2026.05.26 更新

北海道キャンピングカー旅温泉ガイド|日帰り入浴・無料温泉・車中泊できる温泉地まとめ【2026年版】

北海道には500以上の温泉施設があり、キャンピングカー旅との相性は抜群です。道内を移動しながら毎日異なる温泉に入れるのはキャンピングカー旅ならではの楽しみで、日帰り入浴料金は一般的に400〜900円と手ごろです。

このガイドでは、エリア別のおすすめ温泉・無料で入れる野湯・RVパーク併設施設・泉質の特徴・子連れでの注意点まで、北海道キャンピングカー旅の入浴計画に使える情報をまとめます。

キャンピングカーで温泉を使うと何がいいか

キャンピングカーにはシャワー設備が付いていますが、水タンク容量の都合で毎日使うのは現実的ではありません。代わりに、走行途中の温泉施設を使うことで、入浴と洗濯を効率よくこなせます。

  • 日帰り入浴料の目安:400〜900円(施設により異なる)
  • シャンプー・ボディソープ備え付けあり:大型施設が多い(要確認)
  • 営業時間:10:00〜22:00前後が一般的。最終受付に注意
  • 駐車場:ほぼすべての温泉施設に無料大型駐車場あり

温泉で身体を温めてから車に戻り、そのままベッドに入れるのがキャンピングカー旅の快適なパターンです。RVパーク併設の温泉なら徒歩でそのまま入浴でき、夜の移動がいりません。

温泉施設の多くは洗濯機・乾燥機を置いています。入浴中に洗濯を済ませると時間を無駄にしません。道内の大型日帰り温泉(スパ系施設)では食堂・仮眠スペース・マッサージを備えているところも多く、半日使える拠点としても機能します。

エリア別おすすめ温泉(日帰り入浴)

道央:定山渓・登別・ニセコ

施設名泉質日帰り料金特徴
定山渓温泉(豊平峡温泉)ナトリウム炭酸水素塩泉900円露天風呂が広く、札幌から約1時間。大型車も駐車しやすい
登別温泉(第一滝本館)硫黄泉・食塩泉ほか9種1,500円〜日本屈指の多泉質。地獄谷観光とセットで回れる
のぼりべつグランドホテル硫酸塩泉1,000円日帰り入浴の対応時間が長く、14〜21時で入れることが多い
ニセコ昆布温泉(鯉川温泉旅館)弱アルカリ性単純泉600円ニセコエリアの秘湯。硫黄の香りが残る素朴な温泉

登別は「温泉の王様」と呼ばれるほど泉質の種類が多く、1回の入浴で複数の泉質を体験できます。近くに大型スーパーとホームセンターがあり、日用品補充の拠点としても使いやすい位置にあります。

道東:川湯・屈斜路・摩周・阿寒

施設名泉質日帰り料金特徴
川湯温泉(御園ホテル)強酸性硫黄泉600円pH1.8の強酸性。殺菌力が高く、肌の弱い方は注意
屈斜路湖畔コタン温泉アルカリ性単純泉無料湖畔の露天風呂。水着着用推奨
砂湯(屈斜路湖)単純泉無料湖岸を掘ると温泉が湧く珍スポット。足湯としても楽しめる
摩周温泉(弟子屈町公衆浴場 摩周の湯)重曹泉450円地元民も通う公衆浴場。シンプルで安価
阿寒湖温泉(まりも湯)食塩泉400円阿寒湖畔の共同浴場。500円以下で入れる道東の格安温泉

屈斜路エリアは無料の野湯が集中しており、キャンピングカー旅人に人気があります。砂湯の駐車場は大型車も止まれるスペースがあり、温泉に入った後にそのまま湖畔で休憩できます。

道北:稚内近郊・層雲峡・旭川周辺

施設名泉質日帰り料金特徴
童夢(稚内温泉)ナトリウム塩化物泉500円最北端クラスの温泉施設。稚内道の駅から近い
層雲峡温泉(黒岳の湯)ナトリウム炭酸水素塩泉700円大雪山の玄関口。登山後の入浴に向いている
朱鞠内湖畔温泉単純泉500円幌加内町。静かな森林に囲まれた露天。ヒグマ生息域のため注意
旭川(パレスホテル旭川)弱食塩泉800円旭川市内。旭山動物園観光と組み合わせやすい

