2026.06.29 更新

大雪山・層雲峡キャンピングカーガイド|黒岳ロープウェイ・紅葉・温泉完全攻略【2026年版】

大雪山・層雲峡エリアは北海道の中でも標高が高く、紅葉の見頃が全道でいちばん早い場所です。黒岳山頂付近では例年9月中旬に色づきが始まり、層雲峡周辺では10月上旬に見頃を迎えます。キャンピングカーであれば朝イチのロープウェイ待ちも車内で過ごせますし、温泉後の宿探しも不要です。ただし、エリア内の道路には大型車の通行制限や駐車場の高さ制限があるため、出発前に確認が必要です。

この記事では、大雪山・層雲峡エリアへのアクセスと駐車場の注意点から、黒岳ロープウェイ・銀泉台の紅葉、層雲峡・旭岳の日帰り温泉、周辺のキャンプ場・RVパーク、新千歳発3泊4日のモデルルートまでまとめました。北海道全体のレンタル会社を比較したい場合は北海道キャンピングカーレンタル料金比較も参考にしてください。

大雪山エリアへのアクセスと駐車場・ドライブ路の注意点

新千歳空港から層雲峡温泉街までは約220km、道東自動車道と国道39号を使って約3時間です。旭川空港からは約80km・1時間強で到着できるため、旭川乗り捨てで帰路に飛行機を使うプランも組みやすいです。

国道39号・層雲峡温泉周辺の注意点

層雲峡温泉の中心部には大型の立体駐車場がありますが、全高2.1m制限がかかっています。キャブコンやハイルーフのバンコンは入れないため、温泉街の道路沿いか近隣の平面駐車場を使うことになります。現地の温泉施設(層雲峡観光センター横など)に大型車向けの駐車スペースがあるかは、訪問前に各施設に確認しておくと安心です。

銀泉台・愛山渓へのアクセス制限

赤岳登山口の銀泉台(層雲峡から約23km)は、例年9月下旬〜10月中旬はマイカー規制が実施されます。この期間は層雲峡ビジターセンター付近からシャトルバスに乗り換える必要があり、キャンピングカーは規制区間外に駐車することになります。規制日程は毎年9月初旬に大雪山国立公園管理事務所から発表されるため、紅葉シーズンに訪れる場合は必ず事前に確認してください。

愛山渓温泉(上川町側)へのアクセス道路は未舗装区間があり、車高の低いバンコンや軽キャンパーで通行する場合は底打ちに注意が必要です。レンタル各社の利用規約でダート走行が禁止されている場合もあるため、予約前に確認しておきましょう。

旭岳・姿見の池エリアの駐車場

旭岳ロープウェイ山麓駅(東川町)には無料の大きな駐車場があり、大型車も駐車できます。ただし、早朝の紅葉シーズンは満車になりやすいため、前日の夜から近隣の旭岳温泉エリアで車中泊しておくのが現実的です。旭岳温泉エリアには「湧駒荘」「大雪山白樺荘」など立ち寄り湯のある宿が点在しており、駐車場の利用可否は各宿に確認してください。

黒岳ロープウェイ・銀泉台の紅葉を楽しむ

大雪山の紅葉は、北海道どころか日本全国でもっとも早く始まる紅葉の一つです。標高が高いほど早く色づくため、9月初旬には黒岳山頂(標高1,984m)付近からすでに秋が始まります。

黒岳ロープウェイの基本情報

黒岳ロープウェイは層雲峡駅(山麓)から黒岳7合目(標高1,520m)まで約10〜11分で結びます。7合目からは黒岳山頂まで徒歩約1時間20分で、往復でも3〜4時間あれば行動できます。7合目付近から山頂にかけての紅葉見頃は例年9月中旬〜9月下旬です。

項目内容
運行区間層雲峡駅(825m)→ 黒岳7合目(1,520m)
所要時間約10〜11分
運行時間6:00〜17:00(時期により変動、公式確認推奨)
料金目安往復2,800円前後(大人、2026年時点)
紅葉見頃(7合目〜山頂)例年9月中旬〜9月下旬

運行時間・料金は年度により変わるため、出発前に層雲峡黒岳ロープウェイ公式サイトで最新情報を確認してください。キャンピングカーで来た場合、ロープウェイ山麓駅周辺に大型車が停められる平面スペースがあります(要現地確認)。

