北海道の高速道路、SA(サービスエリア)がほぼ無い?キャンピングカーのPA車中泊ガイド【2026年版】 – 北海道キャンピングカーレンタル

2026.08.25 更新

北海道の高速道路、SA(サービスエリア)がほぼ無い?キャンピングカーのPA車中泊ガイド【2026年版】

北海道の高速道路には、レストランや売店を備えた本格的なサービスエリア(SA)が数えるほどしかありません。道央自動車道に3か所、道東自動車道にいたっては十勝平原SAの1か所だけで、それ以外はトイレと駐車場が中心のパーキングエリア(PA)が休憩の主役です(2026年8月24日確認)。本州の感覚で「次のSAで給油して食事しよう」と考えていると、その「次のSA」が来ないまま燃料計が減っていきます。

この記事では、道内のSA・PA配置の実情を路線ごとに整理したうえで、キャンピングカーで走るときに避けて通れない給油空白区間への備え、PAでの休憩・仮眠の使い方、出発前に決めておきたい走行計画をまとめます。なお、高速料金・車種区分の話と、車中泊の法的な扱いはそれぞれ別記事に詳しくあるため、本文中の該当箇所からリンクします。

北海道のSAは道央道に3か所、道東道に1か所だけ

北海道内の高速道路(道央自動車道・道東自動車道・札樽自動車道・日高自動車道・深川留萌自動車道など)はNEXCO東日本の管轄です(2026年8月24日確認)。このうち、SAを名乗る本格的な休憩施設は次のとおりです(出典: ホームメイト「北海道の高速道路SA・PA一覧」、2026年8月24日確認)。

路線SA主なPA
道央自動車道有珠山SA、樽前SA、砂川SA(砂川ハイウェイオアシス併設)輪厚PA、野幌PA、八雲PA、美沢PAなど
道東自動車道十勝平原SA(芽室町付近)由仁PA、占冠PAなど

道央道は札幌と函館・旭川方面を結ぶ道内の幹線ですが、SAは有珠山・樽前・砂川の3か所。札幌から帯広・釧路方面へ向かう道東道は、本格的なSAが十勝平原SAのみで、あとは由仁PA・占冠PAといったPAが並びます。札樽道・日高道・深川留萌道については、SAに相当する施設の有無を含めて計画前にNEXCO東日本のドライブ情報サイトで確認してください(本記事では未確認のため断定しません)。

一般に、SAは飲食・売店・給油などを備えた休憩施設、PAはトイレと駐車場が中心の簡易な休憩施設という区分ですが、個々の施設の設備には幅があります。売店の有無や営業時間、24時間使える設備がどれかは施設ごとに異なるため、立ち寄る予定の施設は公式サイトで個別に確認するのが確実です。

隣の休憩施設まで約58.6km——道東道の距離感

施設の「数」だけでなく「間隔」も本州とは別物です。2025年5月5日付のくるまのニュースの記事によると、道東自動車道の十勝平原SAと占冠PAの間は約58.6km(2026年8月24日確認)。時速80kmで走っても40分以上、休憩施設が一切ない区間が続く計算です。

車体が大きく、乗用車ほど燃費が伸びにくいキャンピングカーにとって、この間隔は無視できません。「トイレは次の施設で」「給油はもう少し先で」という判断を軽くくだすと、次の機会が数十km先ということが起こりえます。子ども連れやペット連れの旅なら、なおさら手前の施設で早めに済ませる判断が効いてきます。

給油できる施設はごくわずか——由仁PAの先は長い

北海道内の高速道路SA・PAのうち、ガソリンスタンドが併設されている施設はごく少数です。道東道では2013年7月13日に由仁PAに給油所が設置されたのが最初でした(出典: NEXCO東日本プレスリリース「道東自動車道のガソリンスタンド空白区間の緩和への取組みについて」2016年4月28日発表、2026年8月24日確認)。

同じ発表によると、当時、給油所のある由仁PAから先は、釧路方向(本別IC方向)へ約160km、北見方向(足寄IC方向)へ約180kmにわたって高速道路上で給油できない区間が続いていました。道東道ではガス欠による立ち往生が年間約100件発生していたという記載もあります。対策として十勝清水ICでは、給油のために一旦高速を降りて市中のガソリンスタンドで給油し、同じICから乗り直しても通行料金が変わらない措置が実施され、あわせて出発前のガソリン残量確認が呼びかけられていました。

注意してほしいのは、これが2016年4月発表、つまり約10年前の情報だという点です。給油空白区間の距離や十勝清水ICの措置が現在も同じ内容で続いているかは、出発前にNEXCO東日本の公式サイトで最新情報を確認してください。ただ「高速上で給油できる場所が極端に少ない」という構造そのものは、SA・PA一覧(2026年8月24日確認)を見る限り大きくは変わっていません。

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キャンピングカーでPAに停まるとき、仮眠はどこまで許される?

