2026.05.01 更新

北海道キャンピングカー旅【夏・お盆】完全ガイド|予約タイミング・費用・おすすめルートまとめ【2026年版】

最終更新日:2026年4月30日

「夏休みに北海道をキャンピングカーで回りたいけれど、お盆はいつ予約すればいい?」「繁忙期の料金はどのくらいになる?」という疑問を持つ方は多いです。夏の北海道はホテルが取りにくく、料金も高騰する時期です。キャンピングカーはその解決策になりますが、シーズン中の人気車両は早々に埋まるという別の難しさがあります。

この記事では、夏・お盆に北海道キャンピングカー旅を計画している方に向けて、予約タイミング・料金の目安・おすすめルート・車中泊のコツをまとめています。計画を立てる前にざっと読んでおくと、動き方が変わります。

夏・お盆の北海道旅を計画中なら、早めの予約が鍵です。Moving Innは新千歳空港・帯広に拠点があり、多様な車種を揃えています。

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夏の北海道でキャンピングカーを選ぶ人が多い理由

北海道の夏(7〜8月)は旅行の最繁忙期です。ホテル・旅館は料金が上がり、人気エリアでは直前には取れないことも珍しくありません。そこでキャンピングカーが選ばれる理由が3つあります。

宿の確保問題をまるごと解決できる

キャンピングカーは宿と移動手段が一体になっています。お盆の富良野・美瑛エリアで宿が取れなくても、車中泊できる場所さえ確保すれば旅を続けられます。RVパークや道の駅は全道に点在していて、ホテルと比べて直前でも空いていることが多いです。宿探しの手間がまるごとなくなるのは、夏休みの旅行では思った以上に気持ちが楽です。

北海道の夏は気候的にキャンピングカー向き

本州の夏と違い、北海道の7〜8月は最高気温が25〜28℃前後の日が多く、朝晩は20℃を切ることもあります。車内で過ごすのに「暑くて眠れない」という状況になりにくく、冷房なしでも快適に過ごせる夜が多いのが特徴です。湿度も低いので、同じ気温でも体感が本州の夏と全然違います。キャンピングカーの車内空間で北海道の夏を過ごすのは、実際にやってみると快適さに驚く人が多いです。

ラベンダー・花火・祭りを自分のペースで回れる

富良野のラベンダー(7月上旬〜中旬がピーク)、各地の夏祭り、海沿いの花火大会など、夏の北海道はイベントが集中します。キャンピングカーなら夜の花火会場から直接移動して別の場所で寝られるので、宿の場所に縛られずに動けます。「明日の朝、知床に向かいたい」と思ったら翌朝早く出るだけで済む。この自由度が夏旅のキャンピングカーの一番の強みです。

お盆の予約はいつから?失敗しないタイミング

夏旅で最も多い後悔が「予約が遅くて希望の車種・日程が取れなかった」です。繁忙期の特徴を押さえておくと動きやすいです。

人気車両は4〜5月に埋まり始める

お盆(8月11〜16日前後)の週は、キャンピングカーレンタルの中で最も競争が激しい期間です。大型キャブコンやファミリー向けの広い車種は、4月ごろから予約が入り始め、5月末には埋まっていることも珍しくありません。「夏休みが確定してから考えよう」と思っていると手遅れになりやすいです。

目安としては、お盆の旅行なら遅くとも3ヶ月前(5月末)までに予約するのが安全です。早ければ早いほど選択肢が広がります。4月に予約する人は、その時点で日程も車種もほぼ自由に選べる状態にある。それが繁忙期の現実です。

7月下旬〜8月上旬も混み合う

小中学校の夏休みが始まる7月下旬から混み始めます。お盆にこだわらず「7月末に1週間」という計画でも、早めの動きが必要です。逆に8月下旬〜9月初旬は混雑が落ち着いてくるので、日程を少し後ろにずらすだけで予約しやすくなります。気温もまだ十分暖かく、観光スポットの混雑も落ち着くので、日程に柔軟性があれば8月下旬〜9月はねらい目のシーズンです。

キャンセル待ちと複数店舗への問い合わせ

希望の日程で満車だった場合は、キャンセル待ちの登録と複数店舗への同時問い合わせが有効です。夏は旅行計画が変わる人も多く、5〜6月にキャンセルが出ることがあります。あきらめる前に一度問い合わせておくと、空きが出たときに連絡してもらえる店舗もあります。また、新千歳空港・千歳エリアには複数の店舗があるので、第一希望が取れなくても同エリアの別店舗を当たることで解決できる場合もあります。