銀泉台の紅葉とシャトルバス

銀泉台は赤岳(標高2,078m)の登山口で、大雪山の紅葉スポットの中でも特に色づきが鮮やかな場所として知られています。例年9月下旬に見頃を迎えますが、この時期はマイカー規制と重なることが多いため、シャトルバスを使う前提でスケジュールを組む必要があります。

シャトルバスは層雲峡ビジターセンター(もしくは指定駐車場)から出発し、銀泉台まで片道約40分です。混雑日は早朝から乗車待ちが発生するため、前日の夜から層雲峡で車中泊しておくと時間を有効に使えます。規制期間と運行ダイヤは上川町公式情報を確認してください。

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層雲峡温泉・旭岳温泉の日帰り入浴ガイド

大雪山エリアには個性の異なる温泉地がいくつかあります。層雲峡温泉は温泉街としての規模が大きく、旭岳温泉は山岳リゾートとして静かな雰囲気が魅力です。どちらもキャンピングカーで日帰り入浴できる施設があります。

層雲峡温泉の日帰り入浴

層雲峡温泉街には複数のホテル・旅館が日帰り入浴を受け付けています。代表的な施設は以下のとおりです。

施設名日帰り料金目安営業時間目安駐車場(大型車)
朝陽リゾートホテル1,200円前後12:00〜20:00頃(要確認)平面駐車場あり
層雲峡温泉観光センター(公共浴場)600〜800円前後10:00〜21:00頃(要確認)近隣に平面P
グランドホテル大雪1,500円前後13:00〜20:00頃(要確認)平面あり

料金・時間・大型車駐車可否は季節や施設の方針で変わるため、訪問前に各施設へ電話確認することを強くすすめます。立体駐車場(高さ2.1m制限)はキャブコン・ハイルーフ車は利用不可なので、必ず平面スペースを使ってください。

旭岳温泉の日帰り入浴

旭岳温泉は東川町の旭岳ロープウェイ山麓から車で数分の場所に点在するホテル・山荘群です。層雲峡とは異なり、宿泊施設が山間に点在するスタイルで、温泉街的なにぎわいはありません。その分、静かな雰囲気で入浴できます。

施設名日帰り料金目安備考
湧駒荘(ゆこまんそう)1,000〜1,500円前後複数の浴槽、日帰り受け入れ実績あり
大雪山白樺荘600〜800円前後公共施設系、リーズナブル
旭岳ビューホテル1,200円前後眺望が良い

旭岳温泉エリアの宿の前には比較的広い駐車スペースがあり、キャンピングカーを停めやすい施設が多いです。ただし、いずれも小規模施設のため、紅葉ピーク期は混み合います。夕方に一段落した時間帯を狙うか、開館直後の入浴が現実的です。

愛山渓温泉(上川・愛山渓コース)

上川町の奥地にある愛山渓温泉は、道路の一部が未舗装で車高の低い車両は注意が必要です。施設は「愛山渓倶楽部」のみで、日帰り入浴500〜700円前後(要確認)。秘湯感があり、混雑しにくい穴場です。レンタルのキャンピングカーで通行する際は、事前に利用規約のダート走行可否を確認してください。

上川・愛山渓近くのキャンプ場・RVパーク

大雪山エリアで車中泊・キャンプをするなら、層雲峡周辺と上川町エリアに選択肢があります。紅葉シーズンは特に混み合うため、可能であれば事前予約が安心です。

層雲峡キャンプ場

層雲峡温泉街から石狩川沿いを少し北に走った場所にある層雲峡オートキャンプ場は、電源サイトを備えており、キャンピングカーでの利用に対応しています。温泉街まで車で5〜10分と近く、夜に温泉に行って車に戻る使い方がしやすいです。サイト料金は車両込みで4,000〜6,000円前後(時期により変動)。予約状況と料金は公式サイトまたは上川郡上川町の観光情報で確認してください。

上川町内のキャンプ場

上川町の市街地近くには「キャンプ場パパスランドさっつる」(大空町)のように東大雪エリアをカバーする施設もありますが、大雪山エリアを中心に回るなら層雲峡周辺か旭岳キャンプ場(東川町)を拠点にする方が動きやすいです。

旭岳キャンプ場(ひがしかわ旭岳キャンプ場)

東川町が管理する旭岳ロープウェイ山麓駅に近いキャンプ場です。フリーサイトが中心で、シーズン中は混雑します。電源サイトの有無は年度により変わるため、事前確認が必要です。旭岳温泉施設が徒歩圏内にあるため、入浴が便利です。