稚内・宗谷岬エリアを走る旅人は「童夢」を拠点に使うことが多いです。宗谷岬まで北上した後に温泉で疲れを流して、翌日南下するルートがよく使われます。

道南:函館・大沼・長万部

施設名泉質日帰り料金特徴
湯の川温泉(湯元 啄木亭)ナトリウム塩化物泉1,000円函館市内。函館空港から近く、旅のしめにも便利
大沼プリンスホテル 温泉単純泉800円大沼国定公園を望む露天あり
恵山温泉旅館強酸性硫黄泉400円道南最安値クラス。素朴な地元の湯
長万部温泉(ホテル四国屋)含食塩重曹泉600円長万部かにめし街道の途中。食事と入浴をセットにできる

湯の川温泉は函館市内にありながら本格的な温泉地です。街中なので夕食は外食して、入浴後に戻って就寝するパターンが取りやすいです。

無料・格安で入れる野湯・露天風呂

北海道には無料または格安で入れる「野湯」が点在します。脱衣所や照明がない場所、混浴が基本の場所もあるため、訪問前に現地情報を確認しておくと安心です。

  • 幌加温泉(上士幌町):無料。4つの源泉が異なる泉質を持つ。十勝エリアの秘湯として知られる
  • 十勝川温泉 足湯:無料。美肌の湯として有名なモール温泉の足湯。気軽に立ち寄れる
  • 屈斜路湖コタン温泉:無料。湖畔に面した混浴露天。水着持参推奨
  • 池の湯(屈斜路湖):無料。湖底から温泉が湧く天然露天。早朝が静かで入りやすい
  • カムイワッカ湯の滝(知床):無料。川自体が温泉の秘境。夏季のみアクセス可。岩が滑るため足元注意
  • 見晴らし温泉(川湯):無料または協力金程度。川湯温泉街の端にある小さな露天

野湯を探す際は「北海道野湯マップ」等のウェブサービスや、道の駅スタッフへの聞き込みが効果的です。Google マップの口コミも最新情報が入っていることが多いです。ただし、シーズンによって閉鎖・整備中の場所があるため、事前に電話確認しておくと確実です。

RVパーク併設の温泉施設

RVパークと温泉が一体になった施設を使うと、入浴後すぐ就寝できます。外部電源も使えるため、電力管理の面でも都合がいいです。

  • RVパーク十勝川温泉スパプラザ(音更町):モール温泉に隣接。電源・水道完備。温泉に歩いて入れる距離
  • RVパーク然別湖温泉(鹿追町):標高800mの高原温泉。静かな夜を過ごせる。季節限定営業のため確認が必要
  • RVパーク北湯沢温泉(伊達市):大滝区の秘湯に隣接。道央を外れた穴場エリア
  • ニセコ ひらふの湯 RVサイト(ニセコ町):ニセコひらふスキー場近く。夏も温泉・BBQで使える

RVパークは事前予約が必要な場合がほとんどです。夏の繁忙期(7〜8月)は2〜3週間前に埋まることもあるため、ルートが決まった時点で予約を入れるのが無難です。

車中泊全般のマナーや道の駅利用法は北海道車中泊ガイドも使ってください。

泉質の特徴と選び方

北海道の温泉は泉質のバリエーションが豊富です。目的に合った泉質を選ぶと旅の質が上がります。

泉質主な効能代表エリア
硫黄泉皮膚病・慢性皮膚炎・美肌登別・川湯・カムイワッカ
炭酸泉(炭酸水素塩泉)美肌・神経痛・関節痛定山渓・層雲峡・十勝川
アルカリ泉(単純アルカリ泉)美肌・疲労回復屈斜路・大沼
食塩泉(ナトリウム塩化物泉)保温・冷え性・疲労回復湯の川・稚内
モール温泉(植物性有機泉)美肌・婦人科系十勝川(世界的に希少)
強酸性硫黄泉殺菌・水虫・アトピー川湯・恵山

強酸性泉(川湯・恵山)は肌の刺激が強いため、長湯は避けるのが基本です。子どもや肌の弱い方はアルカリ泉・単純泉の方が向いています。温泉後は水で流さずそのまま出るのが一般的ですが、強酸性泉の後は軽くシャワーで流した方が肌への負担を減らせます。

