2026.10.08 更新

北海道の大型スキーリゾート6か所、冬に近くで車中泊できるのはどこ?RVパーク等9施設の冬季営業を1件ずつ確認【2026年版】

スキーシーズンの北海道は、ゲレンデのそばのホテルから先に埋まります。ニセコやルスツを調べて「空きが無い」「一泊の値段が想像と違う」で止まった人が、次に考えるのがキャンピングカーです。ただし冬は事情が変わります。夏に泊まれた場所が、冬は閉まっているからです。

そこで、北海道の大型スキーリゾート6か所について、近くにあるRVパークなど9施設の冬季営業を1件ずつ公式情報で確認しました(2026-09-08および2026-09-14確認)。距離はリゾートからの直線距離、空港からの所要時間はOSRMによる実測値です。結果は「近くに1か所ある」リゾートと、「冬はまったく無い」リゾートに、はっきり分かれました。

なお、スキー場の駐車場で車中泊してよいかの見極め方、FFヒーターや凍結対策といった冬の装備の話は北海道スキー場×キャンピングカー車中泊ガイドにまとめてあります。この記事は「どこに泊まれるか」だけを扱います。

札幌旭川室蘭帯広北見留萌赤平三笠深川登別北広島新篠津黒松内蘭越真狩倶知安共和泊村神恵内積丹由仁新十津川妹背牛北竜鷹栖当麻愛別上川南富良野占冠和寒増毛小平訓子府置戸佐呂間遠軽豊浦壮瞥白老安平日高平取新冠浦河新ひだか上士幌清水中札内大樹広尾足寄陸別✈ 新千歳空港✈ とかち帯広空港✈ 旭川空港RVパーク倶知安、ペンション ロコモーション2ルスツリゾートRVパーク雪月花廊inきもべつキロロリゾート、RVパークライト AKAIGAWA TOMO PLAYPARK2農村公園フルーツパークにき富良野スキー場スパ&ホテルリゾートふらのラテールRVパーク 十勝ワッカの森サホロリゾートRVパーク 十勝まきばの家くるま旅パーク RIJIN HILLS BASE星野リゾート トマム倶知安 ほか1キロロリゾート ほか1農村公園フルーツパークにき富良野スキー場スパ&ホテルリゾートふらのラテール十勝ワッカの森サホロリゾート十勝まきばの家
RVパーク 9スキー場 5空港高速道路

地図の点を押すと、ここに名前が出ます。

地図の点を押すと、名前と記事内の説明へのリンクが出ます。位置を確かめられていない1か所は地図に置いていません。点の位置は、施設の住所や公式に示された場所から求めています。町名の位置は国土数値情報、湖と高速道路はOpenStreetMapのデータです。

結論|冬に近くで泊まれるリゾートと、泊まれないリゾート

リゾート最寄りの停泊地直線距離冬季営業料金電源
ニセコアンヌプリRVパーク倶知安7km営業(確認済)2,750円17区画すべてにあり
ニセコアンヌプリくるま旅パーク ペンション ロコモーション7km通年冬季スキーシーズン 3,000円(会員)/4,000円(一般)+除雪費1,000円1,000円/泊(15Aまで)
ルスツリゾートRVパーク雪月花廊inきもべつ5km記載なし1,800円有料500円
ルスツリゾートRVパーク倶知安23km営業(確認済)2,750円17区画すべてにあり
キロロリゾートRVパークライト AKAIGAWA TOMO PLAYPARK11km冬季休業(11月上旬〜4月30日)3,800円—
キロロリゾート農村公園フルーツパークにき17km冬季休業2,500円—
富良野スキー場湯YOUパーク スパ&ホテルリゾートふらのラテール19km通年公式に記載なしなし(発電機は使用可)
星野リゾートトマムRVパーク 十勝ワッカの森24km営業(確認済)3,000円あり。トイレは通年暖房
サホロリゾートRVパーク 十勝ワッカの森10km営業(確認済)3,000円あり。トイレは通年暖房
サホロリゾートRVパーク 十勝まきばの家46km冬季(11月〜2月末)はRVパークのみ営業3,000円1区画500Wまで無料