いずれのキャンプ場も、紅葉の9月中旬〜10月上旬は週末を中心に満サイトになることがあります。RVパーク(車中泊専用施設)はこのエリアには現時点で少ないため、道の駅「しらたき」(遠軽町)や道の駅「マオイの丘公園」(長沼町)など周辺の道の駅を中継地点として使う選択肢も検討してください。

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新千歳発3泊4日モデルルート(富良野〜大雪〜旭川)

新千歳空港でキャンピングカーを受け取り、富良野・美瑛・大雪山・旭川を回って新千歳に戻る3泊4日ルートです。走行距離は合計で600〜700km程度、1日あたり150〜180km前後の無理のないペースで組んでいます。紅葉シーズン(9月中旬〜10月上旬)に合わせた想定ですが、6月〜8月のラベンダー・ひまわりシーズンにも同じルートで楽しめます。

1日目:新千歳空港 → 富良野(ラベンダー畑・ファーム富田)

新千歳空港でキャンピングカーを受け取り、道東自動車道・国道38号で富良野へ向かいます。所要時間は約2時間。昼前後に到着できれば、ファーム富田(中富良野町)でラベンダー畑を散策できます(6月下旬〜8月中旬が見頃)。夕方は富良野市街で夕食食材を調達し、富良野川沿いのキャンプ場(ふらのキャンプ場など)で1泊目。電源サイトで車載の家電を快適に使えます。

2日目:富良野 → 美瑛 → 旭川

午前中に美瑛の丘めぐり(青い池、パッチワークの路、セブンスターの木など)。美瑛は道幅が広く、農道の景色を流しながら走るだけで満足感があります。昼過ぎに旭川市内へ移動し、旭川動物園(旭山動物園)を見学。夕方は旭川市内のスーパーで食材を仕入れて、近隣のキャンプ場またはRVパークで2泊目。旭川市内にはキャンピングカーに対応した「旭川ペーパン緑地オートキャンプ場」などがあります。

3日目:旭川 → 層雲峡(黒岳ロープウェイ・温泉)

旭川から国道39号で層雲峡へ。所要時間は約1時間20分です。午前中に黒岳ロープウェイで7合目まで上がり、紅葉の山道を散策。ロープウェイ山頂駅から黒岳山頂まで登る場合は往復2〜3時間を確保してください。午後は層雲峡の大函・小函(柱状節理の岩壁)を見学し、夕方に層雲峡温泉で日帰り入浴。その日の夜は層雲峡オートキャンプ場で3泊目。翌早朝の銀泉台シャトルバスに乗るためには、前泊が前提になります。

4日目:旭岳(ロープウェイ・姿見の池)→ 新千歳空港へ

層雲峡から旭岳方面へ南下(国道273号〜道道旭岳公園線、約1時間)。旭岳ロープウェイで姿見駅(標高1,600m)まで上がり、姿見の池周辺の木道散策(約1時間)。帰りは上川道経由で美瑛・富良野を通り、新千歳空港へ戻ります。旭岳から新千歳までは約3時間。フライトが夕方以降であれば、美瑛・富良野の道中でランチを取る時間も確保できます。

日程主な行程走行距離目安宿泊地
1日目新千歳 → 富良野(ファーム富田)約130km富良野市内キャンプ場
2日目富良野 → 美瑛 → 旭川約90km旭川近郊キャンプ場
3日目旭川 → 層雲峡(黒岳・温泉)約90km層雲峡オートキャンプ場
4日目旭岳ロープウェイ → 新千歳約250km(返却)

紅葉シーズン(9月中旬〜10月上旬)はキャンプ場・ロープウェイともに混雑します。特に週末の黒岳ロープウェイと銀泉台シャトルバスは早めの行動が必要です。キャンプ場の予約が取れない場合は、道の駅での車中泊を組み合わせてください。

大雪山エリアでのキャンピングカー旅|持ち物と準備のポイント

大雪山エリアは標高が高く、9月以降は朝晩の気温が5℃を下回る日もあります。キャンピングカーで快適に過ごすために、以下の点を事前に準備しておくことをすすめます。

防寒・寝具の準備

9月中旬以降の層雲峡・旭岳エリアは、日中でも15℃前後まで冷え込むことがあります。キャンピングカーの標準寝具(毛布・薄手の掛け布団)だけでは寒い場合もあるため、寝袋(3シーズン対応、快適温度5℃以上のもの)か厚手のフリースを持参するのが安心です。特に電源なしのフリーサイトで一夜を過ごす場合は、FFヒーターの燃料残量を出発前に確認してください。

