北海道サーフィン旅にキャンピングカー|日本海・太平洋のポイントと車中泊【2026年版】
北海道でサーフィンをする人は、本州に比べればまだ少数派です。それでも、日本海側と太平洋側の両方に実在するサーフポイントがあり、地元サーファー向けの専門データベースサイトには北海道だけで36ポイントが登録されています(2026-08-27確認・日本のサーフポイント888)。この記事では、その中でも比較的アクセスしやすく、車中泊の実例が確認できる4ポイントに絞って、それぞれの特徴と車中泊の際の注意点をまとめます。
先に正直に書いておくと、北海道のサーフィン人口自体がニッチで、キャンピングカーとの組み合わせが一般的とは言えません。それでも板を積んで移動できる自由度と、着替え・仮眠をその場でこなせる利便性は、サーフトリップとキャンピングカーの相性がいい部分です。
北海道でサーフィン×車中泊は、実際どのくらい行われている?
専門メディアの記事を確認すると、サーフィンと車中泊を組み合わせた旅は全国的なジャンルとして存在します。例えばCarstay(VANLIFE JAPAN)は「サーフィン前夜の車中泊はどんな場所がおすすめ?」「車中泊サーフィンに最適な車はどれ?」といった記事を複数公開しており(2026-08-27確認)、その日その時の風と波に合わせてポイントを移動しながら泊まる、というスタイルが実際に紹介されています。
北海道でも、浜厚真海浜公園やイタンキ浜など、個別のポイントについて車中泊の体験レビューを公開しているブログが複数見つかりました(2026-08-27確認)。全国区の人気エリアと比べれば情報量は少ないものの、実際に車中泊しているサーファーがいることは確認できます。ここから先は、ポイントごとに確認できた事実を見ていきます。
石狩浜|札幌から一番近い、日本海側の初心者向けポイント
石狩湾新港の北側に広がるビーチブレイクで、レベルはビギナー~中級者向けとされています。西~北西のうねりを拾いやすく、ベストシーズンは秋~冬です(2026-08-27確認・日本のサーフポイント888)。波質はメローで、ロングボードやファンボードでのゆったりしたライディングに向いています。
通年利用できる無料駐車場があり、トイレ・更衣室も設置されています。シャワーは有料になる場合があります(同、2026-08-27確認)。札幌中心部からは石狩ICを経由して車で1時間弱、新千歳空港からは約1時間10分です。4ポイントの中では、札幌市街から最もアクセスしやすい立地になります。
浜厚真|北海道を代表するメジャーポイント、通年でエントリー可能
勇払郡厚真町、苫小牧フェリーターミナルに近いエリアにある太平洋側のビーチブレイクです。「一年を通してサーフィンできない日の方が少ない」とされる北海道を代表するメジャーポイントで、ベストシーズンは夏~秋、レベルはビギナーから対応できます(2026-08-27確認・サーフトリップジャパン)。日高自動車道の厚真ICから車で約5分、新千歳空港からは約30分とアクセスも良好です。
隣接する浜厚真海浜公園は無料の駐車場・キャンプ場として利用でき、車中泊の体験レビューによると、駐車場は未舗装ながらほぼ平坦で夜間の閉鎖はなく、トイレも水洗式で夜間利用が可能とされています(2026-08-27確認・車中泊まとめWiki管理人ブログ)。同レビューでは、周辺に入浴施設やコンビニがないこと、クマの出没情報があることも注意点として挙げられています。水温は夏場で20℃前後まで上がる一方、冬は厳しく冷え込み、ドライスーツが必須になるとされています(同、2026-08-27確認)。
イタンキ浜|鳴き砂の渚百選、太平洋を望む室蘭のポイント
室蘭市みゆき町にある約1.7kmの砂浜で、歩くと音が鳴る「鳴き砂」で知られ、日本の渚百選に指定されています(2026-08-27確認・Wikipedia「イタンキ浜」)。かつては海水浴場として開設されていましたが、離岸流が多発することを理由に2017年の夏を最後に海水浴場としては閉鎖されました(同、2026-08-27確認)。海水浴場としては閉鎖済みですが、サーフポイントとしては現役で、複数のサーフィン波情報サイトが現在も潮位・波高データを提供しています(2026-08-27確認)。
地形はビーチブレイクで、オフショアは北西。右側のメインピークは南寄りのうねりが入るとショルダーの張った波になり、左側は波が小さいときの初心者練習に向いているとされています(2026-08-27確認・サーフトリップジャパン)。離岸流が発生しやすい海岸だったことは、遊泳だけでなくサーフィンで入水する場合も踏まえておくべき情報です。駐車場はJAFナビに「有り」と記載がありますが、収容台数までは確認できませんでした(2026-08-27確認)。
白老|太平洋側、5月~10月にコンディションが安定するポイント
白老郡白老町のポイントで、駐車場とトイレが整備されています。水深が深いため、サイズが上がるとパワフルなビーチブレイクになるのが特徴で、初心者から楽しめるポイントとしても紹介されています。ベストシーズンは5月~10月です(2026-08-27確認・複数のサーフポイント情報サイトより)。室蘭方面に向かう海沿いの道を走り、目印になるコンビニを曲がった先にポイントがあります(2026-08-27確認)。
石狩浜が秋~冬、浜厚真が夏~秋にベストシーズンを迎えるのに対し、白老は初夏から秋にかけてが中心です。訪れる季節によって、日本海側と太平洋側のどちらを軸にするか変わってくることが分かります。
サーフポイントでの車中泊、気をつけることは?