料金は2026-09-02時点、冬季営業は2026-09-08および2026-09-14時点で各施設の公式情報またはくるま旅公式の施設ページで確認したものです。「記載なし」は、公式ページはあるが冬季の営業について何も書かれていない状態を指します。休業という意味ではありません。

キロロだけは冬に近くで泊まれるRVパークが無い(2施設とも冬季休業)

表のなかでキロロリゾートだけが例外でした。11kmのAKAIGAWA TOMO PLAYPARKは「冬季休業(11月上旬〜4月30日)」、17kmの農村公園フルーツパークにきも冬季休業です。つまりスキーシーズンと休業期間がそのまま重なっていて、シーズン中に近くで泊まれるRVパークがありません。

次に近いのは石狩市の施設で直線29km、しかもこちらは冬季営業を確認できていません。現実的には小樽市内か札幌市内まで下りることになります。札幌市内のRVパークは3か所しかなく、料金と予約方法は札幌のRVパーク一覧にまとめてあります。小樽については小樽のRVパークはどこにある?のとおり市内に認定施設がなく、最寄りは赤井川村の1区画=上記のAKAIGAWA TOMOなので、冬はこの選択肢も消えます。

キロロで滑るなら、車中泊は札幌まで下りる前提で行程を組むか、素直に宿を取るかの二択になります。

リゾート別に見る

ニセコアンヌプリ|冬の選択肢が2つある唯一のエリア

新千歳空港から車で2時間・128.2km。50km圏内に他のスキー場が10か所あり、雪や風でコースが閉まった日に移動しやすいエリアです。

停泊地は直線7kmのRVパーク倶知安と、同じく7kmのくるま旅パーク ペンション ロコモーション。ロコモーションの公式ページには「冬季スキーシーズン」専用の料金と除雪費の記載があり、冬に受け入れている裏付けになっています。除雪費は滞在中1,000円です。倶知安のほうは17区画すべてに電源があり、冬季営業も確認済みです。

エリアの回り方はニセコキャンピングカードライブガイドにあります。

ルスツリゾート|5kmの1件は冬の記載がない

新千歳空港から車で1時間18分・98.0km。今回の6か所でいちばん空港に近く、50km圏内の他のスキー場も13か所と最多です。

停泊地の候補は直線5kmのRVパーク雪月花廊inきもべつ。1,800円と今回いちばん安いのですが、公式にもくるま旅の施設ページにも、冬季の営業について書かれていませんでした(2026-09-14確認)。同じ施設のライダーハウス区分には「5月〜10月末」という記載がありますが、これはRVパークとは別の区分なので、そのまま当てはめることはできません。行くなら電話で確認してからにしてください。

確実さを取るなら直線23kmのRVパーク倶知安です。ルスツからニセコアンヌプリまでは車で43分・30.5km(OSRM実測)なので、倶知安に停めて両方を滑るという組み方もできます。

キロロリゾート|冬は近くに無い

新千歳空港から車で1時間35分・107.8km。50km圏内の他のスキー場は13か所と多く、雪を追いやすい立地です。ただし前述のとおり、冬に近くで泊まれるRVパークがありません。

なお敷地内のクラブメッド・キロロ グランドは、クラブメッド公式の開業時プレスリリースで266室と公表されています(2023年12月開業)。今回調べたなかで、公式に客室数が確認できた数少ないホテルのひとつです。

富良野スキー場|19kmに通年営業の温泉施設

新千歳空港から車で1時間49分・130.7km、とかち帯広空港からは1時間56分。50km圏内の他のスキー場は6か所です。

直線19kmの湯YOUパーク「スパ&ホテルリゾートふらのラテール」が通年営業。ホテルの入浴施設に併設された区分で、電源はありませんが発電機の使用が認められています(時間指定なし)。料金は公式に記載がなかったため、予約時に確認してください。

