゴンドラで上る必要があります。料金はロープウェイ往復込みで大人3,200円、小人1,600円。営業時間は4月21日〜10月20日が9:00〜17:00、10月21日〜4月20日が9:30〜16:30です(2026年7月時点、公式情報より)。施設保守のための臨時休園期間が設定される年もあるので、訪問前に公式サイトで最新の営業日を確認しておくと安心です。
山頂からは登別の街並みとクッタラ湖方面の展望が広がり、ヒグマの生態展示のほか、アイヌ文化に関する展示施設も併設されています。地獄谷の散策とセットで半日から1日のプランにするのが定番です。
日帰り入浴でハシゴ湯、料金は施設によって差がある
登別温泉は泉質が9種類あるといわれる湯量豊富な温泉地で、宿泊しなくても日帰り入浴で楽しめる旅館が複数あります。代表格の第一滝本館は、通常料金が大人2,250円、小人1,100円。16時から18時は「夕割料金」になり大人1,700円、小人825円まで下がります。受付は9時から18時まで、最終退館は21時です(2026年7月確認)。バスタオル・フェイスタオル・シャンプー類のアメニティ利用料もこの料金に含まれています。
キャンピングカーで来ると車内にお風呂がない分、こうした日帰り入浴施設の存在がありがたくなります。1泊2日の車中泊旅なら、初日の夕方に夕割時間を狙って入浴し、そのまま車中泊、翌朝は地獄谷を散策してから次の目的地へ、という流れが組みやすいです。各旅館ごとに料金・営業時間・定休日が異なるので、訪問日が近づいたら公式サイトか電話で確認してください。

車中泊するなら、駐車場選びで印象がだいぶ変わる
登別温泉街の中心部には道の駅がなく、車中泊向けの駐車場としてよく名前が挙がるのが「桜ざか駐車公園」です。登別市中登別町にある無料駐車場で、24時間使える水洗トイレ(多目的トイレのみ洋式)を備えています。駐車スペースは10台ほどとそれほど広くありませんが、地面がほぼフラットで出入りもしやすく、車中泊禁止の表示は見当たりません(2026年7月時点の現地情報より)。ただし小規模な公園なので、繁忙期は満車になる可能性も考えて、早めの到着か周辺の候補もあわせて調べておくと安心です。
もう少し足を延ばすなら、車で20〜30分ほどの室蘭方面に「道の駅 みたら室蘭」があります。国道37号沿い、道央自動車道室蘭ICから10分ほどの立地で、白鳥大橋を望む展望と休憩設備が整っています。登別温泉だけで完結させず、室蘭の工場夜景や地球岬まで足を延ばす道央周遊ルートに組み込みやすい道の駅です。
道の駅は道路管理者が設けた休憩施設で、車中泊を前提にした場所ではありません。あくまで長距離運転の合間の休憩として利用し、長時間の滞在や複数泊にわたる連泊は避けてください。桜ざか駐車公園と道の駅、どちらを使う場合も、周辺の住宅や他の利用者への配慮を忘れずに。
車中泊は施設の休憩スペースを借りる形になるので、ゴミは必ず持ち帰り、エンジンをかけっぱなしにしない、夜間の会話や物音を控えるといった最低限のマナーは徹底してください。トイレ休憩を含めて短時間だけ使う「仮眠」の感覚を忘れないことが、こうした駐車場が今後も使い続けられるかどうかにつながります。

共同浴場「夢元さぎり湯」なら、もっと気軽に温泉街を回れる
旅館の日帰り入浴が少し敷居高く感じるなら、温泉街の入口にある共同浴場「夢元さぎり湯」が候補になります。登別温泉で唯一の共同浴場で、源泉100%かけ流しの湯船を複数備えながら、旅館の日帰り入浴より低価格で入れるのが魅力です。営業時間や料金は情報源によって多少差があるため、訪問前に公式サイトか電話(0143-84-2050)で当日の料金を確認しておくと安心です。地元の人も通う場所なので、観光客向けの旅館とはまた違う空気で登別の湯を楽しめます。
