2026.05.14 更新

キャンピングカーのデメリット【購入・レンタル前に必ず読む】後悔しないための全注意点

キャンピングカーを買って後悔した——そんな声は思いのほか多くあります。旅の自由さに憧れて購入したものの、維持費・駐車場・使用頻度の低さが誤算になるケースが典型的です。

この記事では、キャンピングカーの購入・レンタル前に知っておくべきデメリットを正直にまとめます。購入派・レンタル派それぞれの弱点、年間コストの損益分岐点、後悔した人のリアルな声も含めて整理しました。「それでも欲しい」と思えたなら、後悔のない選択ができます。

キャンピングカー購入の7つのデメリット

① 維持費が年間25〜80万円かかる

キャンピングカーの維持費は、軽キャンパーでも年間25〜35万円、キャブコンになると50〜80万円以上が目安です。自動車税・重量税・車検・保険・駐車場の5つが主な出費で、旅行をしなくても毎年この費用が発生します。

「年に5〜6回しか使わないのに、維持費だけで60万円かかった」という事例は珍しくありません。年間利用日数が少ない場合、レンタルのほうがトータルコストを抑えられます。

② 駐車場の確保が難しい

キャブコンは全長5〜6m・全高2.8〜3m以上あるため、自宅に対応した駐車スペースがない場合は月極駐車場を借りる必要があります。ところが高さ2m以上・全長5m以上に対応した平面駐車場は都市部では少なく、月2〜5万円かかることもあります。

購入前に「自宅近辺に停められる場所があるか」を確認しておくことは、最初にやるべき必須チェックです。

③ 燃費が悪く、旅費がかさむ

バンコンで10〜13km/L、キャブコンで6〜10km/Lと、普通乗用車より燃費が悪いです。北海道を1週間・1,500km走行した場合、キャブコンではガソリン代だけで30,000〜45,000円かかります。旅行のたびに燃料費が積み重なる点は、普通車との大きな違いです。

④ 運転に慣れが必要で疲れやすい

全長5〜6mの大きな車体は、初めて運転する方にとって大きなプレッシャーです。バックカメラがあっても、狭い駐車場への入庫・Uターン・すれ違いは緊張します。また車高が高く横風の影響を受けやすいため、高速道路での長距離運転は普通車より疲れやすい傾向があります。

⑤ 使用頻度が思ったより下がる

購入前は「毎月使う」と思っていても、実際には仕事・家族の予定・天候などで思うように出かけられないことが多いです。キャンピングカーの平均的な年間稼働日数は20〜40日程度とも言われており、稼働率が低いほど1日あたりのコストが上がります。

⑥ 洗車・メンテナンスが手間

大きな車体のため自動洗車機に入れられないモデルが多く、手洗いか専門業者への依頼になります。架装部品(FFヒーター・サブバッテリー・給排水設備)は通常の車とは別にメンテナンスが必要で、専門知識がない場合は業者任せになります。

⑦ 保管中の劣化に注意が必要

屋外保管の場合、シェルや内装の紫外線劣化・シーリング(防水処理)の劣化が進みやすいです。乗らない期間が長くなるとバッテリーの自然放電・タイヤの偏平摩耗も起きます。「たまにしか乗らない」生活スタイルは、実はキャンピングカーに向いていません。

レンタルのデメリットも知っておく

購入に対してレンタルにも弱点はあります。

  • 繁忙期(7〜8月)は予約が取りにくい:北海道の夏シーズンは2〜3ヶ月前から埋まり始める
  • 毎回借りるたびに費用がかかる:年間30日以上使う場合は購入のほうが安くなりやすい
  • 自分好みにカスタムできない:設備・インテリアは選べず借りたまま使う
  • 返却時間の制約がある:旅程に合わせた自由度が下がる場合がある

デメリットを踏まえた上での「買うべき人・借りるべき人」

購入が向いている人 レンタルが向いている人
年間30日以上使う予定がある 年間20日以下しか使わない
自宅に駐車スペースがある 駐車場の確保が難しい
カスタム・愛着を持って乗りたい まず試してから判断したい
週末ごとに気軽に出かけたい 年1〜2回の旅行に使いたい
メンテナンスを自分でできる 維持費をかけたくない