夏・お盆の料金はいくら?シーズン別の目安

キャンピングカーのレンタル料金はシーズンによって変わります。ざっくり見るとこんな感じです。

時期 1泊あたりの目安(バンコン/中型) 備考
閑散期(11〜4月) 1万〜1万5千円 冬期は店舗によって休業あり
通常期(5〜6月・9〜10月) 1万5千〜2万円 紅葉シーズン(10月)は混む
繁忙期(7〜8月) 2万〜3万円 お盆前後はさらに高くなる場合あり

上記はバンコン・中型サイズの1泊目安です。大型キャブコンはこれより1〜1.5万円程度高くなります。また、ガソリン代・高速代・RVパーク/キャンプ場の宿泊費が別途かかります。7泊8日で2人旅をする場合、レンタル費用だけで15〜20万円前後を想定しておくのが現実的です。車種別・季節別の料金詳細は北海道キャンピングカーレンタルの料金相場でまとめています。旅行日数ごとの総費用は2泊3日 / 3泊4日 / 4泊5日 / 5泊6日の各シミュレーションもあわせて確認してください。

費用を抑える3つの方法

繁忙期でも費用を抑えるポイントがあります。

  • 日数を増やすと1泊あたりが下がる:多くの店舗で長期割引があります。5泊より7泊のほうが1泊単価が安くなることがあります。長く借りることで旅もゆったりになるので、一石二鳥です。
  • 軽キャンパーを検討する:バンコン・キャブコンより安く、2人旅なら十分なスペースがあります。燃費もいいので総コストが下がります。夏の北海道は天気がいい日が多く、キャンプ場で過ごす時間も長いので、車内の広さよりコンパクトさが合うケースもあります。→ 北海道の軽キャンパーレンタルを比較する
  • RVパークや道の駅を中心に使う:有料キャンプ場より費用が低く、水道・電源が使えるRVパークは1泊1,500〜3,000円が多いです。キャンプ場の予約も夏は混むので、RVパークのほうが柔軟に動けます。→ RVパークとは?料金・設備の解説

2人・5泊6日の費用シミュレーション

具体的なイメージをつかむために、2人旅・5泊6日のケースで試算してみます。

  • レンタル費(バンコン・繁忙期):2万5千円×5泊=12万5千円
  • ガソリン代(1,000km・燃費10km/L・180円):1万8千円
  • 高速代:約1〜2万円(ルートによる)
  • 宿泊(RVパーク5泊×2,000円):1万円
  • 食費・観光費:3〜5万円

合計で20〜24万円前後が目安になります。2人で割ると1人10〜12万円程度です。同じ時期に北海道のホテルを5泊予約すると、観光地エリアでは1人8〜15万円になることも多く、自由度が段違いであることを考えるとコストパフォーマンスは悪くないです。さらに詳しいシミュレーションは1週間費用シミュレーションでも確認できます。

夏の北海道、どのルートで回る?

北海道は広いので、一度の旅で全部は回れません。旅の日数と出発地に合わせてエリアを絞るのが現実的です。エリア別に3パターンあります。

道央・富良野・美瑛ルート(3〜5泊)

新千歳空港や札幌を起点にして、富良野・美瑛・旭川を回るルートです。ラベンダー畑(ファーム富田)や青い池、白金温泉など見どころが集中しています。7月上旬〜中旬はラベンダーのピークで混雑しますが、北海道らしい景観を楽しむなら外せないエリアです。

走行距離は1日あたり100〜150kmが目安で、4泊5日あれば札幌・富良野・美瑛・旭川を無理なく回れます。旭川動物園や美瑛のパッチワークの丘は時間をかけて見たいスポットなので、1泊ずつ拠点を移しながら進む計画が合います。このルートは初めての北海道キャンピングカー旅に向いています。

道東・知床・阿寒ルート(5〜7泊)

新千歳・帯広を起点に、知床・阿寒湖・摩周湖・釧路湿原を回るルートです。世界自然遺産の知床半島、ヒグマの観察ができる知床五湖、霧に包まれることの多い摩周湖など、大自然を体感できます。距離が長いので、5泊以上の余裕を持って計画すると慌てません。

