2026.07.14 更新

北海道キャンピングカーレンタルの追加費用・オプション完全一覧|総額を正しく把握する【2026年版】

キャンピングカーレンタルの見積もりを見たとき、「基本料金以外に何がかかるのか」がわかりにくいと感じる方は多いです。免責補償料・ガソリン代・キャンプ場代・オプション料金を事前に把握しておかないと、出発後に予算オーバーになりがちです。

この記事では、北海道のキャンピングカーレンタルでかかる追加費用とオプションを全部まとめました。シミュレーション比較表と予約前チェックリストも用意したので、そのまま使ってください。

必ずかかる追加費用

免責補償料(CDW)の仕組みと相場

レンタカーと同じく、キャンピングカーにも免責補償制度(CDW: Collision Damage Waiver)があります。加入しないと万一の事故・損傷時に高額の自己負担が生じるため、実質的に必須です。

免責補償に加入した場合、事故時の自己負担額が一定の上限に抑えられます。加入していない場合は車両修理費の全額または大部分を請求されることがあり、キャンピングカーは車両価格が高いためリスクも大きくなります。

事業者 免責補償料(1日) 7日間合計
R230 Car Share(札幌) 1,100円 7,700円
Ohana 北海道(札幌) 1,100円 7,700円
フジカーズジャパン千歳 1,650円 11,550円
Moving Inn 新千歳空港店 2,200円 15,400円
FOX Camper 千歳店 5,500円 38,500円

免責補償料は事業者間で大きな差があります。特に高額な事業者では7日間で約38,500円が加算されます。「見た目の基本料金が安い事業者」を選ぶ際は、必ず免責補償料を含めた合計額で判断してください。

NOC(ノン・オペレーション・チャージ)とは

NOCとは、事故や損傷によってキャンピングカーが使用できなくなった期間の営業補償金です。免責補償に加入していても、NOCは別途請求される事業者がほとんどです。

NOCの相場は車両1台あたり2万〜10万円程度で、事業者や損傷の程度によって異なります。免責補償とNOCはセットで確認することがかなり大事です。事業者によってはNOC込みの保険プランを用意しているので、予約前に必ずプランの内容を確認してください。

  • 免責補償料:車両修理費の自己負担を上限額に抑える仕組み
  • NOC:修理期間中の営業損失に対する補償。免責補償とは別に請求されることが多い
  • NOC相場:20,000〜100,000円程度

ガソリン代と距離制限超過料金

返却時に満タン返しが基本です。旅程全体の走行距離を事前に見積もっておくと予算が立てやすくなります。

車種 平均燃費 500km走行時の目安 1,000km走行時の目安
軽キャンパー 12〜18km/L 約3,500〜5,200円 約7,000〜10,400円
バンコン 8〜12km/L 約5,200〜7,800円 約10,400〜15,600円
キャブコン 6〜9km/L 約6,900〜10,400円 約13,800〜20,800円

※ガソリン価格は175円/L換算。道内は給油スタンドが少ない地域もあります。道北・道東の遠隔地では余裕を持って給油してください。

また、一部の事業者では「1日あたりの走行距離制限(例:200km/日)」を設けており、超過した場合は追加料金(10〜30円/km程度)がかかります。北海道は広大なため、1泊2日で300〜400km走ることも珍しくありません。距離制限がある事業者を選ぶ場合は、ルートの総距離を事前に計算してから予約するのが安全です。

事業者によって異なる費用

乗り捨て料(ワンウェイ料金)

借りた店舗と異なる場所で返却する「乗り捨て」ができる事業者があります。新千歳で借りて函館で返す、といった使い方が代表例です。

サービス内容 目安料金
道内乗り捨て(同じ事業者の別店舗間) 5,500〜33,000円
フェリーを使った本州への乗り捨て 非対応の事業者が多い

乗り捨てに対応している事業者は限られています。新千歳IN・函館OUTなどのルートを検討している場合は、予約前に対応の有無を必ず確認してください。乗り捨て料金は距離や経路によっても変わるため、見積もり時に明示してもらうのが確実です。

深夜・早朝受け取り料

通常の営業時間外に受け取り・返却を依頼すると追加料金がかかる事業者があります。早朝フライト到着後すぐに乗りたい場合などは事前に確認してください。

  • 早朝(8:00前):1,100〜5,500円程度
  • 深夜(22:00以降):1,100〜5,500円程度

空港近くの事業者(新千歳空港周辺)では24時間対応しているケースもありますが、追加料金の有無は事業者によって異なります。

チャイルドシート・ジュニアシート

子供連れの場合は必須の装備です。多くの事業者でレンタルできますが、事前予約が必要なケースがほとんどです。当日の空き状況に依存するため、家族旅行では予約時に必ず一緒に申し込んでください。

  • チャイルドシート(〜4歳程度):330〜550円/日
  • ジュニアシート(4〜12歳程度):220〜330円/日

7日間の旅行で1名分のチャイルドシートをレンタルすると、2,300〜3,850円の追加になります。2名分が必要な場合は倍の金額を見込んでください。

ペット同伴オプション

ペットと一緒に旅行する場合、ペット同伴可のキャンピングカーかどうかの確認が最初のステップです。対応している事業者でもクリーニング費用として追加料金が発生するのが一般的です。