タオルと着替えの持ち方

キャンピングカー旅では、毎日温泉に入ることを前提に準備するのが快適です。

  • バスタオル:大判を2〜3枚。温泉施設のレンタルは100〜200円かかるため、自前があると節約になる
  • フェイスタオル:人数分+予備を数枚。濡れたタオルはキャンピングカーの外干し用フックにかけて干せる
  • 替えの下着・着替え:温泉後にすぐ着るため、ビニール袋に小分けにしておくと車内で探しやすい
  • シャンプー・コンディショナー・ボディソープ:小型ボトルに詰め替えてポーチにまとめておく。備え付けがある施設も多いが、念のため持参を推奨

温泉のある日の夕方は「施設のタイムスケジュール」を意識するとスムーズです。最終受付の1時間前を目標に到着できるよう、その日の走行計画を立てると余裕が出ます。

子連れで温泉に入るときの確認ポイント

家族旅行でキャンピングカーを使う場合、子ども連れで入れる温泉かどうかは事前に確認が必要です。

  • 年齢制限:施設によっては「小学生以下は保護者同伴」「未就学児不可」のルールがある。ホテル・旅館の日帰り入浴は制限が多い傾向
  • 混浴の野湯:屈斜路湖コタン温泉など混浴の野湯は、子連れには向かないことが多い
  • シャワー・洗い場の有無:野湯は洗い場がないことが多い。汚れを落としてから浸かりたい場合は、近隣の施設を先に使うのが現実的
  • 脱衣スペース:小さな公衆浴場は着替えスペースが狭い場合があり、荷物が多いと不便
  • 温度:北海道の温泉は熱め(42〜44℃)の施設が多い。子どもは長湯を避けて、短時間で上がる習慣をつけると安心

大型の日帰り温泉複合施設(スパ銭湯系)は、ファミリー向けにキッズコーナー・食堂・休憩室を備えていることが多く、子連れには向いています。

入浴後のキャンピングカーでの過ごし方

温泉上がりはリラックス状態が続くため、キャンピングカーの夜時間をうまく使えます。

  • 夕食の調理:温泉前に道の駅で食材を調達しておき、帰ってきてから調理すると食事と入浴の流れが作りやすい
  • 洗濯物の乾燥:入浴中に洗濯した衣類をFFヒーターや車内の空気で乾燥させる。秋〜初夏は特に乾きにくいため、コインランドリーの乾燥機を使うのも手
  • 翌日のルート確認:温泉後の落ち着いた時間に翌日の走行ルートを確認しておく。道東・道北は給油スポットが少ないエリアがあるため、残量チェックもここで

温泉地の近くで車中泊する場合は、翌朝の早朝入浴が狙い目です。混浴露天などは朝の静かな時間帯が空いていることが多く、景色もきれいです。

温泉に入った後のキャンピングカー時間が心地いい

温泉から戻った後のキャンピングカーの時間は、旅のなかでも特に気持ちのいい時間帯です。体が温まってリラックスした状態でそのままベッドに倒れ込める。外食・入浴・就寝がひとつの動線でつながるのは、キャンピングカー旅ならではの感覚です。

温泉後の車内でやりたいこと

  • 翌日のルート確認:地図を開いてのんびり次の目的地を決める。焦らずできるのが温泉後の落ち着いた時間
  • 軽い夜食の準備:温泉前に道の駅で仕入れた食材で軽くつまむ。お酒と合わせると満足感が高い
  • 洗濯物の乾燥:FFヒーターを弱めに点けながら洗濯物を車内干し。秋口は外が寒くても車内は乾く
  • 読書・動画:電波が届くエリアなら動画を観る。電波がなければ読書。音楽を流して静かに過ごす時間も北海道らしい

温泉×星空の組み合わせが楽しめるエリア

北海道は全国でも晴天率が高いエリアが多く、温泉後にそのまま星空観察を楽しめる場所があります。特に道東・道北は光害が少なく、天の川が肉眼でくっきり見える夜があります。

  • 道東(中標津・弟子屈・野付):市街地の明かりが少なく、開けた農道で星空が広がる。川湯温泉や阿寒湖温泉の後に、近くの見晴らしのいい場所へ移動して空を見上げるルートが定番
  • 道北(音威子府・幌加内):過疎化が進んだエリアだからこそ、光害がほぼゼロ。朱鞠内湖畔温泉の後に湖岸で星空を眺めるのはこのエリア限定の体験
  • 十勝平野:広大な農地が広がるため、地平線まで空が開けている。十勝川温泉の後に帯広の郊外へ少し移動するだけで見事な星空に出会える