キャンピングカーで温泉街の中心部まで乗り入れる場合は、道幅が狭い区間や車高制限のある駐車場もあるので注意してください。2025年12月には温泉街に新しい「登別温泉駐車場」がオープンしました。ゲートバーやロック板のないカメラ認証式で、通常期は1日500円です(2026年7月確認)。車高のある車両で向かうときは、事前に駐車場の入口高さを調べておくとスムーズです。地獄谷駐車場からなら温泉街まで歩いて行ける距離なので、大きい車はそちらに置いて徒歩で回るのも一つの手です。
季節で表情が変わる、訪れるタイミングの選び方
登別温泉は一年を通して楽しめますが、季節ごとに見え方が変わります。夏は地獄谷の噴気と青空のコントラストがくっきりして、大湯沼川天然足湯も水量が安定していて歩きやすい時期です。秋は温泉街を囲む山の紅葉が見ごろになり、地獄谷の遊歩道からの眺めも色づきます。冬は大湯沼駐車場が閉鎖されるため地獄谷駐車場からのアクセスのみになりますが、雪景色と噴気が重なる眺めは冬ならではです。春は残雪と新緑が混ざる時期で、クマ牧場の施設保守による臨時休園が入ることがあるので、4月に訪れる予定があるなら公式サイトで休園期間を確認しておいてください。
登別マリンパークニクスも組み合わせやすい
子ども連れなら、登別温泉から車で10分ほどの登別マリンパークニクスも候補になります。ヨーロッパの古城のような外観の水族館で、駐車場は普通車750台分と広め、料金は500円です。営業時間は8:30から最終出庫17:30までなので、地獄谷やクマ牧場と合わせて1日で回るなら午前中に立ち寄っておくと動きやすくなります(2026年7月確認)。

1泊2日のモデルコースを組んでみる
札幌発のキャンピングカー旅なら、初日は道央自動車道で登別東ICへ向かい、午前中にクマ牧場、午後に地獄谷と大湯沼川天然足湯を歩き、夕方に日帰り入浴で汗を流してから桜ざか駐車公園で車中泊、というのが無理のない流れです。2日目は登別マリンパークニクスに寄って、室蘭方面や洞爺湖方面へ抜けるルートを組むと、道央エリアをまとめて周遊できます。
逆に新千歳空港発なら、初日を室蘭・登別、2日目以降を洞爺湖やニセコにつなげる西回りルートも組みやすい位置関係です。キャンピングカーなら宿の予約を気にせず、その日の気分で滞在時間を延ばせるのが強みなので、地獄谷の散策時間や入浴時間は現地で天気を見ながら調整するといいでしょう。
雨の日は地獄谷の遊歩道が滑りやすくなるので、無理に足湯まで進まず温泉街の入浴とクマ牧場の屋内展示を中心に組み替える手もあります。逆に晴れた日は、大湯沼川天然足湯まで足を延ばして、車に積んでおいたタオルでさっと汗を流してから次の場所へ移動する、という身軽な動き方がキャンピングカー旅らしいところです。
新千歳空港発 2026年6月〜 新登場
キャブコン「クレソンジャーニー」をレンタルする
登別・室蘭・洞爺湖をつなぐ道央周遊も、キャンピングカーなら宿の予約なしで動けます。
Moving Inn で詳細を見る →第一滝本館以外にも、日帰り入浴を受け入れている旅館がある
登別温泉には第一滝本館以外にも、名湯の宿パークホテル雅亭をはじめ複数の旅館があり、日帰り入浴を受け入れているところが少なくありません。ただし料金や受付時間、休止日は旅館ごとに違い、時期によって変わることもあります。この記事では確認できた第一滝本館の料金だけを紹介していますが、他の旅館を回りたい場合は、訪問前に各旅館の公式サイトか電話で日帰り入浴の可否と料金を確認してください。1軒ごとに泉質や湯船の雰囲気が違うので、時間が取れるなら2〜3軒をハシゴして比べてみるのもおすすめです。