直線23kmのくるま旅パーク RIJIN HILLS BASEは営業期間が「2026年5月22日〜10月26日(予定)」で、スキーシーズンは期間外です。エリアの回り方は富良野・美瑛キャンピングカードライブガイドにあります。

星野リゾートトマム|24kmの1件が冬も開いている

新千歳空港から車で1時間59分・102.5km、とかち帯広空港からは1時間58分と、両空港からほぼ等距離です。50km圏内の他のスキー場は3か所と少なく、ここは「トマムで滑りきる」前提の立地になります。

停泊地は直線24kmのRVパーク 十勝ワッカの森(清水町)。冬季営業を確認済みで、電源があり、トイレは通年暖房、水は地下水という冬向きの条件がそろっています。

トマムのホテルは今回唯一、公式に総客室数が確認できました。ザ・タワーが535室、リゾナーレトマムが200室です(いずれも星野リゾート公式)。

サホロリゾート|とかち帯広空港から56分

とかち帯広空港から車で56分・新千歳空港から2時間5分。今回の6か所で唯一、新千歳より帯広のほうがはるかに近いリゾートです。50km圏内の他のスキー場は3か所。

直線10kmにRVパーク 十勝ワッカの森があり、トマムと同じ条件で使えます。直線46kmのRVパーク 十勝まきばの家(池田町)は冬季(11月〜2月末)はRVパークのみ営業で、電源は1区画500Wまで無料、ただし炊事場は凍結のため冬季閉鎖です。公式の季節区分が夏季と冬季の2つしかなく3月の扱いが書かれていないので、3月に行くなら要確認です。十勝エリアの施設は帯広・十勝のRVパーク認定4施設にまとめてあります。

大型リゾートは、客室数を公表していない

この記事はもともと「収容人数が多い順のランキング」として作り始めました。作らなかったのは、数字が取れなかったからです。主要リゾートのホテル9件の公式サイトを当たって、総客室数が書かれていたのは3件だけでした(2026-09-14確認)。

ホテル総客室数出典
星野リゾート トマム ザ・タワー535室星野リゾート公式
クラブメッド・キロロ グランド266室クラブメッド公式(2023年12月の開業発表)
リゾナーレトマム200室星野リゾート公式

残りのルスツ、新富良野プリンス、サホロ、クラブメッド・キロロ ピーク、ウェスティンルスツは、公式ページに総客室数の記載が見つかりませんでした。さらに、照合できた1件で二次情報が間違っていました。クラブメッド・キロロ グランドは一般に281室とされていますが、これは前身の別ブランド時代の数値です。裏が取れない6件も同じ精度だと考えるべきなので、順位を付けるのはやめました。

なお富良野プリンスホテルは、西武・プリンスホテルズ公式の休業施設一覧に掲載されており、営業再開は未定です(2026-09-14確認)。

泊まる場所を決める前に

スキー場の近くに限らず、道内で冬に泊まれる場所をまとめて見たい場合は北海道で冬に車中泊できるRVパーク・道の駅は?13施設を一つずつ公式サイトで確認しましたがあります。道内の全施設を料金や設備で比べるなら北海道のRVパーク一覧の冒頭に「冬(12〜3月)も開いているRVパーク」の節があります。

施設の区分によって設備が違います。RVパークは電源・トイレ・ゴミ処理などの基準を満たした認定施設、RVパークライトは簡易版、湯YOUパークは入浴施設に併設された区分、くるま旅パークはキャンプ場などに設けられた区分です。それぞれの違いはRVパークとは?にあります。道内の全施設は北海道のRVパーク一覧にまとめてあります。

冬に車内で寝られるかどうかは、FFヒーターの有無でほぼ決まります。仕組みと燃費はキャンピングカーのFFヒーターとは?にあります。ゲレンデの駐車場で寝てよいかの判断は北海道スキー場×キャンピングカー車中泊ガイドのほうが詳しいので、そちらを見てください。

借りる場所は、ニセコ・ルスツ・キロロなら新千歳空港か札幌、サホロとトマムならとかち帯広空港が近くなります。空港ごとの違いは札幌発・新千歳空港発のレンタル比較、帯広側は帯広・十勝でキャンピングカーを借りられる3社、全体は北海道キャンピングカーレンタル15選にあります。

