ふたご座流星群2026は北海道で見やすい?極大は12月14日23時ごろ、札幌の月没20時40分、冬の車中泊で待つときの寒さ対策【2026】
ふたご座流星群2026の極大は12月14日23時ごろ。札幌では月が20時40分に沈み、15日0〜2時ごろが山場です。
ふたご座流星群は2026年12月14日23時ごろに極大を迎えます。北海道で見る人にとっての答えは、14日の札幌では月が20時40分に沈み、それ以降は月明かりがない夜になる、ということです。待つ場所は零下の屋外ですから、車の中と外を行き来しながら、15日0〜2時ごろの山場に外へ出る計画を立てれば足ります。この記事は「いつ・何時に・どれだけ寒いか・車でどう待つか」に絞っています(国立天文台「ほしぞら情報2026年12月 ふたご座流星群が極大」、2026-10-14確認)。
ふたご座流星群2026は北海道で見やすい?月が早く沈む年です
国立天文台は、2026年のふたご座流星群を「絶好の条件」と案内しています。理由は月です。14日の夜の月は21時頃までに沈み、それ以降は月明かりの影響が全くなくなる、と書かれています(国立天文台「ほしぞら情報2026年12月 ふたご座流星群が極大」、2026-10-14確認)。
札幌に当てはめると、暦計算室の月の出入りで12月14日の月入は20時40分です(国立天文台 暦計算室「各地のこよみ 札幌 2026年12月」、2026-10-14確認)。月が沈んだあとは、14日の日の出6時58分(札幌、同じく暦計算室の日の出入り、2026-10-14確認)までのあいだ、月のない空で待てます。
後の表にある流星の数(1時間あたり35〜40個、約60個など)は、国立天文台が「東京付近の場合」として出した予想です。
極大はいつ?14日23時ごろ、いちばん多いのは15日0〜2時ごろ
極大とは、流星群そのものの活動が最も活発になる時を指します。2026年は12月14日23時ごろと予想されています。ただし国立天文台は、見える数は放射点の高さや月明かりにも左右されるため、極大の時刻と、多く見える時刻は必ずしも一致しないと注記しています(国立天文台「ほしぞら情報2026年12月 ふたご座流星群が極大」、2026-10-14確認)。
そのうえで、最も多く見られると期待されているのは、極大時刻の23時を過ぎ、放射点がさらに高くなる15日0時から2時ごろです。夜更かしが前提になるので、14日は早めに車で仮眠をとり、日付が変わるころに外へ出る段取りが組みやすい日です。
札幌の月は何時に沈む?13日〜16日の月の出入り
月の入りが早いほど、暗い空で見られる時間が長くなります。札幌の12月13日から16日を並べました。
| 日付(札幌) | 月の出 | 月の入り | 月齢 |
|---|---|---|---|
| 12月13日 | 10時01分 | 19時36分 | 4.1 |
| 12月14日 | 10時26分 | 20時40分 | 5.1 |
| 12月15日 | 10時47分 | 21時44分 | 6.1 |
| 12月16日 | 11時07分 | 22時49分 | 7.1 |
14日の月は20時40分に沈み、次に月が出るのは15日の10時47分です。国立天文台が山場とする15日0〜2時ごろは、この月のない時間帯の真ん中にあたります。15日の夜は月入が21時44分と遅くなるので、15日夜に外へ出るより14日夜のほうが暗い時間が長く取れます。
何時から外に出る?時間帯ごとの目安と、14日がだめだったときの前日
国立天文台が示した流星数を、時間帯で並べ直します。いずれも空の暗い場所で観察した場合の、東京付近での予想です(国立天文台「ほしぞら情報2026年12月 ふたご座流星群が極大」、2026-10-14確認)。
| 日時 | 1時間あたりの予想数(東京付近) |
|---|---|
| 12月14日 21時頃 | 35〜40個 |
| 12月15日 0〜2時頃(最も多い時間帯) | 約60個 |
| 15日 2時以降〜明け方 | 40〜55個 |
| 13日夜〜14日明け方(14日0〜4時頃) | 30〜35個 |
21時の時点で、すでに35〜40個です。札幌の月入20時40分の後なので、夕食と防寒の支度を済ませて21時前から外に出てもむだにはなりません。ただし、空に目が慣れるまで最低でも15分ほどは必要と国立天文台は書いています。出た直後に見えないからと、すぐ車に戻らないでください。
14日が曇りや雪の予報なら、前日の13日夜から14日明け方にも1時間30〜35個の予想があります。13日の札幌は月入19時36分で、こちらも夜遅くは月がありません。天気予報を見て、どちらの夜に外へ出るか決める余地があります。
12月中旬の北海道の外は何度?旬別の平年値で見る寒さ
気象庁の平年値(12月中旬)で、道内11地点の日最高気温と日最低気温を並べます。これは観測地点での例年の目安で、観察する日の予報ではありません。(気象庁・旬別平年値、2026-10-14確認)
| 地点 | 日最高気温の平年値(℃) | 日最低気温の平年値(℃) |
|---|---|---|
