洞爺湖キャンピングカー旅ガイド|温泉・有珠山・アクセスまとめ【2026年版】
洞爺湖は新千歳空港から1時間30分ほどで行ける、北海道随一の温泉リゾートエリアです。湖・有珠山・昭和新山・洞爺湖温泉街が一帯に集まっており、2泊3日のキャンピングカー旅の起点・目的地として定番の場所になっています。
キャンピングカーで洞爺湖を旅する魅力は「宿泊費を抑えながら温泉にも入れる」点です。湖畔のキャンプ場に車を停めて夜の花火を眺め、翌朝は温泉施設に立ち寄ってからニセコや登別へ移動する、といった自由な行程が組めます。この記事では、アクセス・主要スポット・宿泊地・温泉施設・費用シミュレーション・おすすめルートをまとめました。
洞爺湖キャンピングカー旅の特徴と向いている人
洞爺湖エリアは「温泉リゾート+大自然」という組み合わせが最大の特徴です。高級ホテルの並ぶ温泉街と、活火山・カルデラ湖という原始的な自然がすぐ隣り合っており、観光密度が非常に高いエリアです。
キャンピングカー旅に向いているのは次のようなケースです。
- 温泉に毎日入りたいけれど、宿泊費を抑えたい:キャンプ場やRVパークに泊まりながら、日帰り温泉施設を使うパターンが最もコストを抑えられます。
- 花火を毎晩ゆっくり眺めたい:ホテルに泊まらなくても、湖畔の駐車スペースやキャンプ場から花火を見られます。渋滞に巻き込まれずに移動できるのも強みです。
- ニセコ・登別・支笏湖と組み合わせたい:洞爺湖は道央エリアの中間点に位置しており、どのエリアへも1時間圏内で移動できます。複数エリアを組み合わせるルートに最も向いています。
- 子どもと一緒に旅したい:遊覧船・クマ牧場・ロープウェイなど、子ども向けのアクティビティが揃っています。キャンプ場での自炊や湖畔での遊びも充実しています。
逆に、洞爺湖温泉街の中心部は道幅が狭い場所もあるため、バスコンや大型キャブコンを運転する場合は事前に駐車場を調べておくことをおすすめします。
新千歳・札幌からのアクセス
| 出発地 | 洞爺湖温泉まで | 所要時間の目安 |
|---|---|---|
| 新千歳空港 | 約80km | 約1時間20〜30分(道東道・一般道) |
| 札幌市内 | 約80km | 約1時間20分(道央道) |
| 函館市内 | 約100km | 約1時間20分(道央道) |
| ニセコ町 | 約40km | 約40〜50分(一般道) |
| 登別温泉 | 約50km | 約50分(道央道) |
新千歳空港でキャンピングカーを受け取り、その日の午後に洞爺湖入りするルートが最もシンプルです。途中に支笏湖(新千歳から約30分)を挟んで立ち寄るのも定番のコースです。新千歳近くのレンタル事業者については新千歳空港近くのキャンピングカーレンタルをご覧ください。
洞爺湖ICを出てから洞爺湖温泉エリアまでは一般道で約10〜15分です。温泉街の中心部は道幅が狭い箇所があるため、キャブコン・バスコンを運転する場合はカーナビで「洞爺湖温泉 無料駐車場」を目的地に設定しておくと安心です。
洞爺湖・周辺の主要観光スポット
洞爺湖
周囲約43kmのカルデラ湖で、北海道3大湖のひとつです。湖の中央に浮かぶ中島への遊覧船(所要約50分・往復)が定番の観光コースとして人気があります。春〜秋は湖畔での朝散歩・サイクリング・カヌーも楽しめます。
湖畔には無料で利用できる駐車スペースが点在しており、キャンピングカーでも停めやすいポイントが複数あります。朝早い時間帯は霧がかかって幻想的な雰囲気になることも多く、早起きして湖畔を散歩するのがおすすめです。
洞爺湖花火大会(4月下旬〜10月末・毎晩開催)
洞爺湖温泉沖合では4月下旬から10月末にかけて、毎晩20:45頃から約20分間の花火大会が開催されます。同じ場所で半年以上・ほぼ毎晩打ち上げられる花火は国内でも珍しく、「日本一長期間開催される花火大会」として知られています。