  • ペット同伴可能な事業者:一部のみ(予約時に確認必須)
  • 追加クリーニング料:5,500〜16,500円程度
  • ペット種別・頭数の制限:事業者によって異なる

「ペット可」と記載があっても、犬はOKで猫は不可、大型犬は不可など細かい条件がある場合があります。ペットを連れていくと決めたら、早めに事業者に問い合わせて確認してください。

宿泊地でかかる費用

キャンプ場・RVパークの料金目安

キャンピングカーで泊まれる主な宿泊地の費用目安です。

種類 1泊の目安 特徴
オートキャンプ場(電源なし) 1,500〜3,000円 自然の中でキャンプ気分
オートキャンプ場(電源あり) 2,500〜5,000円 夏の冷房・冬の暖房に対応しやすい
RVパーク 2,000〜4,000円 電源・給排水・温浴施設付きが多め
道の駅(車中泊) 原則無料 電源なし・マナー遵守が条件
高速SA・PA 無料(通行料別) 仮眠・休憩向け・長期滞在は不可

夏の北海道の人気キャンプ場は早期予約が必要です。特に富良野・知床・洞爺湖周辺は、ピーク期は予約なしでは入れない場合もあります。

RVパークはキャンピングカー専用の有料駐車場で、多くの施設が電源・排水設備を備えています。電源を使ってエアコンや電化製品を動かしたい場合は、キャンプ場よりもRVパークのほうが設備面で安心です。北海道内には旭川・帯広・函館など各地にRVパークが点在しており、ルートに合わせて利用できます。

フェリー代(本州から北海道へ渡る場合)

本州からキャンピングカーで北海道へ渡る場合、フェリー代が大きな出費になります。

航路 車両(5m未満)+大人1名(片道目安)
大洗〜苫小牧(商船三井フェリー) 50,000〜90,000円
新潟〜小樽(新日本海フェリー) 40,000〜80,000円
青森〜函館(津軽海峡フェリー) 20,000〜35,000円

※バンコン・キャブコンは車長が5m以上になると車両料金が上がります。予約前に車両のサイズを確認して、正確な料金をフェリー会社のサイトで試算してください。なお北海道内の事業者からレンタルする場合、フェリーは不要です。

有料道路・駐車場代

北海道の道路は無料の国道・道道が充実しているため、本州ほど高速道路を使わずに旅行できます。ただし、時間短縮を優先する場合や、札幌〜旭川・帯広など主要都市間の移動では高速道路を使うことも多いです。

区間(目安) 高速料金(普通車・片道)
新千歳空港〜札幌 約1,000〜1,200円
札幌〜旭川 約2,500〜3,000円
札幌〜帯広 約3,500〜4,000円
札幌〜函館 約5,500〜6,500円

キャンピングカーはバンコン・キャブコンになると「中型車」扱いになる場合があります。普通車より料金が割高になるため、レンタル時に車両の高速料金区分を確認しておくと計算がズレません。

観光地の有料駐車場は1回あたり500〜1,000円程度かかります。旭山動物園・白金青い池・知床五湖など人気スポットは有料駐車場しかないことも多く、7日間の旅行では合計5,000〜10,000円を見込んでおくと余裕が持てます。

任意オプション

キャンプ用品レンタル

アイテム 1日あたり目安 7日間の目安
折りたたみチェア(2脚セット) 220〜550円 1,540〜3,850円
折りたたみテーブル 220〜440円 1,540〜3,080円
バーベキューグリル 550〜1,100円 3,850〜7,700円
タープ・サイドオーニング 550〜1,100円 3,850〜7,700円
ポータブル電源 1,100〜2,200円 7,700〜15,400円
寝袋・毛布 330〜660円 2,310〜4,620円

キャンプ用品を持参しない場合、7日間のレンタルでチェア+テーブル+グリルだけで約10,000〜20,000円が加算されます。頻繁に使うものは購入か持参でコストを抑えることもできます。

Wi-Fiルーター

  • 1日あたり:550〜1,100円程度
  • 7日間:4,000〜8,000円程度

SIMカードを持参するか、スマートフォンのテザリングで代用する方法もあります。地図アプリや予約確認に使う程度なら、テザリングで十分な場合がほとんどです。

オプション込み総額シミュレーション比較表

同じ7泊8日の旅行でも、選ぶ構成によって追加費用の総額は大きく変わります。3つのパターンで比較しました。

費目 ミニマム構成 スタンダード構成 フル装備構成
免責補償料(7日) 7,700円 11,550円 38,500円
NOC対策(保険追加等) 0円 5,000円 10,000円
ガソリン代(700km) 7,300円 9,200円 12,100円
有料道路 2,000円 5,000円 10,000円
キャンプ場(7泊) 10,500円 21,000円 35,000円
温泉・入浴(7回) 3,500円 4,900円 5,600円
チャイルドシート(1名・7日) 0円 2,310円 3,850円
キャンプ用品レンタル 0円 7,000円 20,000円
Wi-Fiルーター(7日) 0円 4,000円 7,700円
追加費用合計 31,000円 69,960円 142,750円