宿を取る場合と車中泊にする場合で総額がどう変わるかはキャンピングカーとレンタカー+ホテル、北海道旅ならどっちが安い?で試算しています。

まとめ|冬の停泊地はニセコが2か所、キロロは0か所

大型リゾート6か所のうち、冬に近く(直線25km以内)で泊まれることを公式情報で確認できたのは、ニセコ(2か所)、ルスツ(23kmの倶知安)、トマム(24kmのワッカの森)、サホロ(10kmのワッカの森)、富良野(19kmのふらのラテール)です。キロロだけは、11kmと17kmの2施設がどちらも冬季休業で、スキーシーズンに近くで泊まれる場所がありません。

ルスツから5kmの雪月花廊inきもべつは料金が1,800円と最安ですが、冬季の営業について公式に記載がありません。行程に組み込む前に電話で確認してください。営業期間・料金・電源の条件は変わるので、出発前に必ず各施設の公式情報で最新の内容を見てください。

よくある質問(FAQ)

Q1: キロロで滑るとき、冬はどこに泊まればいいですか?

近くのRVパーク2施設(直線11kmと17km)がどちらも冬季休業のため、小樽市内か札幌市内まで下りることになります。小樽市内には認定施設がないので、実質は札幌市内の3か所が候補です(札幌のRVパーク一覧)。キロロから札幌駅までは車で50分・55.1kmです(OSRM実測)。

Q2: スキー場の駐車場で車中泊してもいいですか?

スキー場ごとに扱いが違うため、この記事では断定しません。公式サイトのどこを見れば判断できるか、有料駐車場の使い方、守るべきマナーは北海道スキー場×キャンピングカー車中泊ガイドに整理しています。

Q3: いちばん安く泊まれるのはどこですか?

今回調べた範囲ではRVパーク雪月花廊inきもべつの1,800円が最安です(2026-09-02確認)。ただし冬季営業の記載がないため、スキーシーズンに使えるかは施設に確認が必要です。冬季営業が確認できている施設のなかではRVパーク倶知安の2,750円が最も安くなります。

Q4: 除雪費は別にかかりますか?

施設によります。くるま旅パーク ペンション ロコモーションは公式ページに「冬季スキーシーズン除雪費を滞在中1,000円」と明記されています。他の施設については除雪費の記載を確認できませんでした。

Q5: なぜホテルの客室数が載っていないのですか?

公式サイトに書かれていないためです。調べた9件のうち総客室数を公表していたのは3件だけでした。公表されていない数値を他サイトから転記すると誤りが混じるので、公式で確認できたものだけを載せています。

Q6: 冬にキャンピングカーを借りられますか?

借りられます。ただし事業者ごとに冬季の営業状況・冬タイヤ・FFヒーターの有無が違うため、拠点ごとに確認が必要です。道内の事業者は北海道キャンピングカーレンタル15選にまとめてあります。スキー板やスノーボードを積むときの車種ごとの人数と積み方はスキー板・スノーボードの積み方にまとめています。

新千歳空港・とかち帯広空港

冬の北海道をキャンピングカーで回る

新千歳空港を拠点に、料金・車種・拠点を一覧で比較できます。

Moving Inn で詳細を見る →

この記事の出典

冬季営業は各施設の公式サイトおよびくるま旅公式(JRVA)の施設ページで2026-09-08および2026-09-14に確認しました。ホテルの客室数は各社の公式サイト・公式プレスリリースで2026-09-14に確認し、公式に記載がないものは載せていません。空港からの所要時間・距離はOSRMによる実測値、リゾートから施設までの距離は緯度経度から求めた直線距離です。料金は2026-09-02時点の各施設の公表値です。

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著者情報

コンテンツ作成日: 2026-09-14 / 最終更新日: 2026-10-08

執筆・監修: 北海道キャンピングカーレンタル事務局

確認方針: 公式情報優先 / 不明値は断定しない / 変更は順次更新

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