| 札幌 | 1.6 | -4.4 |
| 旭川 | -1.1 | -8.3 |
| 帯広 | 0.6 | -9.4 |
| 釧路 | 2.2 | -7.1 |
| 函館 | 2.7 | -4.0 |
| 稚内 | -0.3 | -4.5 |
| 網走 | 0.4 | -6.2 |
| 室蘭 | 2.5 | -2.1 |
| 千歳 | 1.5 | -9.2 |
| 富良野 | -1.5 | -10.8 |
| 伊達 | 2.5 | -4.0 |
札幌の最低は-4.4℃、帯広は-9.4℃、富良野は-10.8℃です。同じ北海道でも、夜に冷え込む地点では差が大きく出ます。観測地点は市街地の側にある場合が多く、星を見るために人里を離れた場所の実際の気温は、この表より低くなることがありえます。出かける日の予報で、現地に近い地点の最低気温を見てください。
冬の気温と車中泊の装備は北海道の冬の気温|11〜2月の最低気温と車中泊の装備に、月別の整理があります。
車の中で待つなら?寒さ対策と、車外に出る時間の決め方
国立天文台は、観察にあたって「たいへん寒い季節ですので、寒さ対策をしっかりおこなってください」と書いています。レジャーシートで地面に寝転ぶか、背もたれが傾けられるイスに座ると楽な姿勢で観察できる、とも案内されています(国立天文台「ほしぞら情報2026年12月 ふたご座流星群が極大」、2026-10-14確認)。外で見る間は上着と防寒具が頼りで、車は「温まりに戻る場所」と考えると組み立てやすくなります。
キャンピングカーで待つときの一般的な注意を3つ挙げます。1つ目は、エンジンをかけっぱなしにして暖を取らないことです。2つ目は、FFヒーターが付いている車かどうかは借りる会社ごとに違うため、予約時に確認すること。FFヒーターの仕組みはFFヒーターの解説にまとめています。3つ目は、車外に出ている時間を区切り、およそ1時間ごとに車内で温まることです。
冬の車内で暖かく眠るために何を確認するかは冬の北海道キャンピングカー車中泊、暖かく眠るには何を確認すべきかで扱っています。この記事では、流星群を待つ側の行動に絞ります。
当日の持ち物と手順チェック
- レジャーシート、または背もたれが傾くイス(国立天文台が楽な姿勢として挙げているもの)
- 防寒着(寒さ対策をしっかりおこなう、と同ページにあるとおり)
- 14日の札幌の月入20時40分を確認し、それ以降に外へ出る
- 外に出たら最低15分は空を見続け、目を慣らす
- およそ1時間ごとに車内で温まる
- 借りる車のFFヒーターの有無を、予約時に会社へ確認する
- 出かける日の夕方に、現地付近の予報と路面を確認する
暗い場所はどう選ぶ?空が広く、安全に停められるところ
国立天文台の案内で、場所について書かれているのは3点です。放射点付近に限らずどの方向にも流星は現れるので、なるべく空の広い範囲を見渡すこと。事故に遭わないよう十分注意すること。マナーを守ること(国立天文台「ほしぞら情報2026年12月 ふたご座流星群が極大」、2026-10-14確認)。街明かりの中で観察すると流星の数が何分の1かに減る場合がある、とも書かれています。
この記事では、具体的な場所は薦めません。停める場所は、暗さだけで決めず、積雪や路面、駐停車が許されている場所かどうかを先に確かめてください。冬に泊まれる場所の一覧は北海道で冬に車中泊できるRVパーク・道の駅13施設にあります。道北方面で冬に泊まる計画なら冬の士別・名寄キャンピングカー旅も候補です。
星の写し方(カメラの設定・構図)は北海道キャンピングカー星空撮影ガイドに任せます。ここでは撮影の話はしません。
よくある質問(FAQ)
ふたご座流星群2026の極大はいつですか?
国立天文台は2026年12月14日23時ごろに極大となると予想しています。最も多く見られると期待されているのは15日0〜2時ごろです(国立天文台「ほしぞら情報2026年12月 ふたご座流星群が極大」、2026-10-14確認)。
札幌では月は何時に沈みますか?
12月14日の札幌の月入は20時40分です。13日は19時36分、15日は21時44分です(国立天文台 暦計算室「各地のこよみ 札幌 2026年12月」、2026-10-14確認)。ほかの都市の月入は、暦計算室「各地のこよみ」で調べられます。
何時から外に出ればいいですか?
国立天文台の予想(東京付近)では14日21時頃に1時間あたり35〜40個、15日0〜2時頃に約60個です。外に出たあと目が慣れるまで最低15分は見続けてください。
車の中で待つときの寒さ対策は?
国立天文台は寒さ対策をしっかりおこなうよう案内しています。キャンピングカーではエンジンをかけっぱなしにしない、FFヒーターの有無を借りる会社に確認する、およそ1時間ごとに車内で温まる、の3点が一般的な注意です。
14日が曇りなら見られませんか?
13日夜から14日明け方(14日0〜4時頃)にも、1時間30〜35個程度の予想があります(東京付近、国立天文台「ほしぞら情報2026年12月 ふたご座流星群が極大」、2026-10-14確認)。天気予報を見て、どちらの夜に出るか決めてください。