購入後に後悔した人のリアルな声

実際にキャンピングカーを購入して後悔した方の声を整理すると、以下のパターンに集約されます。

  • 「駐車場が見つからず、毎月3万円払い続けている。旅行より駐車場代のほうが高い」(キャブコン購入・40代男性)
  • 「子どもが小さくて思ったより乗れなかった。年4回しか使わなかった年もある」(バンコン購入・30代女性)
  • 「ディーゼルの燃料補充が不便。地方では軽油スタンドが閉まっていることがある」(キャブコン購入・50代男性)
  • 「洗車できる場所が少なく、汚れたままにしていたらシーリングが傷んだ」(バンコン購入・40代男性)
  • 「高速で横風が怖く、運転が楽しくない。結局普通車で行くことが増えた」(キャブコン購入・30代男性)

共通しているのは「使用頻度が思ったより少なかった」「維持・管理の手間が予想より大きかった」という2点です。購入前に年間の使用計画を現実的に立てておくことが、後悔回避の最大のポイントです。

購入 vs レンタル:年間コスト比較

年間利用日数別に、購入とレンタルのコストを比較します(キャブコン、レンタル30,000円/日で計算)。

年間利用日数 購入コスト(維持費65万円+減価償却15万円) レンタルコスト(3万円/日) 差額
10日 80万円/年 30万円/年 レンタルが▲50万円安い
20日 80万円/年 60万円/年 レンタルが▲20万円安い
27日 80万円/年 81万円/年 ほぼ同額(損益分岐点)
35日 80万円/年 105万円/年 購入が▲25万円安い

キャブコンで年27日以上使う場合が、購入とレンタルのコスト損益分岐点の目安です。軽キャンパーやバンコンは維持費が安いため、損益分岐点はさらに少ない日数になります。

後悔しないための3つのチェック

購入前に以下の3つを確認しておくだけで、後悔のリスクが大きく下がります。

  1. 駐車場の確認:自宅または近辺に、車体サイズ対応の駐車スペースを確保できるか
  2. 年間利用計画:現実的に何日使えるか。「使いたい日数」ではなく「確実に使える日数」で判断する
  3. レンタルで試す:購入前に同じ車種をレンタルして、運転・居住性・旅のペースが自分に合うかを体験する

よくある質問(FAQ)

Q. キャンピングカーを買って一番後悔するのはどんなことですか?

「使用頻度が低く、維持費だけがかかり続けること」が最も多い後悔です。購入前は年20〜30日使うつもりでも、実際には10日以下になるケースが多く、1日あたりのコストが想定の倍以上になることがあります。

Q. キャンピングカーは普通免許で運転できますか?

軽キャンパー・バンコン・多くのキャブコンは普通免許で運転できます。ただしバスコンや大型モデルは中型・大型免許が必要です。購入またはレンタル前に車両の免許区分を必ず確認してください。

Q. デメリットを承知で買う価値があるのはどんな人ですか?

週末ごとにアウトドアへ出かける生活スタイルの方、自宅に駐車スペースがある方、車への愛着やカスタムを楽しみたい方は、維持費を払っても十分な価値を感じやすいです。「道具として使い倒す」前提で考えると、後悔になりにくいです。

Q. レンタルで後悔しないためのコツはありますか?

繁忙期(7〜8月)は早めに予約を入れることが最大のコツです。北海道の夏は人気レンタル会社で2〜3ヶ月前から埋まります。また初回は日程に余裕を持ち、返却時間を気にせず旅できる計画を立てると満足度が上がります。

まとめ|デメリットを知った上で選ぶのが後悔しない道

キャンピングカーのデメリットは、事前に把握していれば対策できるものがほとんどです。「後悔した」という声の多くは、購入後に初めてデメリットを知ったケースです。逆に言えば、この記事を読んだ時点で後悔リスクはすでに下がっています。

  • 維持費・駐車場・燃費・使用頻度の低下が購入後の主な後悔ポイント
  • 年間利用27日以下(キャブコン基準)ならレンタルのほうがトータルコストを抑えやすい
  • 購入前に「駐車場の確認」「年間利用計画の現実的な見積もり」「レンタルで試す」の3ステップを踏むと後悔が減る
  • レンタルにも繁忙期の予約取りにくさや自由度の低さというデメリットがある
  • まず1〜2回レンタルして「自分の旅スタイルに合うか」を確かめるのが最も失敗の少ない方法
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著者情報

コンテンツ作成日: 2026-05-14 / 最終更新日: 2026-05-14

執筆・監修: 北海道キャンピングカーレンタル事務局

確認方針: 公式情報優先 / 不明値は断定しない / 変更は順次更新

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