SA・PAはあくまで運転の疲労を回復するための休憩施設です。眠気を覚ますための仮眠はその範囲に収まりますが、宿泊を前提にした連泊や、車外にテーブル・椅子を出して過ごす行為は認められていません。この線引きの根拠(NEXCOの公式見解や関係する法令)は「日本で車中泊は違法?道の駅・SA・PA・公道のルールを条文と公式見解で確認」で条文つきで整理しているので、判断に迷う場面がありそうな人はそちらを読んでから出発してください。

本記事で押さえておきたいのは、道内のPA利用で実際に効いてくる実務面です。PAはSAに比べて駐車マスが限られる施設が多く、車長5mを超えるキャブコンタイプのキャンピングカーが普通車マスに収まるか、大型車マスとの兼ね合いをどうするかは施設ごとに事情が異なります。深夜のPAは物流トラックの休憩需要も高いため、大型車マスを長時間ふさがない配慮も欠かせません。

また、PAでは夜間に売店や自販機以外の設備が使えるか、トイレが24時間開いているかといった点を本記事では断定しません。仮眠を予定に組み込むなら、候補の施設をNEXCO東日本のドライブ情報サイトで事前に調べ、営業時間と設備を自分の日程で確認してから決めてください。

出発前に決めておきたい3つのこと

1. 給油は「高速に乗る前」と「残り半分」で判断する

道内の高速で給油できる場所が限られる以上、給油計画の基本は「乗る前に満タン」です。NEXCO東日本も出発前のガソリン残量確認を呼びかけていました(2016年4月28日発表、2026年8月24日確認)。走行中は、燃料計が半分を切ったら「次に給油できる機会」を地図で探し始めるくらいの余裕を持つと、約160kmといった単位の空白区間にも対応できます。レンタルキャンピングカーの場合は、車両の燃料タンク容量と実燃費を出発時に貸出店へ確認しておくと計算が立ちます。

2. 休憩地点を施設名で先に決める

「疲れたら次の施設で」が通用しないのが道内の高速です。道東道なら由仁PA→十勝平原SA→(約58.6km)→占冠PA、道央道なら輪厚PA・砂川SA・有珠山SAといった具合に、通過する施設を出発前に書き出し、どこでトイレ・食事・仮眠をとるかを施設名で決めておきます。とくに運転を交代できない一人旅では、2時間ごとの休憩地点をあらかじめ固定しておくと、眠気を我慢して走り続ける状況を避けられます。

3. 「一旦降りる」を選択肢に入れておく

高速上の施設だけで完結させようとしないことも、北海道では現実的な作戦です。ICを降りれば市中のガソリンスタンドや道の駅、スーパーが使えます。降りて乗り直した場合に料金がどう変わるか、キャンピングカーの車種区分やETC割引で総額がいくらになるかは「北海道の高速道路料金ガイド」で詳しく整理しています。長距離移動の日は、高速の休憩施設と沿線の道の駅を組み合わせた計画にしておくと、給油・食事・休憩の選択肢が一気に広がります。

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よくある質問(FAQ)

北海道の高速道路のSA・PAで車中泊はできますか?

SA・PAは休憩施設なので、運転疲労を回復するための仮眠はその目的の範囲に収まります。一方、宿泊を前提とした連泊や車外にテーブル等を出す行為は認められていません。禁止行為の具体的な中身や法令上の扱いは車中泊の法律・ルール解説記事で原文つきで確認できます。

道東道で給油できる休憩施設はどこですか?

道東道で最初に給油所が設置されたのは由仁PAで、2013年7月13日のことです(NEXCO東日本2016年4月28日発表、2026年8月24日確認)。同発表の時点では、由仁PAから釧路方向へ約160km、北見方向へ約180kmが高速上の給油空白区間とされていました。約10年前の情報のため、現在の給油所の営業状況と空白区間の条件は、出発前にNEXCO東日本の公式サイトで確認してください。

キャンピングカーの高速料金は普通車と同じですか?

車両のサイズや軸数によって料金の車種区分が変わります。自分の車(またはレンタル車両)がどの区分になるかの見分け方、ETC割引や周遊パスの使い方は北海道の高速道路料金ガイドにまとめています。

砂川ハイウェイオアシスとはなんですか?

道央自動車道の砂川SAに併設された施設です(2026年8月24日確認)。営業時間や施設内容は変わることがあるため、立ち寄る前に公式サイトで最新情報を確認してください。

まとめ——「次のSA」を当てにしない計画が北海道の走り方

北海道の高速道路は、SAが道央道3か所・道東道1か所という配置で、休憩の実態はPA中心です(2026年8月24日確認)。十勝平原SA〜占冠PA間の約58.6kmに象徴されるように施設間隔も長く、給油できる場所はごく限られます。だからこそ、乗る前の満タン給油、施設名で決める休憩計画、一旦降りる選択肢の3点を出発前に固めておけば、キャンピングカーの旅は道内でも落ち着いて組み立てられます。仮眠のルールは法律解説記事を、料金の計算は料金ガイドを、それぞれ出発前にひととおり読んでおくと迷いが減ります。

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著者情報

コンテンツ作成日: 2026-08-26 / 最終更新日: 2026-08-25

執筆・監修: 北海道キャンピングカーレンタル事務局

確認方針: 公式情報優先 / 不明値は断定しない / 変更は順次更新

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