2026.06.29 更新

北海道キャンピングカー旅ペット同伴ガイド|犬・猫OKのRVパーク・キャンプ場・注意点まとめ【2026年版】

北海道をキャンピングカーで旅しながら、犬や猫と一緒に動き回りたい。そう思った瞬間にぶつかるのが「どのキャンプ場がペット可なのか」「車内で熱中症にならないか」「マダニは大丈夫か」という壁です。ホテルなら「ペット可」と書いてあればひとまず安心ですが、キャンプ場・RVパークはサイト単位でルールが異なり、「テントサイトはOKでもオートサイトはダメ」というケースも珍しくありません。

この記事では、北海道でキャンピングカー旅にペットを連れていく際に必要な準備・注意点を、施設選びから車内の安全対策・持ち物まで一通りまとめています。犬・猫どちらも対象にしていますが、北海道の施設は「犬のみOK」のケースが多いため、猫連れの方は特に事前確認を念入りにしてください。

キャンピングカーでペットを連れる基本ルールと準備

キャンピングカーでのペット旅は、乗用車での日帰り外出とは準備の規模が違います。複数泊にわたる移動・駐車・宿泊をすべて車内でこなすため、ペットにとっても人にとっても、最初から無理のない計画を立てることが出発前の最優先事項です。

走行中のペットの扱い:法律と安全のあいだ

道路交通法上、ペットを無拘束で車内に乗せること自体は禁止されていません。ただし、急ブレーキや衝突時に犬・猫が車内で飛ばされると、大けがをするのはもちろん、運転者の視界を塞いで二次事故につながる危険もあります。走行中はクレートやシートベルト対応のハーネスでペットを固定するのが基本です。

キャブコンタイプのキャンピングカーは居室部分が広いため、「クレートを固定せずに居室に放す」という乗せ方をする人もいますが、急ブレーキ時には数メートル飛ばされることがあります。クレートは必ずシートベルトやラッシングベルトで固定してください。

レンタル前に確認すべき4項目

キャンピングカーのレンタル会社によって、ペット同乗のルールは大きく異なります。予約完了後に「ペット不可の車両でした」と判明するのを防ぐため、以下の4点を予約前に確認してください。

  • 対応車種:全車両ペット可の会社もあれば、特定グレードのみの会社もある
  • 清掃料:1匹あたり2,200〜11,000円程度の追加料金が多い
  • 犬種・体重制限:大型犬(10kg以上)は受け入れ不可の拠点が半数以上
  • 猫・その他の動物の可否:犬のみOKの拠点がほとんど

ワクチン接種証明書や狂犬病予防注射済票の提示を求められる場合もあります。出発前に手帳や証明書をまとめておくと手続きがスムーズです。

フェリーでの移動:本州から北海道へペットと渡る場合

本州から車ごとフェリーで北海道に渡る場合、ペットはキャビン(客室)に連れ込めず、基本的に乗用車内またはペットルーム(有料)で過ごす形になります。太平洋フェリー・新日本海フェリーなどは専用ペットルームを設けていますが、繁忙期は早期完売します。長距離フェリー便を使う計画なら、ペットの乗船枠も同時に確保してください。

ペット同伴OKな北海道のRVパーク・キャンプ場一覧

北海道のキャンプ場・RVパークは施設によってペット可否が異なり、しかも「全サイトOK」「リードつなぎOK」「テントエリアのみ」「場内持込不可」と条件もさまざまです。以下に挙げる施設はいずれもペット同伴の実績がありますが、必ず予約時に最新ルールを直接確認してください。年ごとにルールが変わるケースがあります。

RVパーク(車中泊専用):ペット可の主要施設

RVパークは一般のキャンプ場よりも車中泊に特化した施設で、電源・トイレ・シャワーが整っているところが多く、ペット連れのキャンピングカー旅と相性がいいです。道の駅に隣接しているものも多く、朝市や地物野菜を楽しみながら滞在できます。

