2026.09.02 更新

キャンピングカーレンタルの予約はいつから?早期予約のメリットと繁忙期の目安

「北海道でキャンピングカーを借りたいけど、予約はいつからすればいいんだろう」——旅程を組むとき、多くの人がここで迷います。国土交通省北海道運輸局がまとめた「北海道の観光基礎データ」(令和8年6月30日公表)によると、道内の延べ宿泊者数は8月にもっとも多くなり、4月と11月に落ち込む形が続いています。資料本文にも「入込が減少する4月と11月の観光コンテンツを拡充させて、それぞれの月で観光入込を底上することが必要である」と明記されていて、この2カ月が北海道観光全体の谷であることは行政資料としてはっきり示されています。

さらに興味深いのは、外国人旅行者だけを見ると宿泊のピークが1月にずれ込む点です。同資料のグラフでは、2025年の外国人延べ宿泊者数は1月に約200万人泊とピークをつけていて、日本人の繁忙期である夏(8月)とは別のタイミングで混雑が生まれています。つまり「日本人が動く時期」と「外国人が動く時期」はそもそもズレていて、キャンピングカーレンタルの予約の埋まり方もこの構造の影響を受けます。

この記事では、月別の予約の取りやすさの目安、お盆・夏休み・年末年始・GW・冬の外国人繁忙期それぞれで動くべきタイミング、早期予約のメリットとデメリット、閑散期なら直前でも借りられるケース、予約時に確認しておきたい項目までを順にまとめました。数値は国土交通省北海道運輸局「北海道の観光基礎データ」(令和8年6月30日公表、2026年7月30日確認)に基づいています。グラフから読み取った概数には「約」を付けているので、正確な数値が必要な場合は資料原本を確認してください。

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北海道観光の繁閑差—「日本人の繁忙期」と「外国人の繁忙期」はズレている

具体的な数字を見ます。同資料p.21のグラフによると、道内延べ宿泊者数(外国人を含む全体)は2024年・2025年とも8月に約480万〜495万人泊でピークを迎え、4月には約250万人泊まで落ち込んでいます。8月と4月で宿泊者数がおよそ倍近く変わる計算で、これが北海道観光の「繁閑差」の実態です。

一方、外国人旅行者だけの延べ宿泊者数は1月がもっとも多く、2025年で約200万人泊にのぼります(同資料グラフ読み取り、概数)。同資料p.6によると、2026年1〜3月期の北海道の外国人延べ宿泊者数は4,340千人泊で、内訳は1月1,620千人泊・2月1,685千人泊・3月1,034千人泊です。国籍別では台湾21.8%・韓国17.7%・中国16.3%を占めています。北海道観光入込客数(実人数、令和6年度)は4,964万人で、このうち訪日外国人客は283万人です(同資料p.7)。

キャンピングカーレンタルの利用者は夏の日本人旅行者が中心ですが、冬に借りたい外国人旅行者も一定数います。「夏は日本人同士の争奪戦」「冬は外国人の需要とタイミングが重なる」という、季節によってタイプの違う混雑が起きていると考えると整理しやすいと思います。次の章で、月ごとの予約の取りやすさを表にまとめました。

月別 予約の取りやすさ早見表

ここまでの繁閑差を踏まえて、月ごとの繁忙度・予約推奨の目安・車種の選びやすさを一覧にしました。需要動向からの目安であって、各社の実際の空き状況は時期によって変わるので、最終的には予約時に確認してください。

時期繁忙度の傾向予約推奨の目安車種の選びやすさ
7月下旬〜8月(お盆・夏休み)年間で最も混み合う時期数ヶ月前から動く人気車種は早期に埋まりやすい
4月末〜5月上旬(GW)混み合う時期年明けから早めに動く台数が絞られやすい
年末年始混み合う時期秋のうちに動くファミリー向け車種から埋まりやすい
1月(冬・外国人繁忙期)外国人の宿泊需要が集中早めに動くと安心4WD・スタッドレス対応車から埋まりやすい
4月・11月(閑散期)宿泊需要全体が落ち込む時期直前でも動きやすい車種の選択肢が残りやすい

表の「予約推奨の目安」は、需要が集中しやすい時期に早めに動くための考え方です。具体的に何ヶ月前から予約を受け付けているかは会社ごとに違うため、候補のレンタル会社が決まったら公式サイトや電話で予約開始時期を確認してください。

同資料p.21のグラフの形を見ると、宿泊者数は4月の谷から夏に向けてゆるやかに立ち上がり、8月でピークを迎えたあと、11月の谷に向けてまた下がっていく山型になっています。8月ひと月だけが飛び抜けているわけではなく、7月から9月にかけては比較的高い水準が続くと読み取れるため、お盆・夏休みの前後にずらして計画する場合も、油断せず早めに動いておくのが無難です。