食材・水の調達ポイント

層雲峡温泉街にはコンビニがないため、食材や飲料水の調達は上川町市街地(国道39号沿いのセイコーマートなど)か旭川市内で済ませておくのが基本です。層雲峡温泉街内に土産物店や飲食店はありますが、スーパーはありません。旭岳温泉エリアはさらに施設が少ないため、旭川または東川町の道の駅「東川道草館」で食材を調達してから向かうことをすすめます。

レンタカー・キャンピングカーの給油タイミング

層雲峡温泉街にはガソリンスタンドがないため、上川町市街地(ホクレンなど)で給油を済ませてから向かうことが必要です。旭岳温泉エリアも同様で、東川町市街地か旭川で給油しておくことが前提になります。山間部に入る前に残量を確認する習慣をつけておくと、燃料切れのリスクを防げます。

よくある質問(FAQ)

黒岳ロープウェイはキャンピングカーで行けますか?

行けますが、層雲峡温泉街の立体駐車場は高さ2.1m制限があるため、キャブコン・ハイルーフのバンコンは入れません。ロープウェイ山麓駅周辺の平面スペースか、温泉街外れの路肩スペース(駐車可能か要確認)を使うことになります。ロープウェイ駅周辺に大型車向けの駐車スペースがあるかは現地または観光センターに事前確認するのが確実です。

銀泉台の紅葉を見たいのですが、マイカー規制はいつですか?

例年9月下旬〜10月中旬に実施されますが、正確な日程は年度によって異なります。大雪山国立公園管理事務所や上川町の公式情報を9月初旬に確認するのが確実です。規制期間中は層雲峡ビジターセンター付近からシャトルバスを利用します。キャンピングカーは規制区間外の指定駐車場に停めてシャトルバスに乗り換えてください。

層雲峡温泉で日帰り入浴できますか?

複数のホテルが日帰り入浴を受け付けています。料金は施設によって600〜1,500円程度が目安です。ただし、混雑する時期(紅葉ピーク週末など)は日帰り入浴の受け入れを制限する場合もあるため、訪問当日に施設へ電話で確認することをすすめます。キャンピングカーで来場する場合は、高さ制限のある立体駐車場を避けて平面スペースを利用してください。

旭岳温泉と層雲峡温泉はどちらが便利ですか?

温泉街としての利便性(コンビニ・食事処・複数施設の選択肢)は層雲峡温泉が上です。旭岳温泉はロープウェイ山麓に近く、旭岳を中心に行動するなら効率的ですが、施設数が少なく静かな場所です。大雪山エリアを幅広く回るなら、3日目に層雲峡泊・4日目に旭岳で入浴してから帰路につく流れが自然です。

新千歳空港から大雪山まで何時間かかりますか?

層雲峡温泉街まで道東自動車道と国道39号経由で約220km・約3時間です。旭岳ロープウェイ山麓駅(東川町)までは旭川経由で約200km・約2時間40分が目安です。いずれも高速道路を使った場合の目安で、休憩や観光の時間を含めると半日かかる見込みで計画するのが安全です。

大雪山エリアは何泊が理想ですか?

層雲峡・旭岳の両方をじっくり回るなら2泊(層雲峡1泊+旭岳周辺1泊)が理想です。富良野・美瑛とセットで回るなら3泊4日が現実的な最短ラインです。紅葉ピーク期は黒岳ロープウェイと銀泉台シャトルバスが混雑するため、余裕を持ったスケジュールにしておくと安心です。

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著者情報

コンテンツ作成日: 2026-06-29 / 最終更新日: 2026-06-29

執筆・監修: 北海道キャンピングカーレンタル事務局

確認方針: 公式情報優先 / 不明値は断定しない / 変更は順次更新

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北海道キャンピングカーレンタル事務局は、北海道内のキャンピングカーレンタル情報を調査・比較・発信する専門メディアです。新千歳空港・帯広空港をはじめとした主要エリアのレンタル会社、車種、料金、利用条件を実際の調査データをもとに整理し、初めての方でも安心して選べる情報提供を行っています。

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