  • RVパーク洞爺湖(洞爺湖町):洞爺湖畔に面したRVパーク。ペット同伴可・リードつなぎが条件。温泉地に近く、夕暮れの湖を眺めながら車内で泊まれる。
  • RVパーク美深(美深町):北部・旭川エリアの山間に位置。静かな環境でペット連れに評判が高い。近くにチョウザメ館あり。
  • RVパーク道の駅しらぬか恋問(白糠町):太平洋沿いの道東エリア。広い駐車スペースで犬の散歩もしやすい。
  • RVパーク北斗七星(北斗市):函館エリアへのアクセスが便利。ペット可・リード必須。

RVパークはオートキャンプ場に比べてルールが厳格な施設が多く、吠え声・排泄物の処理・夜間の車外放し飼いに関してクレームが入りやすい環境です。近隣の利用者への配慮が通常のキャンプ場以上に求められます。

ペット可のオートキャンプ場・フリーサイト

北海道はオートキャンプ場の数が全国トップクラスで、ペット可の施設も多数あります。ただし「リードつなぎ厳守」「ペット専用排泄エリアあり」「場内のドッグランは別途料金」など条件が施設ごとに細かく異なります。

  • ニングルテラス前・富良野ネイチャークラブ周辺エリア:富良野の森林に囲まれたサイト。キャンピングカーの乗り入れ可能なサイトを事前確認。
  • 北海道グリーンランド オートキャンプ場(岩見沢):広いサイトでペット可。道央自動車道からのアクセスがよく、初日の宿泊地として使いやすい。
  • オートリゾート苫小牧アルテン(苫小牧):新千歳空港から30分。フェリー到着後の最初の泊地としても使われる。ペット連れ実績多数。
  • ポロト湖畔キャンプ場(白老町):湖を望む静かなサイト。ウポポイ(民族共生象徴空間)と組み合わせて観光できる。
  • 十勝川温泉第一ホテル 豆陽亭 RVパーク(音更町):十勝川温泉エリア。温泉施設との併設で利便性が高い。ペット可(要確認)。

人気施設は夏のハイシーズン(7〜8月)に数ヶ月前から予約が埋まります。GW明けには夏の予約を入れておくと安心です。

北海道キャンピングカーレンタルを比較する

新千歳空港を拠点に、料金・車種・拠点を一覧で比較できます。

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車内でのペットの安全対策(ケージ・換気・熱中症)

キャンピングカーはテントや宿泊施設と違い、エンジンを切ると車内の温度管理がすべて自分の判断にかかります。特に夏の北海道は「北海道だから涼しい」というイメージと裏腹に、晴天時の車内温度は短時間で60℃を超えることがあります。ペットを車内に残して観光に出かける際は、必ず対策を講じてください。

夏の車内温度:数字で把握しておく

外気温が30℃の日、エンジン停止・窓閉め切りの車内は15分で約50℃、1時間で60〜70℃に達するという測定データがあります。北海道でも道東・道央の夏は28〜32℃になる日が増えており、「北海道だから大丈夫」という判断は危険です。犬の体温は38〜39℃が正常値で、42℃を超えると臓器障害が起きはじめます。

エンジンをかけたままエアコンを稼働させるのが最も確実ですが、駐車中のアイドリングは施設によって禁止されている場合があります。駐車場所・施設ルール・外気温を確認してから判断してください。

換気と日陰駐車:基本の対策

  • 日陰に駐める:直射日光を避けるだけで車内温度は10〜15℃下がる。木陰・建物の影を優先する。
  • ベンチレーター(換気扇)を回す:キャブコンタイプのキャンピングカーはルーフにベンチレーターがついているものが多い。走行風を取り込んで換気できる。
  • 反射シェードを窓に貼る:フロントや側面窓からの輻射熱を大幅にカット。100均のものでも効果あり。
  • クールマット・保冷剤を置く:ペットが自発的に涼める場所を用意する。
  • 外出時間を短縮する:観光は「車に戻って確認」を繰り返す前提でスケジュールを組む。ペットだけ車内に残す時間は30分以内を目安にする。

熱中症のサイン:早期発見が命を救う

犬・猫に共通する熱中症のサイン:激しいパンティング(口を開けてハァハァ)、よだれが大量に出る、ぐったりして動かない、粘膜(口の中)が赤くなる、嘔吐。これらが見られたら、涼しい場所に移動させ、濡れタオルで首・脇・股を冷やしながら動物病院へ向かってください。水を無理やり飲ませると誤嚥の危険があります。