お盆・夏休み(7〜8月)はいつまでに予約すべきか

夏休みとお盆が重なる7月下旬から8月は、北海道観光がもっとも盛り上がる時期です。前述のとおり、道内延べ宿泊者数もこの時期にピークをつけていて、キャンピングカーの人気車種もこの期間に集中して埋まっていきます。ファミリー向けの大型車種や、就寝人数の多い車種から先に埋まる傾向があるため、お盆・夏休みに北海道でキャンピングカーを借りたい場合は、旅程が決まった時点で早めに動くといいでしょう。

「早めに」がどのくらい前を指すかは会社や車種によって幅があります。人気の高い車種を狙うなら、旅行の計画が固まった段階ですぐに候補のレンタル会社へ空き状況を問い合わせておくと、選択肢を残しやすくなります。

年末年始はいつまでに予約すべきか

年末年始も帰省や旅行が重なるため、キャンピングカーの需要が上がる時期です。冬季は積雪・路面凍結もあるため、スタッドレスタイヤや4WD対応の車両を希望する場合は候補が絞られやすく、結果として早く埋まっていきます。年末年始に北海道でキャンピングカー旅を考えている場合は、秋のうちに候補のレンタル会社へ連絡しておくと、冬季対応車両の空き状況を早い段階で把握できます。

GW・大型連休はいつまでに予約すべきか

ゴールデンウィークも、お盆と並ぶ北海道キャンピングカー旅の人気シーズンです。連休の日程が決まった時点で「その期間に北海道へ行く」と決める人が多く、年明け頃から問い合わせが増える傾向があります。GW中の移動でキャンピングカーを使いたい場合も、旅程が固まり次第、早めに空き状況を確認しておくと安心です。9月のシルバーウィーク(5連休)も同様に予約が埋まりやすく、詳しい時期の目安は9月のシルバーウィーク完全ガイドにまとめている。

冬の外国人繁忙期(1月前後)はいつまでに予約すべきか

前述のとおり、外国人旅行者の北海道宿泊は1月にピークを迎えます(同資料グラフ、2025年で約200万人泊)。パウダースノーや雪景色を目的にした旅行者が多く、キャンピングカーでの冬旅を希望する外国人旅行者も一定数存在します。冬季は営業を休止する拠点や、スタッドレス・4WD対応車両の台数が限られる拠点もあるため、1月前後に北海道でキャンピングカーを借りたい場合は、冬季営業の可否と車両の装備を早めに確認しておく必要があります。冬の北海道旅を検討している場合は冬の北海道をキャンピングカーで旅する前にも合わせて確認しておくと、雪道運転や車内の防寒まで見通しが立てやすくなります。

早期予約のメリット

早めに予約する一番のメリットは、希望する車種を選べる余地が大きいことです。定員・設備が希望に合う車種ほど台数が限られるため、動くのが遅くなるほど候補が絞られていきます。

もうひとつのメリットは、旅程全体の計画を落ち着いて立てられることです。キャンピングカーの予約が先に固まれば、宿営地(道の駅・キャンプ場・RVパーク)や立ち寄りスポットの計画も、逆算して余裕を持って組めます。直前になってから「行きたかった場所が予約制で埋まっていた」と気づくケースを避けやすくなります。

3つ目のメリットは、同行者との調整や持ち物準備に時間をかけられることです。子ども連れやペット同伴の旅行では、車内の設備確認や必要な装備の準備に時間がかかることも多いので、予約が早い段階で確定していると、出発までの準備を落ち着いて進められます。

早期予約のデメリット—キャンセル規定は必ず確認する

早期予約にはデメリットもあります。旅行の予定が確定する前に押さえてしまうと、後から日程変更や中止が発生したときにキャンセル料が発生する可能性があります。キャンセル料が発生するタイミングや金額は会社によって規定が異なるため、必ず予約時に規約を確認してください。「早めに予約したから安心」ではなく、「早めに予約する代わりに、キャンセル規定も早めに把握しておく」くらいの姿勢がちょうどいいと思います。

旅程の変更が心配な場合は、旅行保険や、レンタル会社が用意しているキャンセル関連のオプションが使えないか、予約時にあわせて聞いておくと、いざというときの負担を減らせます。支払い済みの費用がキャンセル時にどう扱われるか(返金か、次回利用への振替か)も会社によって違うので、契約前に書面で確認しておくと、後々のトラブルを避けやすくなります。

直前予約でも取れるケース—閑散期の4月・11月

ここまで早めの予約をすすめてきましたが、逆に直前でも空きが見つかりやすい時期もあります。冒頭で触れたとおり、北海道運輸局の資料でも4月と11月は道内の宿泊需要そのものが落ち込む月として明記されていて、キャンピングカーレンタルもこの時期は比較的余裕を持って予約できる傾向があります。

ただし、4月は残雪や路面凍結が残る地域があり、11月も初雪や路面凍結が始まる時期にあたるため、閑散期だからといって装備の確認を省略していいわけではありません。スタッドレスタイヤの装着状況や冬季休業の予定は、閑散期であっても予約時に必ず確認しておいてください。