サーフポイントは地元サーファーの生活圏でもあります。専門メディアの記事では「サーフィンは地域やポイントごとにその土地独自のルールがあり、地元の人しか入ってはいけないサーフポイントや、車を止めてはいけない場所がある」と注意喚起されています(2026-08-27確認・Carstay(VANLIFE JAPAN))。初めて訪れるポイントでは、既に停まっている車の位置や、地元の人の様子を見てから駐車場所を決めるくらいの慎重さが必要です。
ゴミの持ち帰り、着替え時の目隠し、夜間の騒音への配慮は、他のエリアでの車中泊と同様に欠かせません。目隠し対策はカーテン・目隠し対策の記事、車中泊そのものの法的な扱いは車中泊は違法?の記事で確認できます。ここで紹介した4ポイントはいずれも公式な車中泊専用施設ではない海浜公園・駐車場のため、ルールが変わる可能性もあります。訪れる直前に最新情報を確認してください。
サーフボードは、レンタルキャンピングカーに積める?
サーフボードは、裏返しにしてテールを前方に向けて積むと、万一のフィン破損を防ぎやすいとされています(2026-08-27確認・サーフィン用品専門サイトより)。車内に積みきれない長さのボードは、屋根にルーフキャリアを設置して積む方法もありますが、レンタル車両にルーフキャリアの持ち込み・設置ができるかどうかは会社ごとの規定によります。
キャンピングカーは車種によって荷室の広さやベッド展開時のスペースが大きく異なります。ロングボードが中積みできるかどうかは、車種ごとの荷室寸法を確認しないと判断できません。予約前に、ボードの本数・長さを伝えたうえでレンタル会社に積載の可否を確認してください。レンタルキャンピングカーの基本的な仕組みや車種の選び方は日本でキャンピングカーをレンタルするにはの記事で確認できます。
現地で波・気象の情報をチェックするには?
ポイントを移動しながらその日の風・波を見極めるスタイルでは、走行中でも波情報サイトやライブカメラにアクセスできる通信環境が欠かせません。石狩浜・浜厚真・イタンキ浜・白老はいずれも市街地から離れた海沿いで、山間部ほどではないものの、電波状況は場所によって変わります。移動前に主要な波情報サイトをスマホでチェックする習慣をつけておくと、その日のポイント選びがスムーズになります。北海道の電波が弱いエリアの傾向と出発前の備えは通信環境の記事にまとめています。
よくある質問(FAQ)
Q1: 北海道でサーフィンをするなら、どの季節がいいですか?
ポイントによって異なります。石狩浜は秋~冬、浜厚真は夏~秋、白老は5月~10月がベストシーズンとされています(2026-08-27確認)。冬は水温が下がるため、ドライスーツなど防寒装備が必須になります。
Q2: イタンキ浜は今も海水浴やサーフィンができますか?
海水浴場としては、離岸流の多発を理由に2017年の夏を最後に閉鎖されています(2026-08-27確認)。一方、サーフポイントとしては現在も複数の波情報サイトが最新の潮位・波高データを提供しており、現役のポイントとして扱われています。
Q3: サーフィン初心者でも入っていけるポイントはありますか?
石狩浜と浜厚真はビギナー向けと案内されているポイントです。イタンキ浜も波が小さいときは左側が初心者の練習に向くとされていますが、離岸流が発生しやすい海岸だった経緯があるため、無理のない範囲での入水を心がけてください。
Q4: サーフボードを積んだままレンタルキャンピングカーで車中泊できますか?
車種の荷室寸法によります。ロングボードが中積みできるかどうかは車種ごとに違うため、予約前にボードの本数・長さを伝えて、レンタル会社に積載の可否を確認してください。
Q5: サーフポイントでの車中泊で、特に気をつけることは何ですか?
地元サーファーの生活圏であることを踏まえ、駐車できる場所か既に停まっている車の様子を見て判断すること、ゴミの持ち帰り、夜間の騒音・目隠しへの配慮が基本です。訪れる直前に最新のローカルルールを確認してください。
サーフトリップ以外の北海道旅の計画には、ベストシーズンの記事やRVパーク一覧の記事、シャワー事情の記事も、行き先を決める材料になります。