北海道の動物病院は都市部に集中しており、道東・道北エリアは最寄りの病院まで1時間以上かかる地域もあります。旅行前に旅行先エリアの動物病院をいくつかスマホに登録しておくと、いざというときに焦らずに済みます。

マダニ対策:北海道の草むらには要注意

北海道の草地・林縁にはマダニが生息しています。マダニは草の先端で待ち構えていて、通過するペット(や人)の体に付着します。犬の場合、草むらの散歩後は全身をていねいにチェックし、耳の内側・指の間・腹まわりを重点的に確認してください。

マダニはSFTS(重症熱性血小板減少症候群)などの感染症を媒介するリスクがあります。出発前に動物病院でマダニ予防薬(スポットタイプまたは飲み薬)を処方してもらうのが安心です。北海道はシーズンが本州より短いとはいえ、5〜10月はマダニの活動期にあたります。

ペット可の観光スポット・道の駅での過ごし方

北海道の観光名所はペット入場不可の施設が多いですが、屋外型のスポットや牧場系施設はペット同伴を認めているところが増えています。「行ってから断られた」を防ぐためにも、事前に施設のウェブサイトや電話で確認する習慣をつけてください。

牧場・自然系スポット:ペットと相性がいい

  • 十勝ヒルズ(幕別町):広大な庭園施設。リードつなぎでのペット同伴可エリアあり。道東・帯広観光の定番。
  • 北海道ガーデン街道沿いの各施設:大雪・十勝・富良野の庭園群。施設ごとに異なるが、屋外エリアはペット連れ可が多い。
  • サロマ湖周辺(佐呂間町・湧別町):湖畔の遊歩道やキャンプ場エリアで犬の散歩がしやすい。混雑が少なく静かに過ごせる。
  • 知床半島(斜里町・羅臼町):世界遺産エリア。ウトロ方面は観光施設に入れないケースが多いが、道路沿いや展望台(屋外)はペットと行動できる場所もある。熊の出没エリアのため、ルールに従って行動する。
  • 函館山ロープウェイ(函館市):ペット不可(ケージに入れた小動物は可の場合あり)。函館は港町の散歩が犬連れ向き。

道の駅でのペットとの過ごし方

道の駅は施設内(物産館・レストラン)へのペット入店は基本的に不可ですが、駐車場や屋外スペースでの散歩・休憩は自由にできます。北海道の道の駅は駐車場が広く、トイレ設備も充実しているため、長距離移動の休憩地点としてペット連れにも向いています。

排泄物は必ず持ち帰るか施設のペット用ゴミ箱(設置されている場合)に捨ててください。道の駅の駐車場でのトラブルで最も多いのが排泄物の放置です。マナーが悪いとペット連れの受け入れ縮小につながるため、飼い主全体のためにも徹底してください。

一部の道の駅にはドッグランを設けているところもあります。「道の駅 ドッグラン 北海道」で検索すると最新情報が出てきます。

持ち物チェックリスト(薬・フード・ペットシーツ)

キャンピングカー旅は数泊〜1週間以上になることが多く、途中で足りなくなっても北海道のローカルエリアではペット用品を売っている店がなかったということが起きやすいです。出発前にまとめて積んでおきましょう。

医療・健康管理

  • 狂犬病予防注射済票・ワクチン接種証明書(施設での提示を求められる場合あり)
  • かかりつけ医からの持病の薬(必要日数分+2〜3日の予備)
  • マダニ予防薬(フロントラインまたは処方済みの経口薬)
  • 動物用虫よけスプレー
  • 体温計(ペット用)
  • 目薬・耳掃除用品
  • ペット用の消毒液・傷パッド

食事・水

  • 普段のフード(旅先での急な食事変更は消化不良を起こしやすい。旅行日数分+予備)
  • ウェットフード(食欲が落ちたときのサポート用)
  • ポータブルウォーターボトル(犬用ノズルつきが使いやすい)
  • 折りたたみ食器(プラスチック製が軽くて扱いやすい)