混雑を避けたいなら、動く時間帯を早めにずらす
地獄谷とクマ牧場は、いずれも観光バスが到着する午前10時から午後2時ごろにかけて人が集まりやすくなります。キャンピングカーなら宿の朝食時間に縛られないので、開場直後の時間帯に地獄谷を歩き、混み始める前にクマ牧場のロープウェイに乗ってしまうと、写真も撮りやすく待ち時間も少なく済みます。逆に日帰り入浴は夕方以降が空いてくることが多いので、観光を昼間に済ませて入浴を夕割の時間帯に回すと、1日の中でうまく分散できます。
キャンピングカーで行くなら、これだけ積んでおくと楽になる
登別は硫黄の匂いが服につきやすいエリアです。地獄谷を歩いた後にそのまま車内で過ごすなら、上着を1枚多めに用意して、車外で脱いでから乗り込むようにすると匂いが車内にこもりにくくなります。日帰り入浴や共同浴場をハシゴする予定があるなら、バスタオルは施設側で借りられる場合が多いものの、フェイスタオルや洗面用品を自分で持っていくと待ち時間なく入れます。
桜ざか駐車公園や道の駅で車中泊する場合は、夜間の気温が思った以上に下がることがあります。夏でも夜は肌寒くなる日があるので、薄手の毛布を1枚多く積んでおくと安心です。翌朝の給水は、道の駅や近隣のコンビニで済ませておくと動きが早くなります。
登別は温泉街の道が細い区間もあるため、大型のキャブコンで走る場合は、事前にカーナビだけでなく地図アプリの実際の道幅も見ておくと安心です。地獄谷駐車場やマリンパークニクスの駐車場のように大型車でも入りやすい場所を拠点にして、温泉街の細い道は徒歩で回るという分け方が無難です。
よくある質問(FAQ)
登別温泉の駐車場は無料ですか
地獄谷の駐車場は営業時間内(8時〜17時ごろ)は有料500円です。夜間・早朝は無料開放されます。クマ牧場やマリンパークニクスの駐車場も別途料金がかかるので、施設ごとに確認してください。
登別温泉で車中泊はできますか
温泉街の中に公式な車中泊専用スペースはありませんが、少し離れた「桜ざか駐車公園」が無料駐車場・24時間トイレ付きで、車中泊の実績がある場所として知られています。マナーを守った利用が前提になるので、ゴミの持ち帰りと静かな滞在を心がけてください。
札幌から登別温泉まで車でどれくらいかかりますか
道央自動車道を使うと約1時間30分、一般道だと2時間50分前後です。新千歳空港からも道央自動車道経由で1時間半ほどの距離感なので、空港発でも日帰りしやすいエリアです。
地獄谷とクマ牧場、両方回るとどれくらい時間がかかりますか
地獄谷は遊歩道の散策で1時間前後、大湯沼川天然足湯まで往復すると1時間半ほど見ておくといいでしょう。クマ牧場はロープウェイの待ち時間を含めて1〜2時間が目安です。両方回るなら半日、日帰り入浴まで含めるなら1日がかりのプランになります。
登別温泉街に大型のキャンピングカーで乗り入れても大丈夫ですか
温泉街の中心部は道が細い区間や車高制限のある駐車場があるため、キャブコンなど大きめの車両では注意が必要です。地獄谷駐車場や登別マリンパークニクスの駐車場のように広めの場所に停めて、温泉街の細い道は徒歩で回ると気を使わずに済みます。2025年12月にオープンした登別温泉駐車場も選択肢のひとつです。
登別温泉と一緒に回りやすい観光地はどこですか
車で20〜30分ほどの室蘭には道の駅みたら室蘭や地球岬、工場夜景があり、道央自動車道でつながっているので洞爺湖やニセコ方面への周遊も組みやすいです。札幌方面から来る場合は、初日に登別、2日目以降に室蘭や洞爺湖へ進む1泊2日以上のプランが無理のない組み方です。