観覧スポットとしてかなり大事なのが「花火が見える駐車場の確保」です。湖畔の温泉ホテル前の道路沿いや、洞爺水辺の里 財田キャンプ場のサイトから見える位置が人気です。道の駅「とうや湖」の駐車場からも一部見えますが、角度によっては木が視界に入ります。夏の週末は20時台から場所取りが始まるため、早めに移動しておくと確実です。
有珠山ロープウェイ
昭和新山の隣、有珠山の山頂近くまでロープウェイで上がれます。山頂展望台からは洞爺湖・昭和新山・羊蹄山を同時に見渡せる絶景ポイントです。噴火の歴史を学べる火口原展望台への遊歩道(片道約20分)もあり、活火山の迫力を間近で感じられます。
ロープウェイ乗り場の駐車場は無料で、大型車・キャンピングカー用スペースも確保されています(2026年時点の情報。訪問前に公式サイトで確認してください)。有珠山は活火山のため、噴火警戒レベルが上がると入山規制が実施されることがあります。訪問前に気象庁の噴火警戒情報をチェックしておきましょう。
昭和新山
1943年の噴火で農地が隆起してできた活火山で、有珠山のすぐ隣に位置します。現在も噴煙が上がる様子が見られ、北海道の大地の躍動感を感じられる場所です。駐車場(有料・普通車500円程度)からすぐ見学でき、クマ牧場も併設しています。所要時間は見学のみなら30〜45分、クマ牧場も含めると1時間半ほどです。
サイロ展望台
洞爺湖の北側に位置する展望台で、洞爺湖・中島・後方羊蹄山を正面に見渡せます。無料で入れて、駐車場(無料)も広いためキャンピングカーでも立ち寄りやすいスポットです。売店・レストランも併設されており、洞爺湖温泉エリアから車で約10分で到着します。
道の駅 そうべつ情報館i(壮瞥)
洞爺湖の南東、壮瞥町にある道の駅です。地元の果物(夏〜秋はリンゴ・プルーン)が豊富に並び、地元野菜の直売所として人気があります。昭和新山・有珠山とのセット観光ルートに組み込みやすく、トイレ・休憩に使えます。車中泊利用可否については事前に確認してください。
洞爺湖周辺でキャンピングカーが泊まれる場所
| 宿泊地 | 場所 | 料金目安 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 洞爺水辺の里 財田キャンプ場 | 洞爺湖畔 | 3,000〜5,000円/泊 | 湖畔サイト・電源あり・花火が見える・予約推奨 |
| 仲洞爺キャンプ場 | 洞爺湖北側 | 2,000〜3,000円/泊 | 道路からすぐ・設備シンプル・静かな環境 |
| 道の駅 とうや湖 | 洞爺湖南側 | 無料(車中泊) | 湖の展望あり・トイレ24時間利用可 |
| RVパーク ニセコ周辺 | 洞爺湖〜ニセコ中間 | 2,000〜4,000円/泊 | 電源・設備充実・温泉施設隣接のものもあり |
夏の洞爺湖のキャンプ場は週末・祝日に混雑します。特に7〜8月は1か月前までに予約しておくと安心です。財田キャンプ場は湖畔サイトの人気が高く、週末はすぐに埋まります。
道の駅「とうや湖」での車中泊は無料で利用できますが、温泉街の旅館が隣接しているため騒音に配慮が必要です。長期滞在は禁止されており、連泊はできません。北海道の車中泊スポット全般については北海道車中泊ガイドもご覧ください。
洞爺湖周辺のスーパー・買い出しスポット
キャンピングカー旅では自炊が基本になるため、食材の買い出しスポットを把握しておくことがかなり大事です。洞爺湖温泉エリアは観光地のため、食料品を安く買える大型スーパーは少し離れた場所にあります。
- 虻田郡洞爺湖町内のコンビニ・小型スーパー:温泉街にはセイコーマートや小型スーパーが数軒あります。食材の種類は限られるため、大きな買い出しは手前の伊達市・長万部方面で済ませておくのがスムーズです。