星空観察には懐中電灯(光が強すぎず赤色モードのあるもの)があると便利です。夏でも夜は気温が下がるため、温泉上がりはすぐ羽織れる上着を手元に置いておきましょう。

連泊で楽しむ温泉地(2泊以上おすすめのエリア)

移動を減らして同じ温泉地に連泊するスタイルも、キャンピングカー旅では取りやすい選択肢です。

  • 十勝川温泉(音更町):モール温泉が毎朝・毎晩楽しめる。RVパーク十勝川温泉スパプラザを拠点にして、帯広市内や幸福駅などを日帰りで回るルートが快適。2泊は余裕でいられる
  • 層雲峡温泉(上川町):大雪山国立公園の玄関口。黒岳ロープウェイ・銀河流星の滝など観光スポットが温泉から数km圏内にある。旭川方面から道北へ抜ける途中に連泊するルートに向いている
  • 登別温泉:日本屈指の多泉質温泉地で、第一滝本館・登別グランドホテルなど複数の日帰り入浴施設がある。地獄谷観光・倶多楽湖・クマ牧場と組み合わせれば2泊でも物足りないくらい見どころがある

朝湯のある施設と時間帯のコツ

温泉地に連泊すると、翌朝の「朝湯」が楽しみになります。早朝の温泉は観光客が少なく、湯船をほぼ独占できることが多いです。

  • 朝湯の営業開始は施設により異なりますが、6〜7時から開いている日帰り温泉施設が北海道にはあります
  • 十勝川温泉スパプラザは7時から入浴可能。早朝に朝食を食べてから入るとすっきりした状態で午前の観光に出られます
  • 摩周の湯(弟子屈町)は地元民が早朝から使う公衆浴場。6時から開いており、旅人でも入れます。450円と安価
  • 朝湯の後に道の駅で朝食の食材を買い、車内で軽く食べてから出発する流れが北海道の朝として気持ちよく決まります

おすすめキャンピングカーレンタル

北海道キャンピングカー旅を始めるなら、まずレンタル会社を比較して予約しましょう。

よくある質問(FAQ)

Q1: 日帰り入浴料の相場はいくらですか?

道内の公衆浴場・温泉施設は400〜700円が中心です。ホテル・旅館の日帰りプランは800〜1,500円程度になります。屈斜路湖畔のコタン温泉など無料で入れる野湯もあります。施設によって料金・設備が大きく異なるため、訪問前に公式サイトか電話で確認すると確実です。

Q2: タオルは持参すべきですか?

大型温泉施設はタオルレンタル(100〜200円)や販売に対応していますが、野湯・小規模施設では持参が必須です。キャンピングカーには大判バスタオルを1〜2枚常備しておくと便利です。フェイスタオルは人数分以上を準備しておくと毎日の入浴がスムーズです。

Q3: 電波が届かない場所での温泉の探し方は?

道東・道北の山間部では携帯電波が届かないエリアがあります。事前に「北海道観光公式サイト」や「MAPPLE北海道」をオフラインマップとして保存するか、道の駅や観光案内所で紙の温泉マップをもらうのが確実です。道の駅のスタッフは近隣温泉情報に詳しいため、直接聞くのが最も早いです。

Q4: 子どもと入れる温泉の探し方は?

施設の公式サイトに「家族風呂あり」「子ども料金設定あり」と書かれているところが向いています。大型の日帰り温泉複合施設はキッズスペース・食堂・休憩室を備えている場合が多く、家族旅行には使いやすいです。野湯や旅館の日帰り入浴は年齢制限・混浴のルールがあることが多いため、事前確認が必要です。

Q5: 温泉に毎日入ると費用はどのくらいかかりますか?

1人あたり500〜700円の施設を選べば、7泊8日の旅で1人3,500〜5,000円程度です。野湯や無料の足湯をうまく組み合わせると1〜2日分はコストをゼロにできます。2〜4人家族であれば、施設のファミリー料金や回数券を使うとさらに節約できます。

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著者情報

コンテンツ作成日: 2026-05-26 / 最終更新日: 2026-05-26

執筆・監修: 北海道キャンピングカーレンタル事務局

確認方針: 公式情報優先 / 不明値は断定しない / 変更は順次更新

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