衛生・移動

  • ペットシーツ(多めに。車内のトイレ代わりにもなる)
  • 排泄袋(ビニール袋を大量に)
  • ウェットティッシュ・タオル(複数枚。雨の日の泥汚れ対策)
  • クレート(移動中の固定用。使い慣れたものを持参)
  • リード(断切れ対策として予備を1本)
  • 迷子札(名前・飼い主の連絡先を明記)・マイクロチップ確認

車内快適グッズ

  • クールマット・保冷シート(夏場の必需品)
  • ペット用ブランケット(夜間の冷え込み対策。北海道の夜は8月でも15℃以下になる日がある)
  • 反射シェード(フロント・サイド用)
  • 消臭スプレー(車内臭対策)

新千歳空港発 2026年6月〜 新登場

キャブコン「クレソンジャーニー」をレンタルする

新千歳空港を拠点に、北海道全域をキャンピングカーで旅できます。

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Moving Inn 新千歳空港店のクレソンジャーニーについてのペット可否は、予約時に直接ご確認ください。車両の状況や台数により対応が変わる場合があります。

よくある質問(FAQ)

猫もキャンピングカーで旅できますか?

旅自体は可能です。ただし北海道のキャンプ場・RVパークでペット可としている施設の多くは「犬のみ」を前提にしており、猫を連れての利用は事前に問い合わせないと断られることがあります。猫はトイレを慣れた場所でしたがる傾向があり、移動中の車内でのストレスも犬より大きくなりやすいため、短期の旅から慣らしていくと安心です。

大型犬(30kg以上)でもキャンピングカーに乗れますか?

車内スペース自体は広いため乗ることは可能ですが、レンタル会社によって体重制限を設けているところがあります。10kg以上の犬を断る拠点、20kg以上は相談という拠点など対応はさまざまです。ラブラドールやゴールデンレトリバーなどの大型犬を連れて行く場合は、予約前に体重・犬種を伝えて確認してください。

北海道のキャンプ場は犬のリードを離してはいけないですか?

場内でのリード着用はほぼすべてのキャンプ場で必須です。ドッグランが設置されている施設は別ですが、フリーサイト・オートサイト内でもノーリードで放すことは禁止しているところが大半です。他のキャンパーへの配慮と動物の安全のためにも、場内では常にリードをつけてください。

車内でエアコンをつけたままペットを置いていけますか?

キャンピングカーの場合、エンジンをかけたままにするか、外部電源(RVパークの電源サイト)からエアコンを稼働させる方法があります。アイドリングが禁止されている施設も多く、また燃料消費の問題もあるため、外部電源の使えるRVパーク・電源サイトを宿泊地に選ぶのが現実的な対策です。エンジン停止中にエアコンだけを回す「サブバッテリー+インバーター」構成の車両もありますが、対応しているかは車両・レンタル会社によって異なります。

マダニに噛まれたらどうすればいいですか?

無理に引っ張ると口器が皮膚に残ります。ピンセットでできるだけ皮膚の際を持ち、ゆっくり引き抜いてください。噛まれた部位は消毒し、数日以内に発熱・倦怠感などがあれば動物病院または人間の場合は内科を受診してください。ペット用のマダニ取り専用ツール(ティックリムーバー)を1本持っておくと安心です。

北海道旅行中にかかりやすいペットの病気はありますか?

夏の熱中症・マダニ媒介感染症(バベシア症・ライム病など)に加え、慣れない環境によるストレス性の消化器症状(下痢・嘔吐)が旅行中に起きやすいです。また北海道にはエキノコックスが生息しており、野生動物の排泄物が混入した沢水・土壌に接触したペットが感染するリスクがあります。川や湖の水を直接飲ませないよう注意してください。

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著者情報

コンテンツ作成日: 2026-06-29 / 最終更新日: 2026-06-29

執筆・監修: 北海道キャンピングカーレンタル事務局

確認方針: 公式情報優先 / 不明値は断定しない / 変更は順次更新

北海道キャンピングカーレンタル事務局

北海道キャンピングカーレンタル事務局は、北海道内のキャンピングカーレンタル情報を調査・比較・発信する専門メディアです。新千歳空港・帯広空港をはじめとした主要エリアのレンタル会社、車種、料金、利用条件を実際の調査データをもとに整理し、初めての方でも安心して選べる情報提供を行っています。

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