- 伊達市内のスーパー:洞爺湖から車で約20〜30分の伊達市には、コープさっぽろや地元スーパーがあります。道の駅「だて歴史の杜」も近く、地元野菜・惣菜の品揃えが充実しています。
- 道の駅 そうべつ情報館i:地元産の新鮮な果物・野菜が並びます。夏〜秋はプルーン・トマト・トウモロコシが手に入ります。
新千歳空港でキャンピングカーを受け取った後、支笏湖方面に向かう前に千歳市内のスーパーで大量に買い出しをしておくと、洞爺湖に着いてからの買い出しの手間が省けます。
洞爺湖周辺の温泉入浴ガイド(日帰り入浴)
キャンピングカー旅では「シャワーを浴びたい・温泉に入りたい」というニーズが毎日発生します。洞爺湖エリアは温泉施設が豊富で、日帰り入浴に対応しているところが多いのでかなり使いやすいです。
| 施設名 | 日帰り入浴料金の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 洞爺観光ホテル(温泉) | 大人800〜1,200円 | 湖畔の大型ホテル・露天風呂から洞爺湖を一望 |
| 洞爺湖万世閣(温泉) | 大人800〜1,000円 | 温泉街中心・日帰り専用時間帯あり |
| とうや温泉 湯元いこいの家 | 大人450〜600円 | 地元民向けの素朴な温泉・リーズナブル |
| 洞爺湖温泉 足湯 | 無料 | 温泉街の歩道沿いに設置・気軽に利用できる |
各施設の料金・営業時間・日帰り入浴の受け付け状況は変動することがあります。訪問前に公式サイトや電話で確認してください(2026年6月時点の情報を元にしています)。
洞爺湖から近い「登別温泉」は車で約50分で、乳白色の硫黄泉で有名です。ドライブの途中に立ち寄れる日帰り施設もあり、洞爺湖→登別温泉→支笏湖のルートで温泉をはしごするのも人気です。登別温泉では「さぎり湯」(大人450円・2026年時点)が地元民にも利用される日帰り専門施設で、観光客でも気軽に入りやすいです。キャンピングカーの駐車スペースも確保されています(大型車は入場前に確認を)。
なお、洞爺湖温泉・登別温泉いずれも泉質はアルカリ性単純泉〜硫黄泉で肌への刺激が少なく、子どもや肌が敏感な方でも入りやすいとされています。泉質・効能については各施設の公式サイトや現地掲示板で確認してください。
洞爺湖を起点にしたモデルルート
道央定番2泊3日(新千歳発着)
- 1日目:新千歳空港でレンタル → 支笏湖(温泉・散策・約30分滞在)→ 洞爺湖温泉エリア着(財田キャンプ場泊)
- 2日目:洞爺湖遊覧船(午前)→ 有珠山ロープウェイ・昭和新山(午後)→ 夜は湖畔で花火観覧(財田キャンプ場2泊目)
- 3日目:サイロ展望台 → ニセコ方面ドライブ or 小樽観光 → 新千歳空港返却
ニセコ・洞爺湖・登別の3点セット(2泊3日・新千歳発着)
- 1日目:新千歳でレンタル → ニセコ(羊蹄山麓・道の駅ニセコビュープラザ)→ 洞爺湖泊(財田キャンプ場または道の駅とうや湖)
- 2日目:洞爺湖遊覧船 → 有珠山・昭和新山 → 登別温泉(日帰り入浴)→ 支笏湖近くのRVパーク or 道の駅泊
- 3日目:支笏湖散策 → 千歳市街(ランチ)→ 新千歳返却
道南温泉巡り3泊4日(函館 or 新千歳発)
- 1日目:函館 or 新千歳着 → 洞爺湖温泉泊
- 2日目:洞爺湖 → 登別温泉(日帰り入浴)→ 支笏湖(車中泊)
- 3日目:支笏湖ボート → 定山渓温泉 → RVパーク泊
- 4日目:小樽 → 新千歳返却 or 函館返却
カップル旅行の拠点としても人気のルートです。カップル・夫婦向けキャンピングカーレンタルガイドもあわせてご覧ください。
2名・2泊3日の費用シミュレーション
洞爺湖をメインにした2泊3日旅行で、実際にかかる費用の目安をまとめました。
| 項目 | 金額目安 | 備考 |
|---|---|---|