ミニマム構成は、免責補償料が低い事業者・キャンプ道具持参・道の駅中心で宿泊するケースです。スタンダードは一般的な家族旅行の想定で、フル装備はすべてのオプションを事業者からレンタルし高額な事業者を選んだケースです。

レンタル基本料金にこの金額が乗ります。バンコンの基本料金が7泊で80,000〜150,000円程度なので、追加費用を含めた総額では110,000〜290,000円の幅があることがわかります。比較するときは必ず追加費用込みで計算してください。 「基本料金が安い」だけで選ぶと、免責補償料とオプションで逆転するケースは珍しくありません。事業者を横並びで比較するときは、旅のスタイルに合わせて3つの費用カテゴリ(保険・走行・宿泊)をすべて試算した上で判断するのがおすすめです。

予約前に必ず確認すべき費用チェックリスト

以下のポイントを事業者に確認してから予約すると、後から「こんな費用があったのか」という事態を防げます。

保険・補償まわり

  • 免責補償料は1日いくらか(必須)
  • NOCは別途かかるか。かかる場合の金額は
  • NOC込みの保険プランが用意されているか
  • 加入しない場合の事故時の自己負担上限額はいくらか

走行・返却まわり

  • 距離制限はあるか。ある場合は1日あたり何km、超過料金は1kmいくらか
  • ガソリンの返却方法(満タン返し・現地精算など)
  • 乗り捨て対応の有無と料金
  • 深夜・早朝の受け取り・返却に追加料金があるか

設備・オプションまわり

  • チャイルドシート・ジュニアシートのレンタル可否と料金
  • ペット同伴可否と追加クリーニング料
  • キャンプ用品・Wi-Fiのレンタル有無と料金
  • 電源(外部電源接続)への対応可否

その他の費用

  • 予約キャンセル料の発生タイミングと金額
  • 返却時の清掃が不十分だった場合の追加クリーニング料
  • 傷・汚れの事前確認方法(受け取り時の写真撮影など)

受け取り時には車両の状態を写真・動画で記録しておくことをおすすめします。既存の傷や汚れを事業者と一緒に確認してから出発することで、返却時のトラブルを防げます。

追加費用を把握した上で北海道の事業者を料金・車種・条件で比較したい場合はこちらが参考になります。

よくある質問(FAQ)

Q. キャンピングカーレンタルで一番見落としやすい追加費用は何ですか?

免責補償料です。1日あたり1,100〜5,500円と事業者間の差が大きく、7日間では7,700〜38,500円もの差が出ます。必ず合計額で比較してください。

Q. NOCと免責補償料はどう違いますか?

免責補償料は事故時の車両修理費の自己負担を一定額に抑えるための費用です。NOCは修理期間中に車両を使えなくなった事業者への営業補償です。免責補償に加入していてもNOCは別途請求されるケースが多いため、両方の条件を確認してください。

Q. ガソリンはどう精算しますか?

多くの場合、返却時に「満タン返し」です。返却前に近くのスタンドで満タンにして戻すか、事業者が指定したスタンドで補充します。精算方法は事業者によって異なるため、受け取り時に確認しておくと安心です。

Q. 北海道でキャンピングカーが泊まれる無料の場所はありますか?

道の駅の駐車場は多くの場所で無料で車中泊できます。ただし長期滞在や発電機の使用は禁止されており、あくまで通過・休憩目的での利用が前提です。電源や給水設備が必要な場合はRVパークを使ってください。

Q. ペットを連れて北海道をキャンピングカーで旅できますか?

ペット同伴に対応している事業者は一部あります。ただし追加のクリーニング料(5,500〜16,500円程度)がかかるのが一般的で、ペットの種類や頭数に制限を設けている事業者もいます。予約前に事業者へ直接問い合わせて確認してください。

Q. 追加オプションは当日でも頼めますか?

チェアやテーブルなどの用品は当日対応できる事業者もありますが、在庫がある場合に限ります。チャイルドシートや特定の装備は事前予約が必要です。受け取り前に確認しておくと確実です。

Q. 乗り捨てはどこの事業者でも対応していますか?

乗り捨てに対応している事業者は限られています。新千歳IN・函館OUTなどのルートを検討している場合は、予約前に対応の有無と追加料金を確認してください。

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著者情報

コンテンツ作成日: 2026-06-10 / 最終更新日: 2026-07-14

執筆・監修: 北海道キャンピングカーレンタル事務局

確認方針: 公式情報優先 / 不明値は断定しない / 変更は順次更新

北海道キャンピングカーレンタル事務局

北海道キャンピングカーレンタル事務局は、北海道内のキャンピングカーレンタル情報を調査・比較・発信する専門メディアです。新千歳空港・帯広空港をはじめとした主要エリアのレンタル会社、車種、料金、利用条件を実際の調査データをもとに整理し、初めての方でも安心して選べる情報提供を行っています。

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