帯広を起点に出発すると、十勝から道東へのアクセスが短くなります。帯広のグルメ(豚丼・十勝スイーツ)も外せません。Moving Inn帯広店を利用する場合は、十勝空港からそのまま旅を始められるので飛行機組にも使いやすいです。釧路湿原は朝霧の時間帯に訪れると別格の景色が見られるので、前泊して早朝スタートする計画をおすすめします。

道南・函館・洞爺ルート(3〜4泊)

函館・大沼・洞爺湖・登別を結ぶルートです。函館の朝市・夜景、洞爺湖の花火(夏の毎晩開催)など、夏らしい体験が詰まっています。距離がコンパクトなので、初めてのキャンピングカー旅や短い夏休みに向いています。

洞爺湖では毎年4月下旬〜10月末まで夜花火が打ち上がります(洞爺湖ロングラン花火)。キャンピングカーなら湖畔のRVパークに泊まって、夕食後にゆっくり花火を見るという贅沢な過ごし方ができます。函館発着の拠点を選べば、フェリーで本州から車を持ち込まずに旅を始められます。函館エリアのレンタル拠点詳細は函館キャンピングカーレンタル完全比較で確認できます。

バンコン・キャブコン・軽キャン、夏の北海道ではどれが使いやすいか

車種によって向き不向きがあります。家族の人数と旅のスタイルで選ぶと、後悔が少ないです。各タイプの特徴はキャンピングカーの種類比較も参考にしてください。

ファミリー・4人以上ならキャブコン

室内高があり大人が立って動けるキャブコンは、荷物が多い夏旅に向いています。常設ベッドがある車種なら就寝の準備が楽で、夜遅くに到着しても疲れが残りにくいです。トイレ・シャワー搭載モデルは道の駅やキャンプ場のサニタリー状況を気にしなくていいので、女性や子ども連れには特に便利です。

2〜3人旅にはバンコン

ハイエースベースのバンコンは取り回しがしやすく、一般的な駐車場にも停めやすいです。観光スポットや市街地を移動するときに「大きすぎて困る」場面が少ないのが利点です。夏の北海道は晴れた日に外で過ごす時間が多く、「車内の広さより機動力」が合うケースもあります。

2人旅でコストを抑えたいなら軽キャンパー

軽キャンパーは料金が安く、燃費もいいので夏の長距離旅の総コストを下げやすいです。ただし就寝スペースは2名でほぼ限界なので、3名以上の旅には向きません。夏は天気がいい日にキャンプ場や公園で外の時間を多く取れるので、車内の狭さが気になりにくいシーズンでもあります。

夏の車中泊、本州と違う点がある

北海道の夏はそれほど暑くないですが、虫・熊・祭りの混雑など本州とは別の注意点があります。

虫と熊への備え

北海道の夏はアブ・ブユ・蚊が多いです。窓を開けて寝る場合は網戸付きの車種を選ぶか、虫よけスプレーと電気蚊取りを持参してください。山間部・湿原近くではヒグマの出没情報を確認する習慣をつけておくと安全です。農道や廃道の近くでの車中泊は避け、RVパークや道の駅などの整備された場所を使うほうが無難です。知床エリアは特にヒグマの目撃情報が多いので、食べ物の管理と宿泊場所の選択に注意してください。

夜の気温が下がる日がある

本州の夏と違い、北海道は8月でも夜間に15℃前後まで下がる日があります。薄手のダウンや長袖をひとつ持っておくと、早朝の移動時に役立ちます。とくに道東・道北エリアは夏でも朝晩が冷えやすいです。「北海道だから夏は全部暑い」と思って薄着しか持っていかないと、朝方に後悔することがあります。

花火・祭りの会場近くは混雑に注意

夏祭りや花火大会の当日は、会場周辺の駐車スペースや道の駅が混み合います。キャンピングカーはサイズが大きいので、停められる場所が限られる場合があります。祭り当日の宿泊地は前日のうちに移動して確保しておくのが現実的です。祭りの日は多くの人が同じ行動を取るので、「終わってからゆっくり宿泊地を探す」では間に合わないことがあります。

道の駅での車中泊マナー

道の駅は車中泊を禁止している場所も増えています。長期滞在・連泊は避け、エンジンのかけっぱなし・発電機の使用・テーブルや椅子を広げての長時間滞在は控えてください。RVパークを中心に使い、道の駅は仮眠・休憩の位置づけで使うのが現実的です。マナーの詳細は道の駅でのキャンピングカーマナーと禁止事項にまとめています。