| キャンピングカーレンタル(2泊3日) | 60,000〜90,000円 | 車種・会社により異なる。バンコン〜キャブコンで幅あり |
| ガソリン代(300km想定) | 6,000〜9,000円 | 燃費7〜10km/L・ガソリン170円/L目安 |
| キャンプ場2泊 | 6,000〜10,000円 | 財田キャンプ場2泊・電源サイト想定 |
| 観光費(遊覧船・ロープウェイ等) | 6,000〜10,000円 | 遊覧船1,800円×2名+ロープウェイ2,200円×2名程度 |
| 温泉入浴(2名×2回) | 2,000〜4,000円 | 日帰り入浴500〜1,000円/人 |
| 食費(2名×3日分) | 12,000〜20,000円 | 外食1食+スーパー買い出し中心 |
| 高速道路代(往復) | 3,000〜5,000円 | 新千歳〜洞爺湖IC往復目安 |
合計目安:95,000〜148,000円(2名・2泊3日)
1人あたり47,500〜74,000円が目安です。ホテル旅行と比べると宿泊費が大幅に抑えられるため、特に2名以上での旅行ではコストパフォーマンスが高くなります。レンタル費用はキャンピングカーの種類や会社によって大きく変わるため、複数社で比較することをおすすめします。
洞爺湖・周辺観光の注意点
駐車場の高さ制限:洞爺湖温泉街の一部駐車場は高さ制限2.1〜2.3mが設定されています。キャブコンや高さのあるバンコンは駐車場に入る前に高さを確認してください。高さ制限のない路外駐車スペースを使うか、温泉街から少し外れた場所に停めて歩くのが安全です。
有珠山周辺の規制:有珠山は活火山で、噴火警戒レベルが上がると入山規制が実施されます。訪問前に気象庁の噴火警戒レベル情報(気象庁 有珠山情報)を確認してください。
花火大会の観覧場所:人気の花火スポットは夏の週末に混雑します。20時前には移動・駐車を済ませておくのが安心です。キャンプ場内サイトから見える場所を確保するのが最もストレスなく楽しめます。
夏の混雑時期:7月下旬〜8月はキャンプ場・温泉施設・観光スポット全体が混雑します。キャンプ場の予約は1〜2か月前、レンタカー・キャンピングカーの予約はさらに早めに済ませておくのが現実的です。
よくある質問(FAQ)
Q. 洞爺湖でキャンピングカーが泊まれる場所はありますか?
洞爺水辺の里 財田キャンプ場・仲洞爺キャンプ場・道の駅とうや湖などがあります。夏の週末は混雑するため、財田キャンプ場は1か月前からの予約がおすすめです。道の駅は無料ですが連泊不可です。
Q. 洞爺湖の花火大会はキャンピングカーから見られますか?
湖畔の駐車スペースや財田キャンプ場のサイトから見ることができます。夏(4月下旬〜10月末)の毎晩20:45頃から約20分間開催されます。人気スポットは20時前には場所を確保しておくと確実です。
Q. 日帰り温泉はどこで入れますか?料金は?
洞爺観光ホテルや洞爺湖万世閣などの温泉ホテルで日帰り入浴を受け付けています(大人800〜1,200円が目安)。地元の「とうや温泉 湯元いこいの家」は450〜600円とリーズナブルです。無料の足湯も温泉街の歩道沿いにあります。
Q. 洞爺湖から次のエリアへの移動はどれくらいかかりますか?
ニセコ(約40〜50分)、登別温泉(約50分)、小樽(約1時間30分)、札幌(約1時間30分)、新千歳空港(約1時間20分)、函館(約1時間20分)が目安です。道央エリアの観光拠点として移動効率が高く、複数エリアを組み合わせたルートを組みやすいです。
Q. 新千歳空港でキャンピングカーを借りてそのまま洞爺湖に行けますか?
行けます。新千歳空港周辺にはキャンピングカーレンタル会社が複数あり、受け取り後そのまま道東道・道央道を使って1時間30分ほどで洞爺湖に到着します。途中の支笏湖に寄り道してから洞爺湖に向かうルートが人気です。