早期予約と直前予約、どちらが向いているか

ここまでの内容を整理すると、判断の軸は「いつ北海道に行きたいか」です。お盆・夏休み・GW・年末年始・冬の1月前後に行きたい場合は早めに動く。逆に4月・11月に行けるなら、直前でも動きやすいと考えて問題ありません。旅程の柔軟性がある人ほど、閑散期に日程をずらすことで予約のハードルを下げられます。

たとえば「夏休みに家族で北海道へ行く」という予定がすでに固まっているなら、早めの予約が向いています。逆に「休みが取れたタイミングで北海道に行きたい」という柔軟な旅程なら、あえて4月・11月に日程を合わせることで、直前予約でも希望の車種を選びやすくなります。道東・道北方面は積雪や路面凍結の影響が長く残る年もあるので、閑散期でも走行エリアによっては装備の確認を厚めにしておくと安心です。オフシーズンの活用や料金を抑えるプランの選び方はオフシーズン活用や節約プランの選び方で詳しく解説している。

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予約時に確認しておきたい項目

早めに動く場合も、直前に動く場合も、予約の段階で確認しておきたい項目は共通しています。以下にまとめました。

会社ごとの拠点・保険内容・車種の違いをまとめて比較したい場合は、北海道キャンピングカーレンタル会社徹底比較ガイドも使ってください。

まとめ|北海道キャンピングカーレンタルの予約チェックリスト

北海道でキャンピングカーを借りる際の予約タイミングは、宿泊需要の繁閑差と連動しています。8月・GW・年末年始は早めに動く、1月前後は冬季対応車両を早めに確認する、4月・11月は比較的直前でも動きやすい、というのが基本の考え方です。

  • 行きたい時期がお盆・夏休み・GW・年末年始なら早めに候補のレンタル会社へ連絡したか
  • 冬(1月前後)に借りるなら冬季営業の可否とスタッドレス・4WD対応を確認したか
  • 4月・11月の閑散期でも、残雪・初雪の可能性を踏まえて装備を確認したか
  • キャンセル料が発生するタイミングと金額を予約時に確認したか
  • 車種・乗車定員・空港送迎・ペット可否・保険内容を確認したか

旅程の骨格が決まったら、まずキャンピングカーの予約を動かして、宿営地や観光ルートはそのあとに組み立てると無理のない計画になります。車中泊の場所探しは北海道の車中泊完全ガイドに、外国免許での利用については外国の免許で北海道のキャンピングカーは借りられる?にまとめています。

よくある質問(FAQ)

北海道キャンピングカーレンタルの予約はいつから受け付けていますか?

予約の受付開始時期は会社によって異なります。早期予約の枠を設けている会社もあれば、数ヶ月前からの受付を基本にしている会社もあるため、候補のレンタル会社が決まったら公式サイトや電話で予約開始時期を確認してください。

一番混み合う時期はいつですか?

北海道運輸局「北海道の観光基礎データ」によると、道内の延べ宿泊者数は8月に最も多く、2024年・2025年とも約480万〜495万人泊に達しています。お盆・夏休みが重なるこの時期は、キャンピングカーの人気車種も早い段階で埋まっていきます。

外国人旅行者が多いのはいつですか?

同資料のグラフでは、外国人延べ宿泊者数は1月にピークをつけていて、2025年で約200万人泊です。2026年1〜3月期でみると外国人延べ宿泊者数は4,340千人泊で、国籍別では台湾21.8%・韓国17.7%・中国16.3%となっています。

早めに予約するデメリットはありますか?

旅行の予定が固まる前に予約すると、日程変更や中止でキャンセル料が発生する可能性があります。キャンセル料の発生タイミングと金額は会社ごとに規定が異なるため、予約時に必ず確認してください。

直前予約でも借りられますか?

北海道運輸局の資料で宿泊需要の谷として明記されている4月と11月は、比較的直前でも空きが見つかりやすい時期です。ただし残雪・初雪の可能性があるため、閑散期でも装備の確認は省略しないでください。

予約前に確認しておくべきことは何ですか?

車種の空き状況、キャンセル規定、出発・返却場所と空港送迎の有無、ペット同伴の可否、保険の内容、冬季なら冬季営業とスタッドレス・4WD対応です。詳しくは本文の「予約時に確認しておきたい項目」を確認してください。

年末年始やGWはいつまでに予約すればいいですか?

年末年始・GWともに帰省や旅行が重なるため需要が上がる時期です。冬季対応車両やファミリー向け車種は早く埋まりやすいため、旅程が固まった時点で早めに候補のレンタル会社へ連絡しておくと安心です。

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著者情報

コンテンツ作成日: 2026-07-21 / 最終更新日: 2026-09-02

執筆・監修: 北海道キャンピングカーレンタル事務局

確認方針: 公式情報優先 / 不明値は断定しない / 変更は順次更新

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北海道キャンピングカーレンタル事務局は、北海道内のキャンピングカーレンタル情報を調査・比較・発信する専門メディアです。新千歳空港・帯広空港をはじめとした主要エリアのレンタル会社、車種、料金、利用条件を実際の調査データをもとに整理し、初めての方でも安心して選べる情報提供を行っています。

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