夏の北海道旅、持っていくといいもの

夏の北海道で特に役立つものを書いておきます。北海道旅全般の持ち物は必携持ち物チェックリスト【北海道編】も合わせて確認してください。

  • 虫よけスプレー・電気蚊取り:アブやブユは市販のディートタイプが効果的です。電気蚊取りは車内用のコンセントタイプが使いやすいです。
  • 薄手のアウター(フリースやダウン):朝晩や道東・道北エリアの気温対策に。夏でも1枚は持っていくと安心です。
  • 日焼け止め・サングラス:北海道の夏は日差しが強く、広い景色の中を長時間移動するので日焼けしやすいです。
  • レインウェア:北海道の天気は変わりやすく、特に山間部や道東は霧雨や突然の雨が多いです。折りたたみの上着で十分です。
  • クーラーボックス:北海道の新鮮な食材をその場で買って車内で楽しむのが夏旅の醍醐味のひとつです。保冷剤と合わせて用意しておくと食の楽しみが広がります。
  • モバイルバッテリー・車載充電器:スマートフォンのナビを使い続けると消耗が早いです。ルート検索・観光情報の確認を快適にするために充電環境を整えておくといいです。

よくある質問(FAQ)

Q1: お盆の北海道でキャンピングカーを借りるには何ヶ月前に予約が必要ですか?

お盆(8月11〜16日前後)の週は年間で最も競争が激しい時期です。遅くとも3ヶ月前(5月末まで)には予約するのが安全です。大型車・人気車種は4月ごろから埋まり始めることもあるので、日程が決まったら早めに動くのをおすすめします。

Q2: 夏の北海道はキャンピングカーの中で暑くない?

本州の夏と違い、北海道の7〜8月は最高気温が25〜28℃前後の日が多く、朝晩は20℃を下回ることもあります。エアコン搭載車でなくても夜は過ごせる日が多いです。ただし内陸の帯広・北見エリアは夏の日中に30℃を超えることもあるので、そのエリアをメインに回る場合は換気のよい車種を選ぶと快適に過ごせます。

Q3: 夏の北海道キャンピングカー旅、何泊あれば十分ですか?

エリアによって変わります。富良野・美瑛中心なら4〜5泊、道東(知床・阿寒・釧路)なら5〜7泊、道南(函館・洞爺)なら3〜4泊が目安です。北海道一周を目指す場合は10泊以上必要で、1〜2週間の長期旅行向きです。時間が限られているなら、エリアを1つに絞って深く回るほうが後悔が少ないです。

Q4: 夏の北海道キャンピングカー旅の総費用はどのくらい?

2人旅・5泊6日を例にすると、レンタル費用が10〜15万円、ガソリン代が1〜2万円、高速代が1〜2万円、宿泊(RVパーク等)が1〜2万円、食費・観光費が別途かかります。全体でだいたい20〜25万円前後というのが実感に近い数字です。車種・ルート・高速の使い方によって変わります。より詳しくは1週間費用シミュレーションを参考にしてください。

Q5: 夏の北海道キャンピングカー旅はどのエリアから出発するのがいい?

飛行機でのアクセスなら新千歳空港周辺の千歳・札幌エリアが拠点数も多く選びやすいです。道東を中心に回りたい場合は帯広(とかち帯広空港)が近くて便利です。本州からフェリーで来る場合は函館発着が選択肢に入ります。行きたいエリアから逆算して出発地を決めるほうが、移動の無駄が少なくなります。

Q6: 道の駅での車中泊は夏でも問題ない?

道の駅は仮眠・休憩の場所として使うのが基本です。連泊・長期滞在は禁止している施設が多く、夏の繁忙期は特に混み合います。RVパークを中心の宿泊地にして、道の駅は途中休憩で使う使い方が現実的です。

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著者情報

コンテンツ作成日: 2026-05-01 / 最終更新日: 2026-05-11

執筆・監修: 北海道キャンピングカーレンタル事務局

確認方針: 公式情報優先 / 不明値は断定しない / 変更は順次更新

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北海道キャンピングカーレンタル事務局は、北海道内のキャンピングカーレンタル情報を調査・比較・発信する専門メディアです。新千歳空港・帯広空港をはじめとした主要エリアのレンタル会社、車種、料金、利用条件を実際の調査データをもとに整理し、初めての方でも安心して選べる情報提供を行っています。

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